香港ラグビー プレミアシップ 2013-2014 第2節 ― 2013/10/13 07:35
King's park sports groundに行ってきました。
Abacus Kowloon対HK Scottish、左がKowloonです。昨年は、こんな光景は見られなかったのですが、今年は、こんな感じでスタート。観客にも立つように促してました。
試合は、昨年リーグチャンピオンのKowloonがPGで先制。Kowloonの10番のChris McAdam選手は、PGのみならず、DGを決めたりと活躍してました。さすが、香港代表。
試合は、Kowloonペース。Scottishもボールはまわすんですけどね...。
ラインが縦に出るときのスピードがないので、簡単にとめられてしまいます。
タックルも甘かったですね。簡単に抜かれてましたから。結局、Kowloon 35点、Scottish 6点でKowloonの圧勝でした。
今日も、ハーフタイムにボールボーイたちが、ゴールキックの練習。未来の香港代表がここに...。
プレミアシップの試合の前は女子の試合が行われていました。
いろんなレベルで、試合が行われています。
7人制のオリンピック採用に伴い、力が入っているんですね、きっと。
開幕!香港ラグビー プレミアシップ 2013-2014 第1節 ― 2013/10/06 07:53
King's park sports groundに行ってきました。
昨日、香港でもリーグ戦が開幕しました。
今期のプレミアシップは、昨年より1チーム減って6チームでの総当りで、1チームあたり3回戦うので、約4ヶ月間、15節まで続きます。昨日は、その第1節ということで、6チームそろい踏みでの3試合をみることができました。ちょっと、贅沢。
グランドに着いたら、テントが設営されていました。対戦チームの控え用と、中央は本部席というか放送席、やぐらの上ではビデオ撮影。家庭用ビデオでしたけどね。昨年は、無かったんですけどね。
垂れ幕まで。スポンサーなんでしょうけど、何の会社かな?ググってもわからなかった。
試合球もブルーで統一。
開幕戦ということだからかな?協会の方なんか力が入ってます。
1試合目は、HK Scottish対Leighton Asia HKCC。白いジャージがScottish、赤いのがHKCCです。HKCCは昨年とジャージ変わってましたね。
当初は、互角かなとみていたのですが、徐々にHKCCがScottishを引き離していきます。フォワードはScottishのほうが若干上、かつ大きい、で、縦に出たときはなかなか止められない。一方、バックスはHKCC。香港代表のMcQueen兄弟を擁するバックスは球が回るととにかく速い。
HKCCのバックスは、球捌きもよく、かつスピードに乗っているので、なかなか止められません。バックスに綺麗に球が渡ったらトライを取って帰ってくるという感じの試合でした。McQueen兄弟も目立ってたのですが、フルバックのNicholas Wheatley選手が、攻守にわたって、いいプレーを見せてくれてました。
Scottishは、フォワードでもう少しゴリゴリ行ってたら、点差つめられたかも知れなかったですね。そういえば、香港代表のキャプテンのTauti選手はTigersからHKCCに移籍してました。昨年より、よく走ってたと思います、少し、体重絞ったのかも?
HKCCが勝ちました。
ところで、試合中なんか変な感じがしてたのですが、ハーフタイムのときに気がつきました。Scottishの背番号おかしい。なぜか、みんな2桁。しかも「92」とか「47」とか意味がわからない。拡大してみてください。結局、1から23の普通の背番号の選手一人もいなかった...。
2試合目、昨年のプレーオフのチャンピオンWhichWay ValleyとNewedge Club=Hong Kong Football Clabの対戦です。白いジャージがValley、緑がNewedge Clubです。Newedge Clubもジャージ変わってましたね。
序盤は、Newedge Clubが押してたんですけどね。最初にトライしたのもNewedge Clubでしたし、最初の20分くらいはずーとValley陣内で試合進んでましたので。
しかし、Valleyがトライをとってからは、Valleyのペースで試合が進んでいきます。Newedge Clubは徐々にコンビネーションも悪くなってきて、攻めも守りもちぐはぐになっていきます。結局、修正できないままノーサイド。最後は、2枚同時のイエローカードももらってしまいました。
7人制香港代表のValleyのSalom Yiu選手とNewedge ClubのAdam Raby選手のマッチアップ面白かったです。今回は、Salom選手に軍配が上がりました。後半の80m近い独走トライなんて、そのスピードたるや半端じゃなかったです。
もちろん、Valleyがぶっちぎりの勝利。
1試合目のMOMのAlex McQueen選手。このラフさが香港ぽいです。サンダルだし...。
ハーフタイムには、ボールボーイの子供たちがゴールキック合戦。このグダグダな感じも香港ぽい。
3試合目は、昨年リーグのチャンピオンAbacus KowloonとBorrelliWalsh Tigersの地元対決。もちろん黄色がTigers、白とエンジの縞がKowloon。
Tigersは、フォワードのセットプレイで完璧に負けてて、マイボールまでコントロールされてしまう始末。これではなかなか勝てませんね。7人制のキャプテンのTigersのRowan選手も、今日は元気がありませんでした。
KowloonのJames Robinson選手の走り。Tigersの選手がタックルミス。
そのまま、インゴールへ。
ということで、Kowloonの圧勝。
この試合、選手が入場するときに、キャノン砲で銀テープが発射された。
そんな演出があるとは思わなかった...。
3時に始まって、終わったのは8時、あたりは真っ暗。気温も、汗ばむ陽気から、ちょっと肌寒く感じるまでに変わりました。さすがに3試合、見ているほうも疲れました。
HKRFU 60th Aniversary ― 2013/10/02 07:26
King's park sports groundに行ってきました。
9月28日に行われた、香港ラグビー協会60周年記念式典を見てきました。
式典が始まるまで、ピッチでは地元TigersとHong Kong Scottishが練習試合をしてました。一本目かどうかは、わかりませんでしたけど...。
ノーサイド。今週末から今期のシーズンが始まります。毎週末はここでラグビー観戦です。
さて、式典のほうは、こんな感じでタイムスケジュールが掲示されていました。ミニラグビーやセブンズなどのデモンストレーションや試合が組まれています。
式典が始まって、偉い人たち=協会のチェアマンとかそういう人の挨拶。
何でも、1952年に協会が設立されて、最初の海外遠征先は日本だったそうです。
右側の背番号9番は、香港代表でセブンズではキャプテンを務める、Rowan Varty選手。隣の方はたぶんお父さんです。ちょっと、つまんなそうな感じでした。こういう感じの式典とか嫌いなんですかね。式典が終わったら速攻で帰ってまし、黒のMINIで。
各代表のキャプテンたち。
各代表、勢揃いでの撮影。
香港はセブンズにも力を入れていて、アジアではJAPANよりランクが上。男女とも各年代でいろいろな大会で優勝をしています。オリンピックで正式種目になったというので力を入れているということもあると思います。後、有名な香港セブンズも行われていますよね。
式典の後は、香港中のクラブチームに参加している子供たちとの記念撮影。オリンピックや香港セブンズで活躍する選手が、この中から出てくるんでしょうね。
ピッチにも入れました。ピッチ中央から見える景色です。「香港」って感じです。
帰りに、下のグランドをのぞいたら、ソフトボールをやってました。
西洋人の方たちなのですが、ソフトボールというか野球もやる人たちがいるんですね。ちゃんとユニフォームも作ってましたよ。
式典の後、セブンズの招待試合なども行われる予定になってましたが、なぜか、とっても疲れてしまったので、見ないで帰りました。まぁ、今週末からシーズンインですからね、毎週末が楽しみっ♪
ところで、昨日は國慶節でしたが、例年行われる花火大会は、昨年の海難事故のこともあって中止になったそうです。楽しみにしてたのに残念だけれども、こればっかりはしようがないよね。
バグパイプ ― 2013/08/30 07:15
先日のHong Kong Scottish Dayでのバグパイプの演奏です。ちょっと、短いですけどね...。
HONG KONG SCOTTISH DAY 2013 ― 2013/08/25 07:09
昨日、半年振りに、King's Parkに行ってきました。
で、ちょっと、早めに会場に着いたので、会場内をブラブラ。大会運営テントです。観光地みたいなパネルが...。
スコットランドといえばバグパイプですね。
今年は、こんなコーナーもありました。
試合は、8チームが2つのプールに別れ、総当り戦を行い、プールの1位がカップ、2位がプレート、3位がボールとそれぞれ決勝を行います。
Premiershipに所属するチームなので、10月から始まるリーグ戦に向けてチームの仕上がり状況を見ることができます。
昨年プレーオフを制したValley、リーグ戦2位だったHONG KONG FOOTBALL CLUBがよかったですね。
昨年、応援していた地元の2チーム、KowloonとDea Tigersは、いまひとつでした。
ホストのHong Kong Scottish Clubももう少しがんばると思ったんですけどね。
昨年はリーグ戦に不参加だった天水園Pandaが参加してました。香港の選手中心のチームみたいですね。体が小さいのに健闘してました。
ということで、プール戦の結果で、ボウルがDea TigersとKowloonの地元対決、プレートがホストのHong Kong Scottish ClubとHong Kong Cricket Club、カップはHong Kong Football ClubとValleyという組み合わせになりました。
Tigers vs Kowloon。立ち上がりは、Tigersの動きがよかったのですが、後半Kowloonのペースになって、22対14でKowloonが勝ちました。
プレートは、こちらも最初は互角だったのですが、後半に向けて調子を上げたCricket Clubが33対12と圧勝。
自分は、ピッチ1で観戦していたのですが、ピッチ3で女子の試合と下位リーグのChanpionshipに所属するチームの試合も行われていました。
女子の決勝です。Gai WuとCauseway Bayの試合、写真は、Gai Wuの2本目の独走トライのシーン。でも、結局、試合は19対10でCauseway Bayが勝ちました。Gai Wuは体が小さいのに、運動量で健闘したんですけどね...。Causeway Bayのスタンドオフの娘が、体は小さいのに人に強くて、かつ判断もよかったです。
下位リーグのCauseway BayとCityの試合。Causeway Bayは本来、Premiershipに所属するチームなので、ちょっと、差がありましたね。31対14で女子同様、Causeway Bayが勝ちました。
カップの決勝は、やっぱり、見ごたえがあります。
スピード、パワー、スキルどれをとっても他の試合と違っていました。
この試合は、しまった試合で、両チーム、トライ1つずつ、コンバージョンの差でValleyが逃げ切りました。
半日、たくさんの試合が見られて楽しく過ごしました。暑さも昨年ほどではなく、風が吹くと少し涼しく感じられました。King's Parkにも秋の訪れが、なんて思ってふと見上げると、トンボがたくさん飛んでました。ここ香港にも、確実に秋が近づいてきています。
来週末からは、日本ではトップリーグ開幕ですね。見に行きたい...。