予想が外れた... ― 2023/07/22 07:16
荷物が届いた...。
ZAPPA師匠の新作、ここの所、国内盤が発売されるようになったのに、ZAPPA師匠のHPに告知が出たときには国内盤の情報がなかったので、今回は、米国のオフィシャルサイトで購入しました。今回は送料込みでUS$43.14、円安なので日本円で約6,000円、ちなみに、日本盤は税込み5,280円なので、そっちにすればよかったかも...。

自分の予想では、ここの所70年代の音源のリリースが続いたので、そろそろ80年代前半から中ごろの音源かななんて思ってたんだけど、ものの見事に予想が外れました。今回のアルバムは、Hot Ratsリリース後の1970年の2月と3月に録音されたもので、メンバーは、ボーカル、バイオリン、オルガンにDon "Sugarcane" Harrisさん、キーボードとサックスでIan Underwoodさん、ベースにMax Bennettさん、ドラムズがAynsley Dunbarさんという布陣。この布陣で、R&Bとブルース、当時新しかったフュージョン系のサウンドを入れたオリジナル曲、カバー曲、即興曲などを録音したそうです。で、この時の音源を使って、CD1枚と、その時のアウトテイクを集めたCD2枚をセットにしたものが、今回の新作です。Chunga’s Revengeの元となったバージョンや、Sharleenaの初期バージョンが収録されてます。

ということで、収録されているのは以下の25曲。

CD 1: Funky Nothingness – The Album
01 Funky Nothingness
01 Funky Nothingness
ベースとギター2本のブルース?、かなりレイドバックしたいい雰囲気の小曲です。
02 Tommy/Vincent Duo I
02 Tommy/Vincent Duo I
ベースとドラムスのデュオ、ところで、TommyとVincentって誰?
03 Love Will Make Your Mind Go Wild
03 Love Will Make Your Mind Go Wild
フロ&エディ期につながるようなR&Bの曲。Harrisさんのボーカルとバイオリンがいい感じです。
04 I’m A Rollin’ Stone
04 I’m A Rollin’ Stone
この曲と前の曲はカバーです。この曲もHarrisさんのバイオリンが活躍してます。自分は、Harrisさんのバイオリン好きだな、Pontyさんより好きかも。ZAPPA師匠のギターソロもいい感じだな。後半のインプロビゼーションでのソロの応酬がカッコいい。
05 Chunga’s Revenge (Basement Version)
Chungaの初期バージョン、QuAUDIOPHILIAcに収録されてたのと同じ演奏かな?
06 Basement Jam
06 Basement Jam
Chungaの続いて演奏されたと思われるインストのインプロビゼーション。こんなセッションをたくさん繰り返してたんでしょうな。
07 Work With Me Annie / Annie Had A Baby
07 Work With Me Annie / Annie Had A Baby
この曲もカバー、ブギのリズムの軽快な曲。ゴリゴリのインプロビゼーションとこういったPOPな曲を集めたアルバムを作りたかったんでしょうね、というか、この前後にリリースされてるアルバムはそんな感じだもんね。それにしても音楽的な引出しの多さはスゴイの一言ですな。
08 Tommy/Vincent Duo II
08 Tommy/Vincent Duo II
ドラムスと、ギターのデュオ、単純にカッコいい。
09 Sharleena (1970 Record Plant Mix)
おなじみのSharleena です。軽快でFunkyなイントロから、ゆったりとしたボーカルにつながるギャップが凄すぎ。中盤のバイオリンソロとギターソロがこのバージョンのキモだね。
10 Khaki Sack
10 Khaki Sack
軽快なインストゥルメンタル。師匠のギターソロもカッコいいけど、Ianさんのオルガンソロもカッコいい。
11 Twinkle Tits
11 Twinkle Tits
wakaにつながるようなインストゥルメンタル。静かで美しい前半に比べて、後半に向けての盛り上がり方が半端ないな。

CD 2: Zappa/Hot Rats ’70 Session Masters and Bonus Nothingness
01 Chunga’s Revenge (Take 5)
02 Love Will Make Your Mind Go Wild (Take 4)
03 Transylvania Boogie (Unedited Master)
04 Sharleena (Unedited Master)
05 Work With Me Annie/Annie Had A Baby (Alternate Edit)
06 Twinkle Tits (Take 1, False Start)
07 Twinkle Tits (Take 2)
02 Love Will Make Your Mind Go Wild (Take 4)
03 Transylvania Boogie (Unedited Master)
04 Sharleena (Unedited Master)
05 Work With Me Annie/Annie Had A Baby (Alternate Edit)
06 Twinkle Tits (Take 1, False Start)
07 Twinkle Tits (Take 2)

CD 3: Zappa/Hot Rats ’70 Session Masters and Bonus Nothingness
01 The Clap (Unedited Master-Part I)
02 The Clap (Unedited Master-Part II)
03 Tommy/Vincent Duo (Unedited Master)
04 Chunga’s Revenge (Take 8)
05 Halos and Arrows
06 Moldred
07 Fast Funky Nothingness
01 The Clap (Unedited Master-Part I)
02 The Clap (Unedited Master-Part II)
03 Tommy/Vincent Duo (Unedited Master)
04 Chunga’s Revenge (Take 8)
05 Halos and Arrows
06 Moldred
07 Fast Funky Nothingness

まだ、全部聴いてないので、感想は気が向いたら書き込みします。
ところで、上に書いたように今回、米国から送られてきたんだけど、発売日が6月29日で。手元に届いたのが7月19日でした。

ちょうど20日ですね...。これ、7月4日の独立記念日の休日で1週間はロスしてるよね。出荷が29日で、荷物を受け取ったのが7月8日ですからね。で、4日後には日本に荷物が着いてる(ちなみに、米国を出たのが13日で、日本についたのが14日なので、航空便ですな)。ここから、日本も3連休だったので5日後の19日についたってことですな。両国の祝日のために時間がかかったってことですな。
ん~、次は国内盤にしようかなぁ...。
R.I.P. Tina ― 2023/06/02 07:44
自分たち世代には思いで深い歌手ですよね...。
ティナ・ターナーさんが、先週水曜日に鬼籍に入られちゃいました...83歳、70年~80年代のアメリカの音楽シーンで彼女の名前が出ない日はないって感じでしたね。自分は中学生のころ観たThe Whoの映画TommyでのAcid Queenがインパクトありました。ソウルフルでカッコいいボーカル、良かったですよねぇ。
で、ZAPPA師匠とも縁があってアルバムにはクレジットされていないのですが、1973年のOver-Nite Sensation、1974年のApostrophe (')に、3人組のボーカルグループのThe Ikettesのメンバーとしてコーラスで参加してます。

当時、ソウルフルなイメージを楽曲に取り込みたくて彼女たちにオファーしたそうです。そういわれてみると、この2枚のボーカル曲はソウルフルな曲が多いですよね。
最近の活躍はあまり存じ上げないのですが、お亡くなりになられたと聞くと残念な気持ちになります...追悼でこの2枚を聴こうと思います。R.I.P. Tina...
ZAPPA ’80: MUDD CLUB / MUNICH ― 2023/03/09 07:42
Amazonから荷物届いた。

ZAPPA師匠の新譜アルバム「ZAPPA ’80: MUDD CLUB / MUNICH」でした。
ユニバーサル・ミュージックさんが頑張っているおかげで、ZAPPA師匠の新譜も米国とほぼ同じタイミングで国内盤が手に入るようになりました。まぁ、輸入版でもいいんだけど、早く手に入るし、バンドメンバーや関係者の歴史的な証言を含んだライナーノーツの翻訳があるのはうれしいやね、


今回は、1980年5月のニューヨークのMUDD CLUBと、7月のミュンヘンのOlympiahalleでの音源。

メンバーは下の写真の左から、ZAPPA師匠に、Ike WillisさんとRay Whiteさんがギターとボーカル、キーボードのTommy Marsさん...

ベースにはArthur Barrowさん、ドラムスがDavid Logemanさんというラインアップ。Logemanさんは、Terry Bossioさんの後釜のVinnie Colaiutaさんが一時的にバンドを離れている間のピンチヒッター的な参加なので、この半年くらいの短い期間の数箇所でしかライブでは叩いていないので貴重な音源といえば貴重な音源です。Logemanさんのドラム、自分は嫌いじゃない、グルーブもいい感じだし、細かい小技も利いててカッコいいと思います。

ちなみに、ギターのSteve Vaiさんが参加されたのもこの頃ですね、当時19歳、ステージに上がることは出来ないとのことで、ZAPPA師匠のギターの採譜を頼まれるってところから、彼のこのバンドでのキャリアがスタートしてます。ちなみに、隣の部屋の会話の採譜なんてのもやらされたこともあるってインタビューで言ってましたね。
ということで、3枚のCDに収録されている曲は以下。DISC1にMUDD CLUBでの演奏、DISC2と3にミュンヘンのOlympiahalleでの演奏が収録されています。ちなみに、ライブハウスとホールということで音の響きが違うので、それも聴き所の一つですね。
それにしても、この次期以降のZAPPA師匠のギターソロは円熟味を増しているというか、マジ、カッコいいと思います。
Disc 1: Mudd Club New York, NY May 8th, 1980
01. Mudd Club Show Start
02. Chunga’s Revenge
03. Keep It Greasy
04. Outside Now
05. City Of Tiny Lites (Edited)
06. Pound For A Brown
07. You Are What You Is
08. You Didn’t Try To Call Me
09. I Ain’t Got No Heart
10. Love Of My Life
11. Easy Meat
12. Mudd Club
13. The Meek Shall Inherit Nothing
14. Joe’s Garage
15. Why Does It Hurt When I Pee?
02. Chunga’s Revenge
03. Keep It Greasy
04. Outside Now
05. City Of Tiny Lites (Edited)
06. Pound For A Brown
07. You Are What You Is
08. You Didn’t Try To Call Me
09. I Ain’t Got No Heart
10. Love Of My Life
11. Easy Meat
12. Mudd Club
13. The Meek Shall Inherit Nothing
14. Joe’s Garage
15. Why Does It Hurt When I Pee?
Disc 2: Munich, Germany Olympiahalle July 3rd, 1980
01. Munich ’80 Show Start
02. Chunga’s Revenge
03. Keep It Greasy
04. Pick Me, I’m Clean
02. Chunga’s Revenge
03. Keep It Greasy
04. Pick Me, I’m Clean
05. City Of Tiny Lites
06. Pound For A Brown
07. Cosmik Debris
08. You Didn’t Try To Call Me
09. I Ain’t Got No Heart
10. Love Of My Life
11. You Are What You Is
06. Pound For A Brown
07. Cosmik Debris
08. You Didn’t Try To Call Me
09. I Ain’t Got No Heart
10. Love Of My Life
11. You Are What You Is
Disc 3: Munich, Germany Olympiahalle July 3rd, 1980 (Continued)
01. Easy Meat
02. Mudd Club
03. The Meek Shall Inherit Nothing
04. Joe’s Garage
05. Why Does It Hurt When I Pee?
06. Dancin’ Fool
07. Bobby Brown Goes Down
08. Ms. Pinky
09. Stick It Out
10. Nite Owl (T. Allen)
11. The Illinois Enema Bandit
02. Mudd Club
03. The Meek Shall Inherit Nothing
04. Joe’s Garage
05. Why Does It Hurt When I Pee?
06. Dancin’ Fool
07. Bobby Brown Goes Down
08. Ms. Pinky
09. Stick It Out
10. Nite Owl (T. Allen)
11. The Illinois Enema Bandit
Joe’s Garage、Tinsel Town Rebellion、You Are What You Isあたりの曲が中心のセットリストですね。ちなみに、既出の曲は2曲のみ、MUDD CLUBの演奏のLove Of My LifeがYou Can't Do That On Stage Anymore Vol. 4に、ミュンヘンでのYou Didn’t Try To Call MeがYou Can't Do That On Stage Anymore Vol. 1に収録されてました。
ちなみに、このバンドの映像がYOUTUBEで観ることが出来ます。Chunga’s RevengeとOutside Nowです(探せばもっとあるかも...)。師匠の派手なプリントシャツと黒いピックガードに赤いサンバーストのレスポールカスタムが印象的ですな...そうそう、Logemanさんの金髪アフロもなかなかのものだと思いますけどね。

さて、ここのところ70年代の音源のリリースが続いたと書きましたが、最近の20作品の内訳は60年代2作品、70年代16作品、80年代2作品なので、今後は80年代の音源がリリースされるのかな...84年のツアーの音源なんかも聞いてみたいよね、そうそう80年代じゃないけど日本公演の音源もフルで聴いてみたいなぁ...。
WAKA/WAZOO / Frank Zappa ― 2023/01/02 07:27
新年早々、ZAPPA師匠の新しいアルバムのこと書くことになるとは思わなかった...。
昨年末にリリースされたZAPPA師匠の124枚(セット)目の新譜WAKA/WAZOOをやっと手に入れました。タイトル通り、WAKA/JAWAKAとTHE GRAND WAZOOを制作していた頃のアウトテイクやライブ音源、さらにはGeorge Dukeさんのソロアルバムのセッションのアウトテイクまで収めたBOXセット、いわゆるProject/Objectシリーズの一作ですね。ちなみに、WAKA/JAWAKAとTHE GRAND WAZOOのオリジナル音源はBlu-rayディスクに収められてます(このリリース方法も新しいかも...)。

この頃のZAPPA師匠といえば、ロンドンのライブでステージから落とされて脚を骨折してたんだよね。で、ステージに立てないので、毎日ギターを練習してたそうです(ライナーノーツにも車椅子に載ってギターを弾いている写真が載ってます)。で、かねてから計画していた、ビッグバンド編成での作曲を手がけて2枚のアルバムを残しました。ちなみに、ZAPPA師匠のギター、この頃以降、演奏スタイルが変わったというか、抜群に上手く(ちょっとえらそうですが...)なったと思います(この後、80年代に入ってまたスタイルが変わるんですけどね)。

スタジオ録音のメンバーは、ZAPPA師匠のGuitar、Tony DuranさんのSlide Guitar、George DukeさんとDon PrestonさんのKeyboard、Malcolm McNabさんとSal MarquezさんのTrumpetとVocal、Bill ByersさんとKen Shroyerさん、Ernie TackさんのTrombone、Earle DumlerさんのOboe、Mike AltschulさんのBaritone Sax とPiccolo、Tony ”Bat Man” OrtegaさんのAlt Sax、Joel PeskinさんとFred JacksonさんのTenor Sax、Joann Caldwell McNabさんのBassoon、ErroneousさんのElectric Bass、Aynsley DunbarさんのDrums、Alan EstesさんとBob Zimmittiさん、Lee ClementさんのPercussion、Janet-Neville-Fergusonさん、"Chunky"(Lauren Wood)さんのVocalという編成、曲によってメンバーが若干入れ替わってるけどね。CDでは、1枚目と2枚目に収録されています。2枚の収録曲は以下。
CD 1
Paramount Studios Recording Session Alternates and Outtakes
01 Your Mouth (Take 1)
曲が始まる前のGeorgeさんのピアノのフレーズがおしゃれすぎる。VocalはChris PetersonさんとSal Marquesさんです。
02. Big Swifty (Alternate Take)
5分過ぎのTonyさんのギターソロがカッコいい、ZAPPA師匠に比べるとこじんまりとまとまってる感じですけどね。一方、ZAPPA師匠のソロはアバンギャルドですな。
03 Minimal Art (Eat That Question – Version 1, Take 2)
この曲を聴いてると、70年前半の師匠の曲はGeorgeさんのキーボードが中心になっているのがよくわかりますな。
04 Blessed Relief (Outtake Version)
JAZZっぽい演奏でのZAPPA師匠のギターソロがカッコいい。
05 Think It Over (The Grand Wazoo) (Outtake Version)
この曲のTonyさんのスライドギターソロも短いけどカッコいい。VocalはJanet-Neville-FergusonさんとSal Marquesさんです。
06 For Calvin (And His Next Two Hitch-Hikers) (Outtake Version)
07 Waka/Jawaka (Outtake Version)
この曲のGeorgeさんのシンセサイザーソロもカッコいいですな。Georgeさんは、zAPPA師匠の薦めでARP ODYSSEYを使いだしたそうです。ギタリストのJeff Beckさんとの共演でもおなじみのJan HammerさんがMini MOOGを弾いているのに、ちょっと対抗してたのかもしれませんね。
CD 2
Paramount Studios Recording Session Alternates and Outtakes, continued
01 Cletus Awreetus-Awrightus (Alternate Take)
02 Eat That Question (Version 2, Alternate Take)
03 Big Swifty (Alternate Mix)
Salさんのトランペットが前面に出てるので、イントロのテーマのメロディがオリジナルと違って聞こえます。
04 For Calvin (And His Next Two Hitch-Hikers) (Alternate Mix)
05 It Just Might Be A One-Shot Deal (Alternate Mix)
Vocalは、ZAPPA師匠、Sal Marquesさん、Janet-Neville-Fergusonさん、Erroneousさん、Tony Duranさん、Pedal Steelに"Sneaky Pete" Kleinowさん、Hawaiian GuitarとVocalにJeff Simmonsさんが参加してます。
06 Waka/Jawaka (Alternate Mix)
07 Cletus Awreetus-Awrightus (Alternate Mix)
Vocalは、ZAPPA師匠、”Chunky”さん、George Dukeさん、なんとSax SoloはErnie Wattsさんが吹いてます。
08 Eat That Question (Alternate Mix)

Georgeさんのソロアルバム用のセッションも、録音時期が一緒なので、メンバーはGeorge DukeさんのKeyboardとVocal、ZAPPA師匠のGuitar、ErroneousさんのElectric Bass、Aynsley DunbarさんのDrums、Sal MarquezさんのTrumpet、Earle DumlerさんのOboe、Mike AltschulさんのBaritone Sax とPiccolo、Joel PeskinさんのTenor Sax、Tony ”Bat Man” OrtegaさんのAlt Sax、Emil RichardsさんとBob ZimmittiさんのPercussion、"Chunky"(Lauren Wood)さんのVocal。ちなみに、この音源がそのままアルバムに使われたのではないみたいですね。
CD 3
George Duke Demos – The Master Versions
01 For Love (I Come Your Friend)
1975年リリースのThe Aura Will Prevailに収録された曲。ZAPPA師匠のギターがめちゃくちゃカッコいい。やっぱりオリジナルよりロック色が濃いんじゃなかなぁ。ボーカルもオリジナルはGeorgeさんだけど、これは女性だもんね。
02 Psychosomatic Dung
この曲もオリジナルよりロックしてる。1974年リリースのFaces in Reflectionに収録されてます。この曲もZAPPA師匠のギターソロがカッコいい。
03 Uncle Remus (Instrumental)
Apostrophe (')に収録されてる曲ですね。Georgeさんは、この曲も1975年リリースのThe Aura Will Prevailで再録してます。ZAPPA師匠のボーカル入りもいいですが、インストゥルメンタルもカッコいい。レイドバックした感じがいいねぇ。
04 Love
1974年リリースのFeelに収録されています。Georgeさんのボーカルがカッコいい。オリジナルもカッコいいよ。ちなみに、オリジナルもギターソロは、Obdewl'l Xさんの演奏 ってなってるけど、これZAPPA師匠だね。
George Duke Session Outtakes
05 For Love (I Come Your Friend) (Basic Track, Take 1)
06 Psychosomatic Dung (Basic Track, Take 2)
07 Love (Basic Track, Take 1)
この3曲は、Basc Trrackなので、インストゥルメンタルです。

3枚目のCDの8曲目から4枚目はLIVE音源です。
CD3
08 Approximate (Live – FZ Record Plant Mix)
1972年9月24日、ボストンのMUSIC HALLでの総勢20人のGrand Wazooバンドでのライブ録音。メンバーは、ZAPPA師匠がGuitarとVocals、Tony DuranさんがSlide Guitar、Ian UnderwoodさんがSynthesizer、TrumpetがMalcolm McNabさんとSal Marquezさん、TubaのTom Maloneさん、TromboneのBruce Fowlerさん、Glenn Ferrisさん、Ken Shroyerさん、Flute, Saxophone, ClarinetのJay Miglioriさん、WoodwindsのMike Altschulさん、Saxophone, ClarinetのRay ReedさんとCharles Owensさん、BassoonのJoann Caldwell McNabさん、OboeのEarle Dumlerさん、CelloのJerry Kesslerさん、PercussionのTom RaneyさんとRuth Underwoodさん、BassにDave Parlatoさん、DrumsがJim Gordonというラインアップ。こうしてみると、ZAPPA IN NYで共演しているTom Maloneさんや、おなじみのBruce FowlerさんやRuth Underwoodさんが参加してたんですね。そういえば、WAZOOを収録した日と同じですね...同じ音源にも聴こえるけど、初出しってフォトブックに書いてあった。

9曲目と4枚目は、10人編成のPetite Wazooの1972年12月15日のサンフランシスコはWinterland Ballroomでのライブ音源。メンバーは、ZAPPA師匠がGuitarとVocals、Tony Duranさんがslide guitar、TrumpetがMalcolm McNabさんとGary Baroneさん、Tom MaloneさんがTuba、TromboneがBruce FowlerさんとGlenn Ferrisさん、OboeのにEarle Dumlerさん、BassがDave Parlatoさんで、DrumsがJim Gordonさんというラインアップ。こちらは、Little Dotsを収録したツアーのものですね、収録日でいうとImaginary Diseasesを収録した日だね。
CD 3
09 Winterland ’72 Opening And Band Introductions
ZAPPA師匠のバンド紹介ですね。
10 Little Dots
前にも書いたけどフリージャズというかインプロビゼーションですね。ベース⇒ギター⇒トロンボーン⇒ギター⇒スライドギター⇒トランペットとインプロビゼーションを回していく曲でした。
CD 4
01 America Drinks
映画音楽のような曲で、スイングしてます。ホーンが前面に出たゴキゲンな曲ですな。
02 Montana
おなじみのMontanaだけど、イントロからスイングしてます。歌部分はあまり変わらないけどね。インストパートはゴキゲンな感じですわ。
03 Farther O’Blivion
この曲もImaginary Diseasesに収録されているのと同じかな?
04 Cosmik Debris
Little Dotsのころ(11月)より演奏がこなれてるような気がするな。
05 Chunga’s Revenge
なんか、ムッチャヘヴィなんですけど...静と動のコントラストが振り切れてて、これはこれで好きかも。
Blu-Ray AUDIOには、48kHz 24-bit Dolby Atmos、 48kHz 24-bit Dolby TrueHD 5.1, 96kHz 24-bit PCM StereoのWAKA/JAWAKAとTHE GRAND WAZOOが収録されています。CDより音がいい(はず)ですな。
WAKA/JAWAKA
01 Big Swifty
02 Your Mouth
03 It Just Might Be A One-Shot Deal
04 Waka / Jawaka
02 Your Mouth
03 It Just Might Be A One-Shot Deal
04 Waka / Jawaka
THE GRAND WAZOO
01 The Grand Wazoo
02 For Calvin (And His Next Two Hitch-Hikers)
03 Cletus Awreetus-Awrightus
04 Eat That Question
05 Blessed Relief
02 For Calvin (And His Next Two Hitch-Hikers)
03 Cletus Awreetus-Awrightus
04 Eat That Question
05 Blessed Relief
次は何がくるのかなぁ...もう、どこまでもついていきますよ。
2022年のアルバム ― 2022/12/31 07:25
今年も、この1年に入手したアルバムとシングルを並べてみた。
全71枚、いや、今年もずいぶん投資したな...。
今年も軸は、Neko Hackerさん、DIOSでの活動が華々しかったichikaさん、水曜日のカンパネラさん、ZAPPAさん(ちなみにZAPPA師匠は、今年4枚(セット)のアルバムをリリース、下の画像には3枚しかありませんが、4枚目はまだ入手できていないので...全部で、CD21枚のボリュームだからね、凄すぎでしょ)、tofubeatsさんでした。そこにKMNZさんが入ってきたって感じかな。音楽わらしべ長者としては、Neko Hackerさんからの派生で、様々なトラックメーカーさんのアルバムにも出会うことができました(ぼっちぼろまるさん、TEMPLIMEさん、SNAIL'S HOUSEさん、nyankobrqさん、YACAさん...他にもたくさんのアーティストの皆さん)そうそう、電音部もそうですね。で、電音部といえばをとはさんも忘れちゃダメだよね。
お久しぶりでいえば、Polyphiaさん、山下達郎さん、そして本当に久しぶり、待ってましたのリップ・スライムさん。特にリップさんはRyo-Zさん、ILMARIさん、DJ FUMIYAさんの三人になっちゃったけど、そのゴキゲンなサウンドは健在でした。あと、もうリリースは無いと思ってたMETAFIVEのラストアルバムもリリースされたのも嬉しかったな。








ということで、来年もたくさん楽しみたいと思いますよ。ライブも観にいきたいよね。
音楽が無い日常、考えられんもんね。