2024年のアルバム ― 2024/12/31 07:13
今年も例年のようにこの1年に入手したアルバムとシングルを並べてみた。
今年は59枚、シングルが少なかったので例年に比べると少な目ですね。
今年は、一昨年に鬼籍に入られた坂本龍一さんの初期の作品や、同じく高橋幸宏さんが在籍していたSADISTICSさんのアルバムと高校生から大学生のころに聴いていたアルバムを再入手したりしてました。どれも、40年以上前の作品だけど、今
聴いてもカッコいいと思う。40年前といえば、ボブ・マーリーさんの伝記映画のサントラも懐かしく聴けました、映画も面白かったしね。ベテラン勢といえば、ZAPPA師匠の発掘音源だったり、78歳にしていまだ現役バリバリで、ロックからジャズまで幅広く活躍されているTony Levinさんの新譜も良かったですな。
あとは、いつものごとくNeko Hackerさん(関係者も含むね)、水曜日のカンパネラさん、ichikaさん、tofubeatsさん、Wulfpeckさんの関係者(Cory Wongさんとかね)が中心でした。新生KMNZのリリースがあったのもうれしかったですね。







さて、来年はどんな出会いがあるのかな...たくさんの音を楽しみたいですね。
Bringing It Down to the Bass / Tony Levin ― 2024/09/26 07:10
自分のTony Levinさんの初体験は渡辺香津美さんのTOCHIKAでした。ユニコーンで聴けるMarcus Millerさんのカチッとしたベースも好きだけど、Cokumo Islandのフレットレスベースのフレーズとサムピングがカッコよかったですよね。で、カッコいいベースを弾くオジさんだなって思っていて、きっと、フュージョン系のベーシストなんだろうなって思っていたら、次にお会いしたのが、なんとKING CRIMSON!?例のElepahnt Talkで聴けるSTICKでした。フュージョンだけじゃないのね、ロックもできて、ベースだけじゃなくてSTICKも弾くのねってビックリしたんだよね。で、次はPeter GabrielさんのSledgehammer、ミュージックマンのスティングレーベースを弾く姿もカッコ良かったですよね。
で、1990年には、復活したYESの対抗バンドAnderson Bruford Wakeman Howeの(対抗って言ってるけど、Jon Andersonさんは両方のバンドで歌ってるんだよな)来日公演で生で演奏する姿を拝見するに至りました。あの時、指にドラムスティックみたいなパーツをはめて、速弾きしていたのが印象的でした。

で、そのTonyさんのソロアルバムがリリースされるって、XだったかなのTLに流れてきたので、早速予約してダウンロードした。アグレッシブな演奏は健在で、78歳の年齢を感じさせないプレーはカッコいいの一言。自分もベースを弾いていたので好きなベーシストたくさんいるけど、Tonyさんもその一人です。
収録されているのは、以下の14曲。
01 BRINGING IT DOWN TO THE BASS
Drums: Manu Katche、Guitar: (solo) Dominic Miller、Keyboard: Pete Levin、Trumpet: Chris Pasin、Alto sax: (solo) Alex Foster、Baritone sax: Jay Collins、Bass: TL
Tonyさんのベースパターンで始まる曲、ちょっと、レゲエっぽい(ホーンの入り方はレゲエっぽい)けど、これレゲエじゃないよね。Manuさんのタイトで、ちょっと不思議な変拍子っぽい(変拍子じゃないよ)ドラムがカッコいい曲です。ショートバージョンでカワイイアニメーションのMVがYOUTUBEに公開されているので、観てみてね。
02 ME AND MY AXE
Drums: Jerry Marotta、Guitar: Steve Hunter、Keyboards: Larry Fast, Pete Levin、Bass: TL
スローなバラードですね。ちょっとファズのかかったベースで弾くテーマがカッコいい。
03. ROAD DOGS
Drums: Jeremy Stacey、Keyboard: Pete Levin、Bridge rhythm touch guitar: Markus Reuter、Bass, Cello, Stick, Vox: TL
一転、ゴリゴリのロック。stickのパターンがカッコいいし、ベースのテーマメロディもカッコいい(美しい)です。
04 UNCLE FUNKSTER
Drums: Vinnie Colaiuta、Stick: TL
ドラムスのVinnieさんとのStickによるデュオ、変態ドラマーと変態ベーシストの対決ですな。それにしてもカッコよすぎる、もうすぐ80歳。
05 BOSTON ROCKS
Drums: Mike Portnoy、Guitar: Earl Slick、Keyboard: Gary Husband、Stick, Vox: TL
静かなポリリズムのフレーズで始まる曲、で、一転、激しいビートの嵐、ちょっとクリムゾンぽい曲です。Earlさんのアグレッシブなギターソロがカッコいい。
06 ESPRESSOVILLE
Drums: Steve Gadd、Guitar: Joe Caro、Keyboard: Pete Levin、Bass: TL、Trumpet: Josh Shpak、Trumpet: Chris Pasin、Trombone: Don Mikkelsen
Gaddさん、Tonyさんのルームメイトだったんですねぇ、今回、Tonyさんのこといろいろとググって初めて知りました。
5分弱の曲だけど、ロックで、フュージョンで、プログレな曲です。Tonyさんのフレットレスベースソロがカッコいいし、Joeさんのギターソロもカッコいい。
07 GIVE THE CELLO SOME
Drums: Jerry Marotta、Organ: Pete Levin、NS Cello, Bass, Vox: TL
Peter Gabrielさんのバンドで一緒のJerryさんがドラムを叩く、ロックな曲。お兄さんのPeteさんのオルガンもカッコいい。ギターみたいな音は、エレクトリックチェロなのかな?
08 SIDE B / TURN IT OVER
Vox and bass: TL
KING CRIMSONのThree Of A Perfect PairのCDにオマケで入っているThe Other Side The King Crimson Barber Shop / ザ・キング・クリムゾン・バーバー・ショップみたいな感じのボーカル主体(アカペラ)の曲です。
09 BEYOND THE BASS CLEF
Violin: L. Shankar (Shenkar)、Keyboards: Gary Husband、Oboe, English horn: Colin Gatwood、Stick, Cello, Bass: TL
ちょっと、環境音楽っぽい、不思議な雰囲気の曲。Shenkarさんのバイオリンがちょっと、インド音楽っぽさを醸し出してます。Vinnieさんといい、Shankarさんといい、ちょっとZAPPA師匠に関係する方が参加しているのは嬉しいですね。
10 BUNGIE BASS
Drums: Pat Mastelotto、Guitar: David Torn、NS Bass, Cello: TL
クリムゾンで一緒のドラマーPatさん参加の曲。Patさんのパーカッションのようなドラムはクリムゾン時代を彷彿させますね。
11 FIRE CROSS THE SKY
Stick, Vox: TL
Stickの弾き語りですね...って、Stickで弾き語るやついるんやね。
12 FLOATING IN DARK WATERS
Soundscape: Robert Fripp、Percussion: Jerry Marotta、Steinberger bass: TL
フレットレズベースが印象的な曲、Fripp翁がサウンドスケープを担当してます。
13 ON THE DRUMS
Vox: TL
これは、正真正銘のアカペラです。Tonyさん、歌上手だし、歌うの好きなんだよね、きっと。歌詞、なんか意味があるのかと思ったら、ご自身が共演したことがあるであろうドラマーの名前の連呼でしたね。自分が把握できたドラマーはこんな感じ、Jerry Marotta、Omar Hakim、Nick Mason、Alan White、Peter Erskine、Andy Newmark、Steve Gadd、Steve Smith、Steve Ferrone、Chad Wakerman、Steve Jordan、Terry Bozio、Phil Collins、Bill Bruford、あとは聴き取れなかった...MVで確認できるので観てみてね(2024/10/6追記)。
14 CODA
Cello: Linnea Olsson, & Bess Brydolf (in utero)、NS Bass, Piano: TL
チェロとベースのアンサンブルがカッコいい、アルバムの最後を飾るのにふさわしい曲です。
とにかくバラエティに富んだ、そしてカッコいい曲のたくさん詰まった1枚です。
50周年 ― 2024/09/24 07:09
Zappaさんがブリブリにロックしていた頃のアルバムApostrophe (')の50周年エディションが発売になりました。ということで、今回もダウンロード。George Dukeさん、Napoleon Murphy Brockさん参加で、FunkyでBlackなところが出てきたとはいえ、このアルバムはかなりロック寄りのアプローチをしていたと思います。で、このエディションに収録されているライブの音は同時期の演奏よりかなりロック色が強いですね。80年後半の円熟味の得る演奏もいいけど、ZAPPA師匠、34歳、勢いがあるこの頃の演奏いいですよね。

Disc 1
Disc1は、オリジナルアルバムの音源とアウトテイク、別ミックスが収録されてます。Apostrophe'のZappa師匠とJack Bruceさんのブリブリなベースの絡みが無茶苦茶カッコいい、ドラムのJim Gordonさん、なんかもったいないなぁ...。
01 Don't Eat The Yellow Snow
02 Nanook Rubs It
03 St. Alfonzo's Pancake Breakfast
04 Father O'Blivion
05 Cosmik Debris
06 Excentrifugal Forz
07 Apostrophe'
08 Uncle Remus
09 Stink-Foot
02 Nanook Rubs It
03 St. Alfonzo's Pancake Breakfast
04 Father O'Blivion
05 Cosmik Debris
06 Excentrifugal Forz
07 Apostrophe'
08 Uncle Remus
09 Stink-Foot
ここまでがオリジナルアルバムと同じですね。
10 Don't East The Yellow Snow (Basic Tracks / Alternate Take)
11 Nanook Rubs It (Basic Tracks / Outtake)
12 Nanook Rubs It (Session Outtake)
13 Cosmik Debris (Basic Tracks / Take 3)
14 Excentrifugal Forz (Mix Outtake)
15 Apostrophe' (Mix Outtake)
11 Nanook Rubs It (Basic Tracks / Outtake)
12 Nanook Rubs It (Session Outtake)
13 Cosmik Debris (Basic Tracks / Take 3)
14 Excentrifugal Forz (Mix Outtake)
15 Apostrophe' (Mix Outtake)
オリジナルの倍はある演奏時間でギターとベース弾きまくりですからね、必聴です。
16 Uncle Remus (Mix Outtake)
17 Apostrophe' (Unedited Master/ 2024 Mix)
18 Uncle Remus (Piano And Vocal Mix 2024)
17 Apostrophe' (Unedited Master/ 2024 Mix)
18 Uncle Remus (Piano And Vocal Mix 2024)
Disc 2
Disc2は、1974年3月21日のColorado Springsでのライブ音源です。
Disc2は、1974年3月21日のColorado Springsでのライブ音源です。
この頃のメンバーは、FZ—guitar, vocals、Jeff Simmons—guitar, vocals、Napoleon Murphy Brock—tenor sax, vocals、George Duke—keyboards, vocals、Bruce Fowler—trombone、Ruth Underwood—percussion、Tom Fowler—bass、Ralph Humphrey—drums、Chester Thompson—drumsというラインアップ。3月いっぱい、The Mothers Of Inventionとして、全米、カナダツアーを行っていたはずですね。
この演奏はなんかカッコいいですな。Funkyで、Rockで、Jazzでとにかくいろんな要素が入り乱れていて、かつ、かなり尖ったアレンジになってます。というか、それぞれの良さが強調されてるって感じかな。特にRock寄りのアレンジはエキセントリックでムッチャカッコいいです。
01 Colorado Springs '74 Show Start
02 Village Of The Sun
03 Echidna's Arf (Of You)
04 Don't You Ever Wash That Thing?
05 Babbette
06 Approximate
02 Village Of The Sun
03 Echidna's Arf (Of You)
04 Don't You Ever Wash That Thing?
05 Babbette
06 Approximate
このテイクの演奏はなんか無茶苦茶カッコいい
07 Cosmik Debris
08 Pygmy Twylyte
09 The Idiot Bastard Son
10 Cheepnis
11 Montana
12 Dupree's Paradise Intro
13 Dupree's Paradise
14 Is There Anything Good Inside Of You?
15 Florentine Pogen
16 Kung Fu
17 Penguin In Bondage
18 T'Mershi Duween
19 The Dog Breath Variations
20 Uncle Meat
21 RDNZL
22 Medley: King Kong/Chunga's Revenge/Son Of Mr. Green Genes
08 Pygmy Twylyte
09 The Idiot Bastard Son
10 Cheepnis
11 Montana
12 Dupree's Paradise Intro
13 Dupree's Paradise
14 Is There Anything Good Inside Of You?
15 Florentine Pogen
16 Kung Fu
17 Penguin In Bondage
18 T'Mershi Duween
19 The Dog Breath Variations
20 Uncle Meat
21 RDNZL
22 Medley: King Kong/Chunga's Revenge/Son Of Mr. Green Genes
Disc2の最後の1曲は、1974年3月18日のSalt Lake Cityでの音源です。
23 Inca Roads
Disc 3
Disc3は、1974年11月20日のDaytonのライブ音源。この時のThe Mothers Of Inventionのメンバーは、FZ—guitar, vocals、George Duke—keyboards, synthesizer, vocals、Napoleon Murphy Brock—tenor sax, flute, vocals、Ruth Underwood—percussion、Tom Fowler—bass、Chester Thompson—drums, percussionですね。2022年のアルバムeRIeの1974年11月の音源のメンバーと同じですね。
01 Tush Tush Tush (A Token Of My Extreme)
02 Stink-Foot
03 RDNZL
04 Village Of The Sun
05 Echidna's Arf (Of You)
06 Don't You Ever Wash That Thing?
07 Penguin In Bondage
08 T'Mershi Duween
09 The Dog Breath Variations
10 Uncle Meat
11 Building A Girl
12 Dinah-Moe Humm
13 Camarillo Brillo
14 Pygmy Twylyte
15 Room Service
16 Tush Tush Tush (End Vamp)
17 Don't Eat The Yellow Snow
18 Nanook Rubs It
19 St. Alfonzo's Pancake Breakfast
02 Stink-Foot
03 RDNZL
04 Village Of The Sun
05 Echidna's Arf (Of You)
06 Don't You Ever Wash That Thing?
07 Penguin In Bondage
08 T'Mershi Duween
09 The Dog Breath Variations
10 Uncle Meat
11 Building A Girl
12 Dinah-Moe Humm
13 Camarillo Brillo
14 Pygmy Twylyte
15 Room Service
16 Tush Tush Tush (End Vamp)
17 Don't Eat The Yellow Snow
18 Nanook Rubs It
19 St. Alfonzo's Pancake Breakfast
全66曲、通して聴くと約5時間半、いつものことだけどボリュームありすぎだな。
50周年というとROXYもそうだけど、もう出尽くしてる感あるからね...来年のOne Size Fits Allの50周年かなぁ?以外に年内にJoe's Garageの45周年なんてのがあるかも。
Whisky A Go Go, 1968 / Frank Zappa & The Mothers of Invention ― 2024/06/23 07:45
先日書きこんだ、ZAPPA師匠の新譜の音源をダウンロードしました。
56年前の今日、6月23日(火)にWHISKY A GO GOで行われた3セット約3時間のステージの様子を収めたアルバムです。ZAPPA師匠はもともとこのライブ音源をリリースする考えがあったようですね。

ちなみに、これまでの作品にもこの時の演奏が収録されていて、10曲目のMemories Of El Monte、11曲目のOh, In The Sky、24曲目のThe Dukeは、ドキュメンタリー映画のサウンドトラック、19曲目のMeowはYou Can't Do That On Stage Anymore Vol. 5、20曲目のGod Bless AmericaはMeat Lightでも聴くことができます。
この時のメンバーは、
ZAPPA—guitar, vocals
Ray Collinsーvocals, percussion
Ian Underwoodーalto sax
Bunk Gardnerーtenor sax, flute
Don Prestonーkeyboards, gong
Motorhead Sherwoodーbaritone sax, percussion
Roy Estradaーbass, vocals
Art Trippーdrum set, percussion
Jimmy Carl Blackーdrum set, percussion
の総勢9人。前も書いたけど、Rayさんはこの後このバンドを離れて、多少の追加はあるものの、1969年にRoyさんがこの後バンドに参加するLowell GeorgeさんとLittle Featを結成するためにバンドを離れ、ドラムスにAynsley Dunbarさんが参加するまでの間のZAPPA師匠を支えたメンバーになります。
01 Whisky Improvisation: Episode I
いきなりパーカッションで始まるあたり、ZAPPA師匠の趣味丸出しって感じですな。で、オシャレな曲につなげるんだもんね...このバンド、ただのロックバンドじゃないってことだよね。
02 America Drinks & Goes Home
03 Help, I’m A Rock / Transylvania Boogie
この曲くらいから、ロックバンドの本領発揮って感じかな...それにしても、ここまで目立つのってやっぱパーカッションだもんね。ドンさんのシンセも目立ってるけど、メロディというよりパーカッションだもんね。
04 My Boyfriend’s Back
懐かしのドゥーワップっぽい曲。
05 Bust His Head
そして、続いては、ちょっとおしゃれでJAZZYな雰囲気で始まって最後はリズム&ブルースだね。
06 Tiny Sick Tears Jam
曲が切れ目なく続くんで、どこで終わって、どこで始まるかわかんないな...ZAPPA師匠のギターがおしゃれな曲。最後はブラスセクションのアバンギャルドなアンサンブルに...。
07 “The Purpose Of This Evening…”
08 Whisky Improvisation: Episode II
09 Status Back Baby
この辺りからちょっと歌もので本気出すって感じかな。
10 Memories Of El Monte
そして本格的なドゥーワップ、ZAPPA師匠の好き(ドゥーワップから現代音楽まで)がてんこ盛りのステージだよね。聴いてる客はついてこれてるんかな?
11 Oh, In The Sky
この曲もね...。
12 Valerie
この曲もだ。
ここまでがCD1枚目。
13 “Fun & Merriment”
14 Hungry Freaks, Daddy
この曲もZAPPA師匠のギターはロックしてるね。
15 King Kong – Part 1
16 King Kong – Part 2
16 King Kong – Part 2
お馴染みのKing Kongですね。いや、この曲はやっぱカッコいいや。
17 Octandre
Varèseさんの曲です。この当時からこういった曲も演奏していたんですねぇ。原曲から考えるとかなりアヴァンギャルドな音ですけどね。
18 Whisky Improvisation: Episode III
19 Meow
19 Meow
この曲もアヴァンギャルドな現代音楽だね。
20 God Bless America
アメリカ愛国歌をこんなおふざけな感じで演っていいのかなぁ...。
21 Presentation Of Wings
22 Plastic People
22 Plastic People
23 Della’s Preamble
24 The Duke – Take 1
25 The Duke – Take 2
26 Khaki Sack
25 The Duke – Take 2
26 Khaki Sack
この前2曲のアンサンブルは凄いっていうかカッコいい。Bunkさんのテナーサックスソロも炸裂って感じでムッチャカッコいいし、Donさんのキーボードソロもカッコいい。ZAPPA師匠のギターソロもいい感じだね。
ここまでがCD2枚目。
27 The Whip
28 Whisky Chouflée この2曲のインストゥルメンタルはカッコいいぞ。ステージの最後にこんな曲を持ってくるのちょっと反則だな。ステージ後半の怒涛のインプロビゼーション、凄すぎる。後半のブギもいい感じだね。
29 Brown Shoes Don’t Make It
30 Brown Shoes Shuffle
30 Brown Shoes Shuffle
お馴染みの曲ですね、アンコールってとこかな。Shuffleのギターソロ相変わらずカッコいいね。
Bonus Vintage Mixes
31 The Whip (FZ Mix)
27曲目の曲を1970年にZAPPA師匠がミックスしたもの。曲の序盤、かなり大胆に音に強弱をつけてます、パーカッションが前に出ていて、結構、攻撃的な感じだよね。後半のインプロビゼーションパートは、メロディ楽器の音が目立つミックスになってます。ライブ音源もきちんと曲に仕上げるのさすがZAPPA師匠って感じです。
27曲目の曲を1970年にZAPPA師匠がミックスしたもの。曲の序盤、かなり大胆に音に強弱をつけてます、パーカッションが前に出ていて、結構、攻撃的な感じだよね。後半のインプロビゼーションパートは、メロディ楽器の音が目立つミックスになってます。ライブ音源もきちんと曲に仕上げるのさすがZAPPA師匠って感じです。
32 Hungry Freaks, Daddy (FZ Mono Mix)
1969年にZAPPA師匠がモノラルミックスしたものです。この曲もリズム隊が目立ってていいと思いますよ、自分はね。
ということで、ただのロック屋さんじゃないよのステージですね。ちなみに、映像もYOUTUBEに上がっているので、是非。で、次こそは80年代ってことでお願いしますよ、Ahmetさん、Joeさん。
今回もダウンロードだな... ― 2024/06/11 07:44
今年一発目のZAPPA師匠の新譜のリリースのお知らせが4月20日にZAPPA.comから送られてきた。前作が1973年のOVER-NIGHT SENSATIONの50周年エディションだったので、80年代の音を期待してたんだけどなぁ...。
メールをみたら、1968年のWHISKY A GO GOのライブ音源だった...5年もまた遡っちゃった。

56年前の6月23日にLAのWHISKY A GO GOで行われたステージの音源を3枚のCDに収めたものです。これまでも、Uncle Meatやドキュメンタリー映画のサウンドトラックに断片的に発表されていた音源を丸々聴けるってことなので、それはそれで、貴重な1枚(CD3枚だけどね)ってことだね。

ちなみに、メンバーは、ZAPPA師匠に、Ray Collins(vocals, percussion)、Ian Underwood (alto sax)、Bunk Gardner (tenor sax, flute)、Don Preston (keyboards, gong)、Motorhead Sherwood (baritone sax, percussion)、Roy Estrada (bass, vocals)、Art Tripp (drum set, percussion)、Jimmy Carl Black (drum set, percussion)というラインアップ、オリジナルメンバーでボーカルのRayさんがこのライブを最後にバンドを離れたんですよね。アルバムでいうとWe're Only In It For The Money、Cruising With Ruben & The Jets、Uncle Meatをリリースしていたころですね。
ということで、今回もCDではなくダウンロードすることにしてAmazonで予約しました。ダウンロードできるのは、今月の21日、あと10日ばかりおとなしく待ってます。