トップリーグ2021プレーオフトーナメント 決勝2021/05/25 07:17

 いやいや、チケットどうやったら手に入ったの!?

 日本ラグビーフットボール協会メンバーズクラブも、ラグビーファンも、ぴあも優先抽選はすべて落選、チームのファンクラブでも買えずで、最後に一般購入にチャレンジしたけど秒で瞬殺...、新しいリーグでは、こんなことにならないようにして欲しいですな...。

 ということで、パナソニックワイルドナイツとサントリーサンゴリアスの決勝は準決勝と同じくテレビでの観戦ということになりました。
 ディフェンスとアンストラクチャーからの攻撃を強みとしているパナソニックとアグレッシブな攻撃とキックを強みにしているサントリー、タイプの違う2チームの闘い、面白くないわけがありません。あと、両チームとも国を代表する選手がたくさん、今年の日本の代表候補に名前が上がってた選手がサントリー12人、パナソニック11人、元代表がサントリー3人、パナソニック5人、外国の代表がサントリー2人、パナソニック3人、ということはこの試合のメンバーで、サントリーは約7割、パナソニックは約8割の選手が代表に選出されているってことになります。もちろん、残りの選手も代表に近い位置にいる実力のある選手だと思います、この選手達のマッチアップも、この日の試合の注目の一つですね。

 まぁ、自分はパナソニック推しなんですけどね。
 
 序盤からサントリーがガツガツ攻めて、一方、堅いディフェンスをみせるパナソニック。立ち上がり直後、パナソニックのゴール前の攻防で、中村亮土選手のキックパス、フッカーの中村選手に通っていれば先制トライはサントリーだったんですけどね...やっぱり、ディフェンスのパナソニックが魅せてくれました。ディラン・ライリー選手が速い飛び出しでインターセプト、そのまま走りきって先制トライをあげました。その後も、サントリーが果敢に攻め込むのですが、パナソニックの堅いディフェンスを崩すことがなかなか出来ませんでした。
 それにしても、精度の高いプレーが続きますね...密集での反則がほとんど無い。球出しはクリーンだし、中途半端にジャッカルに行ってオーバー・ザ・トップになるようなこともない。稲垣選手がそういったシチュエーションになったときに手を大きく離して反則にならないようにしていたのが印象的でした。
 前半終了5分前、サントリーキャプテンの中村選手が自ら蹴ったタップキックをキャッチしてトライを獲りました、意地のトライって感じですね。
 2トライにペナルティゴールを積み上げたパナソニックが23対7とリードして折り返し。前半でここまで点差が開くとは思いませんでした。

 後半、サントリーが立ち上がりからテンポ良く攻めて、中鶴選手がトライ獲りました、梶村選手の大きなゲインが効いてましたね。これは、後半面白くなりそうです。
 サントリーがジリジリと追い上げる中、パナソニックが突き放すという展開。それにしてもヒリヒリとした緊張感のある試合内容でした。
 結局、パナソニックが31対26と優勝を決めたのですが、終わってみれば後半はサントリー3トライ、パナソニック1トライ(前後半あわせてもサントリー4トライ、パナソニック3トライ)とサントリーの怒涛の追い上げがあったんですけどね。ディフェンスがアタックを凌駕する試合となり、トップリーグ最後の王者はパナソニックということになりました。
トップリーグ2021プレーオフトーナメント 決勝
 いや、ホントに生で観たかったなぁ...。

 ところで...
トップリーグ2021プレーオフトーナメント 決勝
 「やってみなはれ」
トップリーグ2021プレーオフトーナメント 決勝
 ツイ選手の右ふくらはぎに、サントリー創業者の鳥井信治郎さんの口癖を書くように勧めたのは誰だ...?

 あと、麻生レフリーはコカ・コーラさんがラグビーから撤退で、次はどうするのかなぁ...。

トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦2018/12/18 07:02

 秩父宮に行ってきた。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 今年はあっという間だったな...リーグ戦の決勝と3位決定戦、そして今年はこの試合が日本選手権の決勝を兼ねてるんですよね。
 ということで、3位決定戦はトヨタ自動車ヴェルブリッツとヤマハ発動機ジュビロ、決勝戦は神戸製鋼コベルコスティーラーズとサントリーサンゴリアスの対戦となりました。

 ということで1試合目はトヨタ自動車を応援。どっちもあまり好きじゃないんだけど、やっぱり姫野選手のプレーが好きなので応援したくなっちゃうんだよね。ちなみに、この対戦、昨年の日本選手権の3位決定戦と同じ、昨年はヤマハが28対10で勝利しました。今年はトヨタ自動車イケイケなので、今年はいけるんじゃないかなぁ。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 で、前半は結論から言うと、「トヨタ自動車はプレーが雜」。
 せっかく、いいタイミングで攻めてるのにノッコンしたり、ゴール前でヤマハの攻撃をしのいでペナルティーをもらったのに、速攻でキックを蹴ってカウンターでトライを取られたり、身長差で有利なラインアウトでタイミングが会わずミスしたり正直残念な感じ。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 ディフェンスラインを形成するのも早いし、出足も揃ってて良かったんだけどなぁ。プレーの雑さのせいで楽に試合を進めることができなかったですね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 トヨタ自動車で良かったのは、マレ・サウ選手。アタックでもディフェンスでも目立ってました。とにかく最後まで諦めず、しつこく食い下がるプレーが良かったですね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 で、結局のところ、最後までトヨタ自動車は「雜」でした。後半のヤマハの清原選手のトライの時もにゴールキックが蹴りやすい位置にグランディングされちゃいましたし、キックのチェイスを何度もきちんとしてなかったし、ジェイミー選手はセブンズのプレーのようにボール離しちゃってましたし、とにかく「雜」でした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 ヤマハも決していいできではなかったと思いますが、最後の最後、試合巧者の部分がでて勝ちきりました。トヨタ自動車は基本からやり直しですな。2年続けて残念でした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 12対15
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 これで延長戦になったら辛かった。

 2試合目は神戸製鋼を応援。なんといっても、優勝したら久しぶりだもんね。そんな瞬間ちょっと見てみたいよね。この試合いろいろ見所あるよな、スタンドオフはカーターさんとギタウさん、これプレディスローカップじゃんね。前回も書きましたが、センターは神戸のクーパーさんとバックマンさんの世界選抜に対するのは、梶村選手、村田選手の日本勢、そもそも、サントリーさんは純和製バックスだからね、これは絶対面白いと思いますよ。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 なんて思ってたんだけど、神戸製綱強すぎだわ、付け入る隙がない...フォワードでは、中島イシレリ選手がフィジカルにものを言わせて攻撃もディフェンスも大活躍、攻めては前にでて、守っては攻撃を押し返して
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 バックスは、クーパー選手、バックマン選手、フレイザー選手の外人勢がしっかり仕事をしてサントリーは思うようにプレーさせてもらえませんでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 前半は22対5、サントリーは攻撃でも前に出られない、ディフェンスでも押し込まれるていいとこ無し。サントリーはギャンブルするくらいしかチャンスがない感じでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 で、後半も神戸製綱デーでしたね。サントリーが神戸製綱のゴール前に迫ったのは自分の記憶では2回くらい...。あとは、圧倒的に神戸製綱でした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 とにかく、ボールが止まっている時間が少ない。サントリーがノッコンをすると、そのボールをすぐ拾ってカウンター。ポイントができたあとにボールが動き出すと止まらない、ミスも無い、この日の神戸製綱は文句の付け所がありませんでしたね。
先週の秩父宮トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 前回の対戦のときにも書いたけど、ダン・カーター選手が加入した効果は絶大ですね。すべての選手がフォローに走る、ボールを常にダイナミックに動かすという意識が徹底されてましたし、反則をしないという規律面での徹底も素晴らしいものがあったと思います。言ってはなんですが、自分の神戸製綱のイメージは反則の多い、プレーが雑なチームだったのですがイメージ変わりました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
  来年、カーター選手がいなくなっても、これがチームカラーとして定着すれば7連覇を越えることができると思います。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 55対5、まさかこんなに点差が開くとは思いませんでした。神戸製綱はトップリーグ優勝は開幕年以来の15年ぶり、日本選手権は18年ぶりの優勝、しかも、その時はサントリーとの両チーム優勝でした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 そういえば、神戸製綱は外国人だけでなく、この日フルバックに入った山中選手と元サントリーの日和佐選手は目立ってたし、活躍してましたね。残念ながら流選手は日和佐選手に完敗でした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 サントリーも悪くなかったんだけどな、少なくとも攻撃は徹底的に研究されて、封じられてましたね。特に流選手のタイミングとバックスのラインの動きは完全に読まれてました。ギタウ選手と松島選手が、気を吐いてましたが、周りがそれに対応しきれず、かつ、組織力が向上した神戸製綱の前ではどうしようもないって感じでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 さて、ここから沢木監督がサントリーをどうステップアップさせるのか、むちゃくちゃ興味があります。

ということで、今季の順位は以下、
優勝 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
2 サントリーサンゴリアス
3 ヤマハ発動機ジュビロ
4 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
5 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
6 パナソニック ワイルドナイツ
7 クボタスピアーズ
8 リコーブラックラムズ
9 Honda HEAT
10 NECグリーンロケッツ
11 東芝ブレイブルーパス
12 キヤノンイーグルス
ここから下は入れ替え戦です。
13 宗像サニックスブルース
14 日野レッドドルフィンズ
15 豊田自動織機シャトルズ
16 コカ・コーラレッドスパークス
 パナソニックは6位という結果だったし、上位のチームの力の差はなくなってきているような気がします。そういう意味で、来季のトップリーグも楽しみです。

<おまけ>
 朝早く家を出て、おなかがすいたので、秩父宮でお昼ご飯。ラグビーセットだったかな。コロッケと焼おにぎりのセット。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 パッケージがかわいいですね。ラグビーボールに見えるようになってます。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 決勝戦/3位決定戦
 ちなみに、裏はJAPANカラーとラグビー選手のシルエット。美味しかったけど、残念だったのは冷めてたこと...温かいの食べたかったなぁ...。

トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目2018/12/10 07:07

 秩父宮に行ってきた。

 1試合目は5~8位決定戦の2回戦、クボタスピアーズとNTTコミュニケーションズシャイニングアークスの試合、千葉ダービーで、京葉線ダービーでもありますね。どっちも好きなチームなので、どっちも勝って欲しいんだけどね...そういうわけにもいかないか。先週の勢いだとクボタかなぁ。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 クボタ、イケイケだと思ったんですけどねぇ、前半はNTTコムでしたね。NTTコムはバックスがキレキレでクボタ陣に入ると点を取って帰るって展開。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 クボタは悪くないんだけどなぁ...トライは、インターセプトからの1本だけ、後半、いい感じでボールを継続してNTTコム陣に攻め込んだのですが、ペナルティゴールは決めたものの、トライをあげることはできませんでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 前半は8対14、NTTコムのよさが目立ってたなぁ。でも、残念だったのはペナルティゴールを3本外したこと、これが後半に影響しなければいいんですけどね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 後半立ち上がりクボタが、スピードのある攻撃でトライを1本返しました。この感じで先週のサントリー戦みたいな流れになるのかと思いきや、クボタは2つのミスで、NTTコムにトライを献上してしまいました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 というか、最初のトライの前のプレーでマフィ選手がシンビンをもらってNTTコムは一人少なかったので、クボタはそこにつけこみたかったんですけどね。結局、後半もイケイケだったのはNTTコムでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 試合終了間際のNTTコムの石橋選手のトライもその前の小倉選手のパスが良かったな。
 13対36、ここまで点差が開くとは思わなかった。

 クボタは今週末、リコーと7位決定戦。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 NTTコムはパナソニックと5位決定戦となりました。そういえば、自分の応援してるチーム、今季は5位から8位になっちゃったな。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 NTTコム、例の暴行事件で試合に出てなかったマフィ選手が久しぶりに復帰して、パワー溢れるプレーみせてくれてたのが嬉しかったですね。

 2試合目は、今年は日本選手権の準決勝も兼ねた1~4位決定戦の2回戦。サントリーサンゴリアスとヤマハ発動機ジュビロの試合。奇しくも昨季のトーナメントの準決勝と同じ顔合わせ。ディフェンディングチャンピオンのサントリーも今季は楽に勝ってきた訳じゃないですからね、面白い試合を期待してました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 先制したのはサントリー、素早いボール回しでウイングの尾崎選手がトライ。このまま、サントリーが押していくのかと思いきや、自陣からもボールを回していくヤマハ、サントリーゴール前にあっという間にボールを運んでトライを返しました。
 とにかく、両チームとも早い、とにかくポイントへのよりが早い。ボールもよく動いていて、本当に面白い。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 ヤマハの新加入のシオネ・トゥイプロトゥ選手が凄かったな、攻撃もディフェンスもフィジカルでバンバン押してくる。オーストラリアのレベルズから加入の21才、ん~末恐ろしいというか今後が楽しみだね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 前半は、サントリー1トライに対しヤマハ2トライ、13対22とヤマハリードで折り返し、でも、そんなに差があるようにはみえなかったので 、サントリーの後半に期待。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 後半も拮抗してたけど、サントリーがトライを返して追い上げます。
 ヤマハもサントリー陣内に深く攻め込むのですが、サントリーの硬い守りに追加点をあげることができませんでした。それにしても、何が凄いって両チームのディシプリンですね、とにかく、つまらない反則やミスが無い。あと、倒れてもすぐ立ち上がって、自分のポジションに向かう意識が高い。質の高いプレーを両チーム共にみせてくれてました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 サントリーが3点リードした後半30分過ぎ、自慢のスクラムでサントリーを圧倒し最後は、五郎丸選手のペナルティーゴールでヤマハは同点に追い付きました。ここでいつもなら試合終了ですが、今回のトーナメントはサドンデスの10分間の延長戦、それでも決まらなければゴールキックのコンペティションというルール。
 ということで、トップリーグ史上初の延長戦に。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 サントリーがコイントスでボールを選択して試合再開。短時間の延長戦ですから、敵陣に入って試合を継続すればチャンスがくるという読みだったんだと思います。これに対しボールをキープし続けてチャンスを狙うヤマハ。最後はヤマハのSO清原選手の蹴ったハイパントをサントリーのFB松島選手がカウンター、ヤマハ陣内10m付近までボールを運んだところで、ヤマハが反則。これでマット・ギタウ選手がペナルティーゴールを決めてサントリーが苦しみながらも勝利をものにしました。どっちが勝ってもおかしくない緊張感あふれる試合でしたね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 28対25、今季のサントリーは故障者が多くて、常にギリギリで勝ち進んできた感じだったので、この勝利は格別に嬉しかったんじゃないかなぁ。

 ということで、今週末、ヤマハはトヨタ自動車。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 サントリーは神戸製鋼と闘うことになりました。世界のギタウ選手と世界のカーター選手のマッチアップを見られるのが今から楽しみ。
トップリーグ 2018-2019 リーグ総合順位決定トーナメント 2回戦 1日目
 それにしても、日本選手権を兼ねてるからだと思うけど、この時期、4時キックオフはないよなぁ...NHKさんLIVEにこだわられたんだと思うけど、死ぬほど寒かった。

第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝2018/01/15 07:05

 秩父宮に行ってきた。ん~、2年連続、負けちゃいました...。

 今季の日本選手権は、トップリーグの順位決定戦を兼ねています。ということで、第1試合は3位決定戦、トヨタ自動車ヴェルブリッツとヤマハ発動機ジュビロの試合、第2試合は決勝戦、サントリーサンゴリアスとパナソニックワイルドナイツの試合。先週の試合から、1試合目はトヨタ、2試合目は接戦だけど、パナソニック応援してるからね、パナソニックの勝ち...って思ってたんだけどなぁ。

 前半4分にマレ・サウ選手の反則を誘うまでの攻撃は良かったんだよなぁ...。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 キックオフからこの4分までのトヨタの攻撃はテンポもスピードもあって、この日の試合は面白くなりそうだって思ったんですけどね...。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 トヨタは、この後のヤマハが1人少ない有利な状況を得点に生かすことができませんでした。先週の勢いだったら、ここで得点を取れてたはずなんですけどね...まるで、違うチームのようでした。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 一方、ヤマハは、先週のサントリー戦とは打って変わって動きも良かったですね、特に前に出る意識が高くて、タックルも良かったです。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 五郎丸選手もキックで活躍してましたし、最後の砦としていいディフェンスしてましたね。タックルも良かったですよ。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 前半トヨタはペナルティーゴールの3点のみ、一方、ヤマハは3トライで、コンバージョンもすべて決めて21点で折り返し。この時点でほぼこの試合決まっちゃってました。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 後半立ち上がりで、トヨタが切り替えてこれると思ったんですけどね...ダメでしたね。後半もトヨタは防戦一方でした。後半4分にマレ・サウ選手がトライを取ったあと、試合終了4分前にトヨタがトライを獲るまで得点は動かなかったんだけど、トヨタが反撃できるようには思えませんでした。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 ラインアウトは安定せず、スクラムもヤマハの強力フォワードに押されちゃって全然ダメでしたね。後半は何度も攻めていたんだけど、最後の最後でヤマハの壁に阻まれ、ゴールラインを割ったのは、上にも書いたように終了間際の4分前。後半、トヨタは声が出てなくて、選手間の連携もいまひとつでした。とにかく、フォワードが負けてたので、元気がなくなっちゃってました。
 一方、フォワード戦で有利に立っていたヤマハはノリノリでした。後半中盤に見せた日野選手の独走なんてホント良かったですもんね。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 28対10 得点差以上にヤマハの圧勝でした。

 この日の勢いだったらリーグ戦でももう少し良い成績を残せたんじゃないかなぁ。そういえば、この試合、大田尾選手の引退試合となりました。引退試合勝利でよかったですね、自分の「大田尾、お疲れ!」の声に反応して手を振ってくれました。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 昨季の8位からここまでよく調子を取り戻したと思います。やっぱりトヨタは強くなくちゃね。ルーキーのキャプテン、姫野選手も良くやったと思います。来季は、順位を上げて欲しいチームです。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝

 いや~、この2チームはやっぱり格が違います。オフェンス、ディフェンスともにスキルが高くて、かつ、そのスピード、速すぎです。80分があっという間でした。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 ロースコアのゲームって、つまらない試合が多いのですが、この試合はピリピリするぐらい緊張感のあるゲームでした。実際、いつも撮っている写真も枚数が少なかったですし、気がつくと自分も息をしていない瞬間が何度もありました。固唾を呑むってこのことって思うほど緊迫した試合でした。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 たらればですが、パナソニックは、前半10分で攻撃の要のバーンズ選手を怪我で欠き、守備の要のポーコック選手も執拗にマークされ、いつものプレーを十分にみせることがないまま前半で交代...と、要の選手がもっと機能していれば、試合の結果も変わっていたかもしれません。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 まぁ、パナソニックはいつものようなプレーをさせてもらえなかったってことなんですけどね。 
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 それほどまでに、サントリーの方がこの日の試合は動きが良かったですね。タックルは一人目が確実に止めていて、かつポイントでも体を張ってパナソニックの球出しを遅らせたり、ボールを取り返してました。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 リーグ戦のときと明らかに違い、この1戦にかける、この1戦に勝利するという意識が随所に感じられました。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 パナソニックの攻撃も決して悪くなかったんですけどね。サントリーの圧に負けちゃってたって感じ。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 あと、パナソニックはディフェンスが良かったはずなんですけどね。一人目が確実に止めるってところが、この日は少なかったですね。あれ?、こんなにディフェンス雑だったっけ?って思うほど、サントリーが前に出れてました。
 12対8
 明らかに、サントリーの試合巧者ぶりが目立った試合でした。いつものパナソニックじゃなかったな...というかサントリーがイケイケだったってことなのかな?リーグ戦では勝ったんですけどね、まぁ、その試合もどっちが勝ってもおかしくなかったですけどね。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 バーンズ選手が完璧だったらもっと違ってたかなぁ?松島選手目立ってたけど、福岡選手も、山田選手も、藤田選手も今ひとつ目立ってなかったもんなぁ...点差以上の完敗でした。
 SOのバーンズ選手対ギタウ選手のワラビーズ同士のマッチアップは、バーンズ選手の怪我で勝負つかず、バックローのポーコック選手とマクマーン選手のマッチアップは、結果論だけど、マクマーン選手かな?いずれにしても、パナソニックの負けでした。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 悔しかったのか、山沢選手、泣きじゃくってましたね。大学の先輩の福岡選手がやさしくなぐさめてました。その悔しさをバネに、来季「バーンズがいなくても俺がいる」って気持ちで中心選手としてチームを引っ張って、リーグの頂上を狙って欲しいです。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 公式戦記録見たら、ペナルティはサントリーの方が多かったんだね...それ生かせなかったってことだよなぁ。ん~、2日たったけど、なんか悔しい...。

 さすが頂上決戦、いつものトップリーグの試合よりたくさんの観客でした。公式発表では2試合目の決勝戦は23,416人、今季、一番の観客数だったんじゃないかな?レギュラーシーズンもこのくらい集まると良いのになぁ...。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 ライガーくん。一所懸命、応援してたけどね。残念な結果でした。来季はがんばってね~。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 ラガマルくんもいました。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 決勝
 なんか、人気者だった...。

第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目2018/01/12 07:21

 録画しておいたラグビー日本選手権を見た。

 今年は、トップリーグの順位決定戦が選手権をかねるという変則的な形。ということで、1日目のこの日は、ホワイトカンファレンス1位のパナソニックワイルドナイツとレッドカンファレンス2位のトヨタ自動車ヴェルブリッツ、レッドカンファレンス1位のサントリーサンゴリアスとホワイトカンファレンス2位のヤマハ発動機ジュビロの試合が行われました。

 第一試合のパナソニックとトヨタ、やっぱりフォワード勝負になるんだね...。両チームともガツガツと体をぶつけてきますね、両チームとも、体の大きな外国人選手には上下にタックルに入って確実に止めてました。それにしても、パナソニックのポーコック選手、ワイクス選手ら外国人は仕事してますね。ポーコック選手の接点でのボールへの働きかけはすばらしい。ワイクスは機動力が凄すぎです。トヨタは、やっぱりフォワードのジェイソン・ジェンキンス選手かな、彼も献身的に体張ってましたね。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目
 バックスでは、パナソニックは、福岡選手がキレキレというか調子が良かったんじゃないかな?惜しいのは山沢選手、ここぞというときのランや判断は良いんだけどね、すべての得点に絡んでるのでいいちゃっいいんだけど...キックオフのボールが長すぎたり、ハイパントがタッチに出ちゃったりとミスがありました。バーンズ選手に比べるとちょっと見劣りしちゃうかな。トヨタは、SOのクロニエ選手、フルバックのアプロン選手を軸にボールを大きく動かしてパナソニックに揺さぶりをかけてました。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目
 それにしても、後半のトヨタのスクラム良かったですね。最初からこのスクラム組めてたら試合、少し変わったかも...。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目
 17対11、試合巧者はパナソニックってことですな。最後の時間のかけ方、明日の決勝を考えて無理しないって感じでした。

 第二試合は、ヤマハがどこまで調子を取り戻しているかに注目です。
 それにしても、サントリーは狭いスペースでよくボール動かしますね、そして、一人一人の前に出る圧力が凄い。捕まっても、簡単には倒れず足を掻き続ける意識が強いというか凄いです。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目
 ヤマハも1本獲られたあとにサントリー陣で勝負していたんですが、サントリーを崩すことはできず、逆にターンオーバーからボールを繋がれ松島選手にトライをされてしまいました。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目
 このときのサントリーの選手の反応、良かったですね。そして、その後にも一気に攻められて江見選手にトライを献上しちゃいました。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目
 ん~、サントリーの動きも良いんだけど、ヤマハの動きが悪すぎます。一人目が一発で止められなくて、あれだけゲインされてしまうといかんともしがたいですな。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目
 49対7
 サントリーは攻守ともに意思の統一が図れていて、ヤマハはいまひとつチームの意思疎通が図れてなかったって感じかな。
第55回日本ラグビーフットボール選手権大会 1日目
 明日の決勝はパナソニックとサントリー、3位決定戦はヤマハとトヨタ自動車、決勝は分からないなぁ...3位決定戦はヤマハが修正できてなかったらトヨタかな...。