トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス2019/06/27 15:34

 秩父宮に行ってきた。今年は、秋にワールドカップがあるため、トップリーグは変則的な形で行われます。まず、日程が秋から冬ではなく6月から8月ということ、トップリーグ16チームに下位リーグのトップチャレンジリーグの8チームを加えた計24チームを4つのプールに分けて、それぞれ総当たり戦を行い、各プールの首位のチームがプレーオフの準決勝に進むという形になってます。という事で、プール戦で1位にならないと当然ながらそこでシーズン終了ということになり、1戦1戦が大事ってことになります。あっ、そうそう、年明け1月から5月にもリーグがあるんだよね。Super Rugbyとも日程が重なっているので、会場とかどうするんかなぁ。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 この日は、プールBのNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと東芝ブレイブルーパスの試合。東芝は2018年シーズン調子が上がらず、まさかの11位、一方、NTTコムは結構調子が良くて5位という結果でした。NTTコムが昨年の勢いを維持できているか、東芝がどこまで復調しているかが、この試合の見所だと思います。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 両チームともボールを動かし続けること、サポートし続けることを意識していて、キックオフからスピーディーで締まったいい試合でした。だれた時間帯も無く、80分があっというまでしたね。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 強かった時の東芝のディフェンスが戻ってきました。特に、李選手、2人の山本選手の3列のディフェンスがよかったですね。あと、ロックの梶川選手、小瀧選手の動きが調子が良かった頃のものに戻っていたのが良かったですね。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 東芝は、アンストラクチャーな状態になったときの反応の速さと個人技で前半で4トライ取れたのがよかった。個人技では、特にウイングのナイカブラ選手のランと、同じくウイングの宇薄選手のディフェンスが良かったです。
 というか、この日は東芝のディフェンスの勝利って感じでした。とにかく走る、そして間合いを詰める、あと、激しく当たる、この3つについての意識が統一されていたと思います。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 一方のNTTコムも悪くなかったんですけどね、素早いパス回しと前に出る意識、相手がこの日の東芝じゃなかったら楽勝だったかもしれません。でも、この日の東芝のディフェンスのプレッシャーで、NTTコムの攻撃がことごとくミスで終るという、悪いスパイラルにはまってしまってました。ノットリリースで終るとかじゃなくて、ノッコンで終るっていう場面が多かったですもんね。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 あと、NTTコムはチャンスとピンチの時の動きが悪かったですね。裏に蹴られたときの戻りのスピードが今一だったり、後半の東芝のワンバイク選手のトライ、最後、詰められたのに詰めずにゴールポスト側に回り込まれたり、細かいミスというか、基本のプレーを疎かにしている感じが見られました。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 秩父宮FMのゲストだった今泉さんも、その当たりことをしきりにおっしゃられてました。「東芝は前に詰める意識が高い」「NTTコムはピンチの時の戻りの意識が低い」ってね。
 そういえば、ノーサイドのきっかけになったNTTコムの最後のキック、あれはないよなぁ。それも、最後まで諦めず攻めきるって意識が欠落してたんじゃないかな...。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 前半の7対24の劣勢を24対31と、あと1トライ1ゴールの7点差まで後半で詰めたんですけどね。NTTコム、前半に点をとられ過ぎでした。
 試合後のグリーティングの時のキャプテンの金選手の顔、無茶苦茶、悔しそうでしたからね。そういえば、金選手、ラインアウトのジャンパーになったり、ポイントからの球出しだったり、ライン参加だったり、もちろんタックルも八面六臂の動きだったんですけどね...。
 試合を通して、NTTコムはバタバタした印象でした、一方で東芝は落ち着いていていつもどおりって感じでしたね。その中でも、NTTコムはパナソニックから移籍した山田選手がベテランの味というか、いいプレーを見せていました。フッカーの三浦選手のトライに繋がる一連の攻撃の起点になった東芝のハリス選手のキックパスへの働き掛けは、その後のチームの動きに少なからずいい影響があったんじゃないかなぁ。
 NTTコム、次節は宗像サニックス戦、切り替えて勝って欲しいです。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス
 試合後のNTTコム金選手と東芝の大野選手。大野選手は、今年41歳、リザーブでの出場でしたが、タックルとワークレートの高さはさすがでしたね。この方、いったいいくつまで現役続けるのかな?
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス

 NTTコムのマスコット、メグたん。今年からオフィシャルサポーターになったそうです。まぁ、カワイイけど、額の複眼みたいなところが気になる...ここ、なんとかならなかったんかな?
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス ―
 ワールドカップ開幕までに100万人にカウンターのボタンを押してもらうっていうイベントやってたのでボタン押してきた。
トップリーグカップ2019 プール戦 第1節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvs東芝ブレイブルーパス ―
 自分で12,546番目、100万人までまだ結構あるぞ...頑張って集めないとね、ということで、このボール見かけたらボタン押してね。