彼女ふたたび ― 2023/04/30 07:31
東京ミッドタウン日比谷へ行ってきた。
先日終了した江口寿史先生の展示会「東京彼女」で、最終日に追加展示された書下ろしの「日比谷仲通り」を見たかったんだけど、28日から5月7日までの間、追加展示されているっていうので、やっぱり実際に見てみないとね。

東京ミッドタウン日比谷の正面を背景にした作品。江口先生といえば、カワイイ女の子ってイメージだったんだけど、この作品の彼女は背中向き。江口先生曰く「顔を描かずに女性の色気を表現する」試みの作品なんだそうな。確かに、この後姿はカワイイわな。

ということで、帰りに同じアングルで実際のミッドタウンの前を撮ってきた。

もうちょっと、後ろからでしたね...。
ここを通るたびに、この作品のことを思い出すんだろうなぁ...。
そうそう、GW中、7日まで開催されてるので、お時間のある人はぜひ。「東京彼女」の会場と同じミッドタウンの6階で無料で見られますよ。
彼女 ― 2023/04/23 07:05
大好きなイラストレーター?漫画家?の江口寿史先生のイラスト展「東京彼女」を観に東京ミッドタウン日比谷に行ってきた。

昨年も今頃、渋谷にレコードジャケットのイラスト展を観にいってたんだよね。

ちなみに、今日の19時までなので、時間のある方はぜひ観にいってくださいな。

で、これまで割りと小さな会場での展示しか見てこなかったので、今回の展示にはびっくり、そして圧倒されました。
まずは、本会場に入る前に4枚の2畳くらいのサイズのキャンバスに描かれた画。説明を読んだら、これまでの展示会でライブドローイングした作品なんですね。画帖サイズの下書きを元に鉛筆で下書きをして、マッキーで仕上げた作品。このサイズに、この完成度、そしてカワイイ女の子、すばらしいの一言です。

会場に入るとセゾンカードの宣伝の彼女がお出迎え。このほかにも等身大のパネルがたくさん。いや、パネルだけじゃなくて、これでもかってくらい大量な作品が展示されてました。上にも書いたけどそのボリュームたるやマジでスゴすぎ!マジ、圧倒されました。

とにかく、壁に作品がびっしり。しかも、すべてカワイイ女の子、「東京彼女」のタイトルも伊達じゃないよね。しかも、写真も撮り放題なんだな...家に帰って枚数数えたら100枚は超えてたよ。

この大きなタペストリーも圧巻。

そして、出力のキャンバスアート。街と女の子も良いですよね。女の子の描写だけじゃなくて、緻密な背景も江口先生の真骨頂だと思うんだよね。

今回の展示には、手描きの原画、データ完成稿の出力、手描き作品の複製、手描きの素描、下絵が展示されていて、それぞれの作品を見ることが出来ました。その1枚1枚が本当に貴重な作品だと思います。

江口先生のイラストの女の子、顔もカワイイんだけど、それだけじゃなくてファッションもしぐさ(ポーズ)もカワイイよね。女の子のカワイイを切り出すのが上手すぎる。

今回の目玉はこの作品かな。カラートーンで仕上げた原稿。トーンってシールみたいなものを貼るんだけど、よく観るとちゃんとトーンを貼った分、厚くなってるのがわかるんだよね。今は、デジタルで着色できるけど、昔はこうやって、カラートーンを切り貼りするか、マーカー(コピック)で塗るしかなかったんだもんね。

そして、もうひとつ「ストップ!!ひばりくん!」の表紙画の原稿。連載開始が1981年だから40年以上前の原稿ってことだよね。これはマジ、貴重だし、当時、少年ジャンプの連載読んでたから涙ものだよね。正直、見ていて体震えたもんね。

最近の作品という意味では、昨年放送された江口先生がキャラクターデザインを担当されたアニメ「サニーボーイ」の登場人物の希と瑞穂のデザイン画。この二人もカワイイよね。

大滝詠一さんのアルバム「A LONG VACATION」の40周年記念盤の発売時のポスターのイラスト。江口先生のほかにわたせせいぞうさん、久米田康治さん、本秀康さんのイラストがあるんだけど、自分は、やっぱり江口先生のイラストですね。ロンバケのイメージって、白い砂浜と女の子なんだよね...。

いやマジ、尊いや...ホント江口先生の女の子カワイイよね。画集のstepの続編も出るようなので、それも買おうと思う。

お土産でTシャツも買っちゃった。

また、Tシャツばっか買ってって言われちゃうな...。でも、カワイイでしょ、このイラスト。
カラクリ ― 2023/04/21 07:00
今回は『現代カラクリ』のタイトルで、からくり作家のK.$uzukiさんとのコラボ展示でした。

4畳半程度のスペースの真ん中にテーブルがあって作品が展示されてました。

BBコリーさんの作品は、電子系の作品が多くて(細かい紙細工やイラストの作品もスゴイんですよ。ちなみに、知り合いになる前にTwitterでお菓子のパッケージで精巧なショベルカーを作ったり、透明なフィルムで本物そっくりなパッケージのコピーを作ったりしているのを見て世の中にはスゴイ方がいるんだなって思ってたんだよね)仕組みもスゴイんだけど、そのアイデアの独創性というか発想が面白い。

これは、お金で時間を買える時計「タイムisマネーATM」。どういう作品かというと、コイン投入口にお金(もちろんコインね)を入れると1円1分、時計の時間が戻るというもの。下の動画は、10円入れて10分時間が戻るところですね。1日の時間が足りないという人もお金があれば、時間を買える(戻せる)ってことなんですね。
この発想スゴすぎない?

で、こちらは、時間の進み具合を操作できる時計「ツイスタイマー」。メトロノームのリズムで時間を刻む時計です。

上の動画のように早く進めたり、下の動画のようにゆっくり進めることが出来ます。これで、実際に時間戻せたり、進み方を変えたり出来るとドラえもんの道具みたいだね。

デジタルな砂時計の「時場」。30秒計なんだけど、落ちてくる砂でデジタルで時を表示する砂時計って、説明を書くだけでいったい何?って感じだよね。いや、マジそれにしても発想がスコすぎるよ。

ここからは、K.$uzukiさんの作品。K.$uzukiさんの作品は、ギアを組み合わせて複雑な動きをするオブジェですね。これは、「ホムンクルス」という作品で、スイッチを入れると二つの目玉がクルクルと回るもの、目玉の動きがキモカワイイ。

こちらは「歯と花のからくり」。歯車の葉?歯?がパクパクと動いて、赤い花がゆっくり開くもの。歯車の造形美がすばらしい。

この作品を動かすことは出来なかったのですが、その造形美がマジすばらしい。ちなみに、ハンドルを回すと5つの花がそれぞれの周期で開いたり閉じたりするそうな。ちなみに、タイトルは「秩序ある無秩序」。斜めに組み合わせた歯車もちゃんと機能するってことを表現しているとのこと。

異能なお二人の作品、K.$uzukiさんの緻密で様式美の作品と、BBコリーさんのデジタルなのにユーモアのある作品のコントラストも面白いですね。
ぜひ、Twitterをフォローして、展示があるときに実物を見てもらいたいと思います。
まぁ、記念だからね ― 2023/01/08 07:26
注文していた荷物が届きました。

昨年末に観にいった特撮のDNAの仮面ライダーBLACK SUN展のイベント公式フォトブック。

会場の様子の写真集です。ちょっと、写真の枚数が少ないし、情報量もいまひとつだけど、まぁ記念ってことで。

いつもなら、会場で購入できてたんだけど、今回は予約販売の通販、定価1,650円で送料と事務手数料が990円で合計2,640円。特撮のDNAのいつもの図録と比較すると割高なんだよなぁ...とはいえ、まぁ記念ってことで。
いや、写真はカッコいいんですよ...。
祝 新作! ― 2022/11/30 07:54
先日、新作の製作の予告がありました「GAMERA -Rebirth-」、ガメラ好きにとっては、嬉しいお知らせですよね。ホントだったら映画館で観たかったけど、まぁ、Netflixでもいいかな...。
ということで、GⅢガメラとイリス。京都駅のバトルシーンのジオラマです。こういったジオラマ、もっと展示して欲しかったな...。

バニシングフィストガメラですね。この強面の顔、嫌いじゃない。

イリスの完全体は、美しいし、カッコいいな。

ジオラマはいろんな角度で撮って楽しめるからいいよね。

下から見上げるようなシーンもカッコいいよね。

イリスの背中越しのガメラ、これもカッコいいでしょ。

語彙崩壊してるなwww。
ガメラの新作、マジ待ち遠しい。