メイキング2023/07/18 07:56

 「リバー、流れないでよ」本編を観たので、やっと、クラファンで送られてきたメイキングDVDを観ることに。

 ヨーロッパ企画さんのBlu-rayやDVDには、いつもメイキングがついているので、劇が出来上がっていく状況や、映画の撮影の状況を観ることができるのですが、今回のは、マジで面白かったですね。
 長まわしの2分の繰り返し、さらには、1つのシーンを数テイク撮っていくっていうことの繰り返し、その中で、時間を微調整するために演技やセリフをその場で修正していくっていう劇団ならではの対応が垣間見られて面白かったです。
 そして、10年に一度っていう歴史的な大寒波による撮影中断の様子だったり、その天候の変化も味方につけていく柔軟さだったり、ヨーロッパ企画ならではの良さもさることながら、記録映像としても見ごたえのある作品?になってました。映画を観た人には是非みてもらいたいですね。

 いや、マジ、クラファンで支援してよかったです。

 ところで、ヒヨコ、本編にも映ってるのかな...もう一回観に行かないとだなぁ...。

 そうそう、映画を観に行った時、完売で買えなかったプログラムも無事入手できました。
メイキング
 読み物としても面白い1冊になってます。

 やっぱ、ヨーロッパ企画、面白いや、

映画観てからだよね2023/06/29 07:44

 クラウドファンディングで支援したのすっかり忘れてたよ...。
映画観てからだよね
 ヨーロッパ企画さんの劇場映画第2弾の「リバー、流れないでよ」のクラファンで支援していたのまるっと忘れてました。一週間くらい前にトリウッドさんから荷物が届いて思い出しました。入っていたのは、お礼のお手紙と、脚本の上田さんと、監督の山口さんのメッセージが書かれたポストカードと、映画のメイキングDVD。
映画観てからだよね
 映画、面白かったですねぇ...ドロステのときみたいにリピートしようかな。ということで、やっとDVDも観る事が出来ます。あのシーンこんな感じで撮ってたのねってとこ楽しみたいと思います。

 ところで、映画面白いから、ぜひ観にいってね...宣伝か。

A TOKEN OF HIS EXTREME2020/10/20 07:54

 買おうかなって言ってから一年経っちゃった...。

 ZAPPA師匠のビデオ”A TOKEN OF HIS EXTREME”やっと手に入れた。ん~、何で買ってなかったんだろう?
A TOKEN OF HIS EXTREME
 今回、HALLOWEEN 81を買って、このCDに収録されているステージが1981年のハロウィンコンサートで、そのステージのビデオの”THE TORTURE NEVER STOPS”を引っ張り出して観たんだけど、そのときに師匠のビデオを整理して、このビデオを買ってないのを思い出したんだよね。ということで、Amazonでポチした、最近は、Amazonでも師匠の商品が結構充実してるんだよね...一時期はどこにも売ってなくて探すのに苦労したもんです。

 ビデオに収録されているのは、1974年のThe Mothers Of Invention、メンバーはZAPPA師匠がギターと歌、歌とテナーサックスがNapoleon Murphy Brockさん、キーボードとボーカルがGeorge Dukeさん、パーカッションのRuth Underwoodさん、ベースがTom Fowlerさん、ドラムスがChester Thompsonさんという布陣。このメンバーの演奏も抜群ですよね。アルバムでいうとOver-Nite Sensation(1973)、Apostrophe (')(1974)、Roxy & Elsewhere (1974)、One Size Fits All(1974)のころで、思いっきり油が乗ってるときだよね、で、You Can't Do That On Stage Anymore Vol. 2. The Helsinki Concert(1988) っていうコンサートを丸々収録したアルバムも師匠が存命の間にリリースされてたよね。前にも書いたと思うけど、師匠、この頃のThe Mothers Of Invention好きなんだよね。
A TOKEN OF HIS EXTREME
 で、ビデオの中身は、The Mothers Of InventionとBruce Bickfordさんのクレイアニメーションとで構成されてます。
01 The Dog Breath Variations / Uncle Meat
 頭から、Bruceさんのアニメと演奏が重なってるので、演奏だけみたいって人には残念な感じかも...でも、演奏はバッチリ、ZAPPA師匠のスティックさばきも観られます。
02 Montana
 この曲は、演奏中心ですね。ギターソロに入る前に師匠がタバコを投げるのがカッコいいんだけど、時代だよね...今なら絶対無理だな...もちろん、ソロもカッコいいよ。そういえば、Tomさんのベースがプレベじゃなくてアレンビック(だと思う)なんだけど、音がタイトで自分は好き。
03 Earl Of Duke
 GeorgeさんのFinger Cymbalで始まる曲。っていうか、Georgeさん結構、雑に叩いてたのね...スティックがたまにマイクに当たってたwww。Georgeさん大活躍、おしゃれなエレピのソロから始まって、アバンギャルド(これ死語かな?)なシンセサイザーのフリージャズ、で、バンドのカッコいいアンサンブルから、最後は再びシーケンサーによるフリーな感じで、最後も軽快なジャズで締めると...いろいろ盛りだくさんな曲。
04 Florentine Pogen
 アルバムOne Size Fits Allに収録されている曲。ドラムのイントロが妙にカッコいい。この曲は、パーカッションのRuthさんが大活躍だな。とにかく、忙しくパーカッションのセットの中を動き回ってる姿を見ることができます。師匠のギターソロもカッコいいんだけど、映像が映らないのはなぜなんだろう?あと、Chesterのゴリラがカワイイぞ。
05 Stink-Foot
 師匠のソロがカッコいいんだけどな...ソロの途中で、”BEYOND THE FRINGE OF AUDIENCE COMPREHENSION(聴衆の理解の限界を超えて)って出て、いきなり切れるのなんかね...
06 Pygmy Twylyte
 この曲もRuthさんとChesterさんが大活躍、師匠はやっぱリズム楽器好きなんだね。で、ギターソロもカッコいいんだけど、師匠とTomさんのユニゾンのところで同じポーズをとるのなんかカワイかった。師匠も若いときはお茶目だったのね。
07 Room Service
 Napoleonさん大活躍の曲。師匠とのルームサービスの寸劇、英語がちゃんと理解できたらきっと面白いんだろうなぁ。
08 Inca Roads
 いや~、カッコいいの一言だね。Georgeさんのボーカルに終盤のキーボードソロ、極めつけは師匠の長尺のギターソロ、そして、そのソロのバックのベースライン、もう文句のつけようの無い一曲。
09 Oh No / Son Of Orange County
 NapoleonさんのOh Noいいな、歌美味いしなぁ...Georgeさんとのハモリなんて最高だ。
10 More Trouble Every Day
 84年以降の高速バージョンもいいけれど、自分はこのくらいのテンポのほうが好き。これのギターソロもカッコいい。
11 A Token Of My Extreme
 Joe's Garageの曲、もうこの時点で出来てたのね...。やっぱ、おしゃれだな。
A TOKEN OF HIS EXTREME
 カッコいいんだけど、良く考えたらThe Dub Room Specialの1974年バンドの映像長い盤だね。まぁ、カッコいいからいいけど。

 ところで、今回Amazonで買ったんだけど、輸入盤でリージョンが1だった(アメリカとかのやつね)、日本はリージョン2、ん~、いちいち切り替えるの面倒だよなぁ。ちなみに、Media Playerは4回までしか切り替えないって出たんでどうしようかなぁ...。

来てけつかるべき新世界2020/10/07 07:29

 先月の中ごろ、ヨーロッパ企画さんのYOUTUBE LIVEの『第35回公演「来てけつかるべき新世界」をみて話す』を見て買っちゃいました...プロモーションにうまく乗せられちゃった。メンバー(中川晴樹さん、土佐和成さん、藤谷理子さん)のサイン入りってところにも、後押しされちゃったんだけどね。
来てけつかるべき新世界
 今回は、大阪の新世界を舞台にした近未来もの。自分は新世界に行ったこと無いんだけど、こんなイメージなのかな?昔ながらの路地裏の商店街って感じを舞台に、ドローン(第1話)、ロボット(第2話)、AI(第3話)、VR(第4話)、最後は意識とネット世界の融合というトランセンデンスの世界(第5話)と、近未来に来るであろうテクノロジーをテーマにしたお話。ヨーロッパ企画さんの劇は、タイムマシンドロステと時間をテーマにした作品しか見ていないので、むっちゃ新鮮でした。というか時間ものだけじゃないのよね、当たり前だけど...。もちろん、新世界が舞台なので、通天閣、将棋、串かつ、ビリケンさん、そして、おっさんと大阪がてんこ盛りでした。
 
 時間もののようなトリッキーな仕込みは無いけど、伏線の張り方とか絶妙ですね、さすがヨーロッパ企画さんです。とにかく面白いの一言、しかも、ちょっと人情話もあったりして、ただのコメディーじゃなかった。
来てけつかるべき新世界
 DVDのおまけ映像も充実してます。新大阪をメンバーで訪れるエピソード0もただのドキュメンタリーじゃなくて作品に繋がる演出がされてたし、第3.5話では自動運転の世界をテーマにした小品、とにかくサービス精神旺盛です。トークショーも面白いんだけど、特に音楽を担当されているキセルさんの、上田さんの脚本を先読みして音を納品するって話が面白かったな。

 ん~、ヨーロッパ企画さん、やっぱ面白い、これまでの公演の映像も追いかけちゃいそうだな...。

サマータイムマシン・ブルースとワンスモア2020/07/24 07:13

 「ドロステのはてで僕ら」を観たあとで、ヨーロッパ企画さんのことをいろいろ調べてて、一昨年に「サマータイムマシン・ブルース」の再演と、その続編の「サマータイムマシン・ワンスモア」の公演があって、それを収めたDVDがあったのを発見。 「サマータイムマシン・ブルース」は、自分にとってヨーロッパ企画さんの原点の作品なので、即、買っちゃいました(ところで、ポチしたあとにBlu-rayもあったのに気が付いた...Blu-rayにすればよかった...)。
サマータイムマシーン・ブルースとワンスモア
 「サマータイムマシン・ブルース」は、映画だと場面が変わるのですが、公演はどうなってるのかなと思ったら、舞台は固定なんですね。で、その中で現在と過去(といっても一日前ですけどね...細かくいうと学校の建つ前の沼だった時代もあるんだけど)を衣装変え(早着替え)で表現するっていうの発想が面白いですよね。
 自分は映画から入ったので、その面白さのまんまの舞台だったので楽しく見られました。で、このDVD、舞台の様子を観ながら、おまけで出演者のコメントを聞くことができて、過去の公演のエピソードなんかの話が聞けるのですが面白かったですね。まぁ、ちょっと、内輪受けって感じのところもありましたけどね。

 パワーアップしてました「サマータイムマシン・ワンスモア」。
 登場人物が増えているってこともあるけど、設定も、時間の移動も複雑で、合わせて笑いのポイントも...17年の歳月は伊達じゃないですね。とにかく笑わせてもらいました。
 田村くんの家族の秘密とか、いろいろ種明かし的なこともあったし、最後に振り出しに戻る展開もね、とにかくてんこ盛りの内容でした。ん~、生の舞台見たかったなぁ、DVDで観られたから良いって言えばいいんだけど、ホント、生で観たかった...。ところで観た後によくよく考えたら、木暮さんのウナギの研究、3年前に戻ったということは、その間、二人いることになるんだけど、それって矛盾にならないのかな??最終的につじつまが合ったからいいってことだね。
 おまけのコメントも「ワンスモア」の方が製作裏話的で面白かったですね。
サマータイムマシーン・ブルースとワンスモア
 172分に及ぶ特典として、公演のメイキングやトークショー、札幌公演のドキュメンタリーが入ってるんだけど、舞台裏が見られるのはDVDのよさですねぇ、本当に楽しめました。

 この間も書いたけど、生の公演見てみたいですねぇ...。