ネーションズチャンピオンシップ2026 JAPAN vs FRANCE ― 2026/07/20 07:46
国立競技場に行ってきた。

JAPANってFRANCEに勝てたことないよね...前回は2024年、この試合は大差での敗戦。その前は2022年、この時は7月に2試合、11月に1試合と3試合行われました。あと、2017年、その前は2011年に、2003年のワールドカップでした。

先週のIRELAND戦から考えると、圧倒的にFRANCE有利だけど、ホームの強みを魅せてもらいたいですよね。ちなみに、FRANCEはランキング4位ですからね。
ということで、この日のJAPANのメンバーは以下。
01 大塚 壮二郎(関西学院大学/関西学院高等部 2)
02 江良 颯(スピアーズ船橋・東京ベイ/帝京大学 8)
03 為房 慶次朗(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 22)
04 Harry HOCKINGS(東京サンゴリアス/クインズランド大学 4)
05 Warner DEARNS◎(ブレイブルーパス東京/流通経済大学付属柏高校 34)
06 Esei HAANGANA(浦安D-Rocks/セント ポールズ カトリック高校 -)
07 Ben GUNTER(埼玉ワイルドナイツ/ブリスベンボーイズカレッジ 19)
08 Jack CORNELSEN(埼玉ワイルドナイツ/クインズランド大学 31)
09 齋藤 直人(東京サンゴリアス/早稲田大学 30)
10 伊藤 龍之介(明治大学/國學院大學栃木高校 2)
11 石田 吉平(横浜イーグルス/明治大学 10)
12 Samisoni TUA(浦安D-Rocks/摂南大学 3)
13 Dylan RILEY(埼玉ワイルドナイツ/ボンド大学 40)
14 植田 和磨(神戸スティーラーズ/近畿大学 4)
15 松永 拓朗(ブレイブルーパス東京/天理大学 7)
Replacement
16 佐藤 健次(埼玉ワイルドナイツ/早稲田大学 9)
17 岡部 崇人(横浜イーグルス/関西学院大学 10)
18 Izi SWORD(スピアーズ船橋・東京ベイ/拓殖大学大学 -)
19 Michael STOLBERG(ブレイブルーパス東京/アングリカン・チャーチ・グラマ ースクール 2)
20 リーチ マイケル(ブレイブルーパス東京/東海大学 94)
21 Tiennan COSTLEY(神戸スティーラーズ/IPU環太平洋大学 13)
22 メイン 平(ブラックラムズ東京/御所実業高校 2)
23 上ノ坊 駿介(神戸スティーラーズ/天理大学 -)
やっぱり、原田選手と廣瀬選手はおやすみなのね。スクラムハーフの控えがいないのはどうなんだろう...?まぁ、上ノ坊選手とメイン選手に頑張ってもらうってことなんかなぁ。あと、SWORD選手とHAANGANA選手にも期待だな。

一方、FRANCEは、
01 Jefferson Poirot
02 Maxime Lamothe
03 Regis Montagne
04 Florian Verhaeghe
05 Emmanuel Meafou
06 Lenni Nouchi
07 Marko Gazzotti
08 Alexandre Roumat
09 Maxime Lucu◎
10 Romain Ntamack
11 Aaron Grandidier-Nkanang
12 Yoram Moefana
13 Fabien Brau-Boirie
14 Theo Attissogbe
15 Matthieu Jalibert
Replacement
16 Peato Mauvaka
17 Reda Wardi
18 Sipili Falatea
19 Hugo Auradou
20 Tom Staniforth
21 Killian Tixeront
22 Paul Graou
23 Kalvin Gourgues
ん~、Ntamack選手くらいしかわからん...あぁ、Jalibert選手かな。いずれにしても、強いに決まってるからね。JAPANがどこまで行けるかがみものってことですな。

ん~、しっかり世界との差を見せつけられたって感じでしたな。
正直、いいところがなかったなぁ...。一緒に観に行った奥様に「今日の試合に出てる人たちって代表なの?」って辛辣な疑問をぶつけられてしまいました。試合後、夕食を食べていた時に、「キャラクターがはっきりしていて活躍している選手があんまりいないよね」って、「南アフリカを倒したときは、そんなにラグビー観てないけど知ってる選手たくさんいたのにな~」ってあんまりに正直なご意見いただいちゃいました。

そう言われてしまった自分も、確かに今日の試合は少しがっかりでしたね。Jalibert選手が蹴ったボールを受けた伊藤選手が自陣から大きくゲインして、RILEY選手、石田選手とボールが渡ってトライ。このトライは、伊藤選手の判断、石田選手のスピードと二人の才能が発揮された完璧なトライだったんだけどね...。

それ以降は、正直JAPANのアタックが有効に機能した場面はみられませんでした。前半の大塚選手のトライも、まぁ、言っちゃなんだけど、トライ取り切れなかったけど、FRANCEの選手がペナルティを犯してくれたので、獲れたといってしまえば、そんなトライでしたよね。まぁ、あの場面で、江良選手と大塚選手で獲れたのは凄いことだとは思うんだけどね...。
とにかく、ボールを回しても、ディフェンスの枚数が減らないので、ほとんど進めない、進んだと思ったら押し返されるって場面が長かった。

一方、FRANCEは、JAPANの弱点のハイボールでしっかり競り勝ち、何度もチャンスを作ってたし、JAPANがペナルティーを犯すと、すかさずタッチに蹴って、ゴール前でラインアウト、モールを形成して押し込みトライの繰り返し、これで3本のトライ。トライまで行かなくてもJAPANはそのモールを止めることができなくて、FRANCEのモール攻撃には完敗でした。なんかこれ観ていて、以前に観たブラックラムズがブレイブルーパスにぼろ負けした試合を思い出しちゃいました。ペナルティ➡ゴール前にタッチ➡ラインアウト➡モール➡トライの繰り返し...。

FRANCEは、2トライのJalibert選手も絶好調でしたね。Ntamack選手はキックミスが何度かあって、ちょっと残念だったなぁ。残念といえば、Bielle-Biarrey選手を生で観られると思ってたんだけどなぁ...。

JAPANは、DEARNS選手、GUNTER選手、齋藤選手、RILEY選手、CORNELSEN選手は世界に通用すると思うけど、あとは国内ではいい選手だと思うけどなぁ...あと、フォワードとバックスの連携も今一つだよね、世界は、アタックの時のフォワードとバックスの連携というか、ポジション関係なくフォローしてるからね。
リーチ選手もモールディフェンスは修正できるって言ってたけど、ハイボールの処理はね...。IRELANDも、FRANCEもそこは徹底的に突いてきたからね。ワールドカップまで1年と少し、同じブロックのFRANCEはもちろんのこと、SAMOA、USAもそこは突いてくるのは間違いないので、何とか修正してもらいたいなぁ...。
ということで、JAPANは、来月はAUSTRALIAと2連戦、9月はパシフィックネーションカップのUSA線とCANADA戦、11月はネーションズチャンピオンシップの後半戦のWALES戦、SCOTLAND戦、ENGLAND戦とTEST MATCHが続きます。来年のワールドカップに向けて頑張ってもらいたいな~。
ネーションズチャンピオンシップ2026 JAPAN vs IRLAND ― 2026/07/16 07:12
日本でやればよかったのにぃ...。
オーストラリアのニューカッスルのMcDonald Jones Stadiumで先週末行われたネーションズチャンピオンシップ2026の第2節のJAPANとIRELANDの試合、さすがにオーストラリアまで行けないからね、J-Sportsで観戦。第1節の結果は、JAPANはITALYに27対10で勝利、IRELANDはAUSTRALIAに33-31で勝利とどちらも1勝で迎えた対戦。ちなみに、ランキングはJAPANが12位、IRELANDは3位で、6ネーションでは1位ですからね、そう簡単には勝てないと思いますが、前節の勢いで行って欲しいところですよね。
この日のメンバーは以下。
01 岡部 崇人(横浜イーグルス/関西学院大学 9)
02 原田 衛(ブレイブルーパス東京/慶應義塾大学 13)
03 竹内 柊平(東京サンゴリアス/九州共立大学 25)
04 Harry HOCKINGS(東京サンゴリアス/クインズランド大学 3)
05 Warner DEARNS◎(ブレイブルーパス東京/流通経済大学付属柏高校 33)
06 Ben GUNTER(埼玉ワイルドナイツ/ブリスベンボーイズカレッジ 18)
07 下川 甲嗣(東京サンゴリアス/早稲田大学 24)
08 Jack CORNELSEN(埼玉ワイルドナイツ/クインズランド大学 30)
09 齋藤 直人(東京サンゴリアス/早稲田大学 29)
10 伊藤 龍之介(明治大学/國學院大學栃木高校 1)
11 メイン 平(ブラックラムズ東京/御所実業高校 1)
12 廣瀬 雄也(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 6)
13 Dylan RILEY(埼玉ワイルドナイツ/ボンド大学 39)
14 植田 和磨(神戸スティーラーズ/近畿大学 3)
15 松永 拓朗(ブレイブルーパス東京/天理大学 6)
Replacement
16 江良 颯(スピアーズ船橋・東京ベイ/帝京大学 7)
17 大塚 壮二郎(関西学院大学/関西学院高等部 1)
18 為房 慶次朗(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 21)
19 Michael STOLBERG(ブレイブルーパス東京/アングリカン・チャーチ・グラマ ースクール 1)
20 リーチ マイケル(ブレイブルーパス東京/東海大学 93)
21 Tiennan COSTLEY(神戸スティーラーズ/IPU環太平洋大学 12)
22 上村 樹輝(神戸スティーラーズ/帝京大学 1)
23 Sam GREENE(-/ブリスベングラマー高校[AUS] 6)
先週の試合からの違いは、石田選手からメイン選手の変更かな。けがから復帰したメイン選手の活躍に期待だね。ラムズファンだから応援にも力が入っちゃうね。
IRELANDのメンバーは以下。
01 Tom OToole
02 Ronan Kelleher
03 Thomas Clarkson
04 Tadhg Beirne◎
05 James Ryan
06 Jack Conan
07 Nick Timoney
08 Sean Jansen
09 Craig Casey
10 Ciaran Frawley
11 Jacob Stockdale
12 Stuart Mccloskey
13 Robbie Henshaw
14 Jimmy Obrien
15 Jamie Osborne
Replacement
16 Tom Stewart
17 Billy Bohan
18 Sam Illo
19 Cormac Izuchukwu
20 Bryn Ward
21 Nathan Doak
22 Harry Byrne
23 Bundee Aki
主力が今週末のNew Zealand戦を控えてかこの日はメンバーに入っていないので、1.5軍とか2軍とか言われているらしいけど、Tier1に勝てれば、実績として残るからね。JAPANにとっては、勝てば絶対にプラスになる試合だと思います。
でもね...やっぱり、世界ランキング3位は伊達じゃないんだよね...。
前半13対19の6点差、後半31分まで20対26の6点差、1トライ1コンバージョンで逆転できるところまで行ったんだけどね。
結局、JAPANは、残り10分間、IRLANDに攻め込まれ、自陣から抜け出すことができず、オフサイドの繰り返しで江良選手がイエローカード。ノーコンテストのスクラムからバックスが一人少ないところを突かれて、トライを奪われて20対36と16点差でっ試合終了となりました。
前半4分に、IRLANDのラインアウトのこぼれ球をメイン選手が拾って、そのままトライラインを超えて最初の5ポインターに、ゴールキックも決まって7点と先行したんですけどね。
その後も、先週と同様に堅いディフェンスを魅せていたんですけどね。やっぱり、相手陣に入ってからのTier1のチームは違いますな。フォワードの体格はあんまり差がなかったけど、バックスのサイズ差がね...そんなところをボディブローのように攻められて前半に3本のトライを奪われてしまいました。
一方、JAPANは、果敢にIRELANDのトライラインに迫るものの、ノックフォワードなどのミスで追加点はペナルティゴールの2本のみという結果。

後半、13点差にされてからの10分間はJAPANの試合だったんですけどねぇ。ゴールポスト下のラックから江良選手が持ち出して、ポスト真下にトライ、コンバージョンも決まって6点差まで詰め寄って、もしかしたらって思ってたんだけどなぁ...。

結果、最後の最後にペナルティゴールとトライを決められて最終的に16点差での敗戦となりました。ん~、やっぱ強いよね...人口約700万人、日本の1/14くらいの人口なのに、ことラグビーについていうとJAPANより選手層が厚いってことなんかなぁ...というか、全員がどのようにIRELANDのラグビーをプレイするかってところが徹底されているんだよな、きっと。
JAPANは、ITALY相手にはできていたことが、この試合では、ほとんどできていないように思います。確実なキックでの危機からの脱出。速いリロードで相手にプレイさせないディフェンス、どれもIRELANDの圧力に負けてできていなかったってことですな。あと、どうしてもバックスでボールを回しても相手を余らせることができない、これ、以前から思ってたんだけど、得点力の低さにつながっているような気がするんだよね...ワールドカップまで、あと約1年、何とかそこの強化を進めて欲しいもんですね。

トライ数でJAPANは2本、IRELANDは5本ってところに、まだまだ差があるってことなんだね。
チャンスをものにできるIRELANDと、チャンスでミスを犯してしまうJAPANってところはありましたね。いいところもあったんだけどなぁ、なんかもったいない試合だったなぁ。
ということで、今週末は国立競技場で世界ランキング4位で、現在2勝のFRANCEとのテストマッチ、会場で応援してきますよ~。
ところで、怪我で交代の廣瀬選手、RILEY選手の両センターは大丈夫かなぁ...あと、原田選手の脚も気になるよね...。
JAPAN vs FRANCE ― 2026/07/11 07:22
JAPAN vs FRANCEの宣伝?
丸の内の丸ビルの裏にJAPANカラーの大型バス。ラグビー好きとしては、写真に収めない訳にはいかんよね。

背面にはNATIONS CHAMPIOMSHIPのロゴと、参加チームのエンブレム。

今日はオーストラリアでIRELANDと、来週は、国立でFRANCEとのテストマッチだからね。
来週は、国立競技場に応援に行くよ~。
ネーションズチャンピオンシップ2026 JAPAN vs ITALY ― 2026/07/07 07:11
秩父宮に行ってきた。

今年から、北半球の国代表と、南半球の国代表が闘うネーションズチャンピオンシップ2026が始まります。北半球のチームは、6ネーションズのIRLAND、SCOTLAND、WALES、ENGLAND、FRANCE、ITALY、南半球は、SANZAARのNEW ZEALAND、AUSTRALIA、SOUTH AFRICA、AEGENTINAに、SANZARの招待されたFIJIと、JAPANの6チームで構成されてます。JAPANは、7月にITALY、IRLAND、FRANCE、11月にWALES、ENGLAND、SCOTLANDと対戦します。これが、今年から2年に1回行われる予定になっています。次回は2028年、ワールドカップの翌年ということになりますね。ちなみに、順位は勝ち点制で、勝ち4、引き分け2、負け0が与えられ、ボーナスポイントとして、勝敗にかかわらず4回以上トライ獲得で1、7点差以内での負けで1が与えられます。
ということで、JAPANの初戦はITALY。6ネーションズで力をつけているITALYが有利って感じですかね...。ちなみに、自分が観戦したITALYとの戦績は、2011年は負け、2014年は勝ち、2018年は2回対戦して、1戦目は勝ち、2戦目は負け、2023年は負け、2024年も負け。ということで、2勝3敗ですね。ここまでの通算戦績は2勝8敗、ということは、2014年が初勝利ってことなんですね。
この日のJAPANのメンバーは以下。
01 岡部 崇人(横浜イーグルス/関西学院大学 8)
02 原田 衛(ブレイブルーパス東京/慶應義塾大学 12)
03 竹内 柊平(東京サンゴリアス/九州共立大学 24)
04 Harry HOCKINGS(東京サンゴリアス/クインズランド大学 2)
05 Warner DEARNS◎(ブレイブルーパス東京/流通経済大学付属柏高校 32)
06 Ben GUNTER(埼玉ワイルドナイツ/ブリスベンボーイズカレッジ 17)
07 下川 甲嗣(東京サンゴリアス/早稲田大学 23)
08 Jack CORNELSEN(埼玉ワイルドナイツ/クインズランド大学 29)
09 齋藤 直人(東京サンゴリアス/早稲田大学 28)
10 伊藤 龍之介(明治大学/國學院大學栃木高校 -)
11 石田 吉平(横浜イーグルス/明治大学 9)
12 廣瀬 雄也(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 5)
13 Dylan RILEY(埼玉ワイルドナイツ/ボンド大学 38)
14 植田 和磨(神戸スティーラーズ/近畿大学 2)
15 松永 拓朗(ブレイブルーパス東京/天理大学 5)
Replacement
16 江良 颯(スピアーズ船橋・東京ベイ/帝京大学 6)
17 大塚 壮二郎(関西学院大学/関西学院高等部 -)
18 為房 慶次朗(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 20)
19 Michael STOLBERG(ブレイブルーパス東京/アングリカン・チャーチ・グラマ ースクール -)
20 リーチ マイケル(ブレイブルーパス東京/東海大学 92)
21 Tiennan COSTLEY(神戸スティーラーズ/IPU環太平洋大学 11)
22 上村 樹輝(神戸スティーラーズ/帝京大学 -)
23 Sam GREENE(-/ブリスベングラマー高校[AUS] 6)
この日、初キャップとなるのは、伊藤選手、大塚選手、STOLBERG選手、上村選手の4人、特に先週Maori All Blacks戦で輝きを魅せた伊藤選手の活躍に期待ですね。

ITALYのメンバーは以下。
01 Danilo FISCHETTI
02 Tommaso DI BARTOLOMEO
03 Marco RICCIONI
04 Niccolo CANNONE
05 Andrea ZAMBONIN
06 Alessandro ORTOMBINA
07 Michele LAMARO ◎
08 Lorenzo CANNONE
09 Stephen VARNEY
10 Paolo GARBISI
11 Montanna IOANE
12 Tommaso MENONCELLO
13 Juan Ignacio BREX
14 Malik FAISSAL
15 Lorenzo PANI
Replacement
16 Gianmarco LUCCHESI
17 Mirco SPAGNOLO
18 Muhamed HASA
19 Riccardo FAVRETTO
20 Ross VINTCENT
21 Alessandro FUSCO
22 Leonardo MARIN
23 Tommaso ALLAN
ITALYの選手のことあんまり知らないけど、フランカーでキャプテンのLAMARO選手、SOのGARBISI選手、12のMENONCELLO選手が要注意らしいですね。監督の戦略が相手の弱点を突いてくるということなので、戦前の予想では、徹底したハイパントでJAPANのバックスリーを標的にしてくるんじゃないかってことだったんですけどね...。

結果から言うと、JAPANが3トライ、3コンバージョン、2ペナルティゴールの27点、ITALYが1トライ、1コンバージョン、1ペナルティゴールの10点で、JAPANの快勝でした。
この日のJAPANは、ふわっとしたところがなく規律も高くて堅かったですね。何度か22mライン内に攻め込まれ、ゴールラインを背にする場面もありましたが、堅守で守り切りましたからね。

先制したのはITALY、JAPANのディフェンスのギャップを突いて、13番のBREX選手がトライラインを超えました。ITALYはボールが動き出すと速かったですね...ランのスピードは速いし、パスは上手かったですからね。

JAPANは、このままズルズルと押されてしまうのかと思いきや、この日のJAPANは違いました。ITALY陣に入るとフェイスを重ね、最後はキャプテンのDEARNS選手がタックラー2人を押しのけてトライラインにボールをねじ込み、コンバージョンも決まって、同点として試合を振り出しに戻しました。

この日、DEARNS選手、原田選手、齋藤選手の海外経験者がいい仕事をしてました。齋藤選手は、慌てたところが無くて、落ち着いてましたね。ITALYキックオフ時のラックからのキックもしっかりタッチに蹴り返し、エリアを取り戻してましたし、ラックからの球出しもバタバタしたところがありませんでした。

原田選手もタックル成功数13回と日本人で1位とディフェンスに貢献していました。ちなみに、タックル成功数1位は、この日のPOMのGUNTER選手の19回でした。
原田選手は、ディフェンスだけじゃなくてラインアウトのスローも安定してました。

ディフェンスといえば、ゴールラインを背負った時のディフェンスが堅かったですね。これまでは、Tier1のチームと対戦した時は必ずと言っていいほどトライを獲られちゃったんですけどね...この日は違いました。前半、終了間際の攻防で結果JAPANのペナルティになったものの、ITALYはトライにこだわることなく、ペナルティゴールに切り替えたところで、この日はいけるんじゃない?って感触がありました。
あと、この日のITALYはミスが多いなって思ったんだけど、それってJAPANのプレッシャーが効いていたってことなんですよね。

自分がフォワードだったってこともあって、どうしてもフォワードのプレーに注目しちゃうんだけど、この日はバックスの選手の躍動が良かったですね(もちろん、成功率100%で、相手ボールを確保したラインアウトも良かったし、何回かペナルティをとられてしまいましたが、決して押し負けることがなかったスクラムと、セットプレーが安定していたのが良かったと思います)。
両ウイングの石田選手、植田選手の反応の速さに、ランのスピードは凄かったですね。キックチェイスで、ITALYのバックスリーにプレーをする時間を与えていませんでした。
そして、初キャップの伊藤選手の、初キャップとは思えない落ち着いたプレーが秀逸でしたね。ランにパスも良かったし、ルーズボールへの働きかけも速かったし、キックのバリエーションも多くて、プレーを絞れなくてITALYは翻弄されてたんじゃないかなぁ。

あと、12番の廣瀬選手のキックにタックル、RILEY選手のスピード、松永選手のランに安定感のあるプレースキックと、とにかく全員が良かったですね。もちろん、リザーブで出場した選手たちもね。そういえば、松永選手はリーグワンのレギュラーシーズンより活躍していたんじゃないかなぁ。

まぁ、ハイパントの処理で後手を踏んでしまう場面もあったけど、これは、来年のワールドカップまでの課題として修正できればいいですからね。
戦前の予想で、ハイパントで苦しめられる予想だったけど、逆にU20から正代表に初選出のFAISSAL選手を徹底的に狙って、ITALYを前に出さないようにしてました。結果的に、ポゼッションで、JAPANは22m以内に42%、ITALYは22%と圧倒しましたからね。

今週末はIRLAND、来週はFRANCEと厳しい試合が続きますが、この日の勢いでいければ、結果は残せていけるんじゃないかな。
そうそう、規律が高くて、サイズも大きい本職のロックが揃ったのも強みの一つなんじゃないかと思います。

秩父宮ラグビー場でこの入場者数。ひとつひとつのプレーに地鳴りのような応援の声、JAPANの後押しになってると思うんだよね。

メインスタンドも赤白のジャージで埋め尽くされてました。

試合に勝ったこともあって気持ちよかったけど、この光景もいい眺めで気持ち上がったな。
リポビタンDチャレンジカップ2026 JAPAN XV vs.MĀORI ALL BLACKS ― 2026/07/05 07:57
2つの台風が通過した先週末、名古屋のパロマ瑞穂スタジアムで今年もJAPAN XVとMaori ALL BLACKSの試合が行われました。
ということで、J-Sportsで観戦。
JAPAN XVのメンバーは以下。
01 岡部 崇人 (横浜イーグルス/関西学院大学)
02 原田 衛 ◎(ブレイブルーパス東京/慶應義塾大学)
03 竹内 柊平(東京サンゴリアス/九州共立大学)
04 Esei HAANGANA(St. Paul Catholic H.S.)
05 Michael STOLBERG(ブレイブルーパス東京/Anglican Church Grammar School)
06 下川 甲嗣 (東京サンゴリアス/早稲田大学)
07 Tiennan COSTLEY(神戸スティーラーズ/IPU環太平洋大学)
08 Waisake RARATUBUA(東海大学)
09 北條 拓郎(三重ホンダヒート/天理大学)
10 伊藤 龍之介(明治大学/國學院大學栃木高校)
11 Inoke BURUA(神戸スティーラーズ/流通経済大学)
12 李 智寿(朝鮮大学校/大阪朝鮮高校)
13 Dylan RILEY(埼玉ワイルドナイツ/Bond Univ.)
14 植田 和磨(神戸スティーラーズ/近畿大学)
15 松永 拓朗 ◯(ブレイブルーパス東京/天理大学)
Replacement
16 佐藤 健次(埼玉ワイルドナイツ/早稲田大学)
17 大塚 壮二郎(関西学院大学/関西学院高等部)
18 Izi SWORD(スピアーズ船橋・東京ベイ/拓殖大学)
19 武内 慎(浦安D-Rocks/明治大学)
20 Aseri MASIVOU(三重ヒート/拓殖大学)
21 渡邊 晴斗(近畿大学/報徳学園高校)
22 Sam GREENE(Brisbane Grammar HS.)
23 メイン 平(ブラックラムズ東京/御所実業高校)
MĀORI ALL BLACKSのメンバーは以下。
01 Ollie Norris (Ngāpuhi)
02 Tyrone Thompson (Ngaii Tāmanuhiri, Ngāti Rangiwewehi)
03 Marcel Renata (Ngāti Whanaunga)
04 Laghlan McWhannell (Ngāti Kahungunu)
05 Tahlor Cahill* (Ngāpuhi, Ngāti Pikiao and Ngāti Raukawa)
06 Te Kamaka Howden (Tūhoe)
07 Jahrome Brown (Ngāti Porou)
08 Torian Barnes* (Ngāti Whātua)
09 Adam Lennox* (Ngāti Kūia, Ngāti Raukawa)
10 Rivez Reihana (Ngāpuhi, Ngāi Tahu, Ngāti Hine)
11 Reon Paul* (Ngāpuhi, Ngāti Porou)
12 Xavi Taele (Ngāi Tahu)
13 Bailyn Sullivan (Ngāti Kahungunu) - captain
14 Payton Spencer* (Ngāti Kahungunu, Mūaupoko)
15 Cole Forbes (Ngāti Awa)
Replacement
16 Jacob Devery (Te Aitanga a Mahaki)
17 Pouri Rakete-Stones (Ngāpuhi)
18 Benet Kumeroa (Te Atihaunui a Pāpārangi)
19 Caleb Delany (Ngāti Tūwharetoa)
20 Nikora Broughton (Ngārauru, Ngāti Ruanui)
21 Sam Nock (Ngāpuhi)
22 Taha Kemara (Te Whānau a Apanui, Te Whakatōhea)
23 Kyle Brown* (Waikato)
久しぶりの原田選手のプレーが観られるたのがうれしかったですね。あと、MĀORI ALL BLACKSのヘッドコーチがブラックラムズに在籍していたTamati Ellisonさんっていうのもうれしいやね。ところで、ALL BLACKSのジャージの色を決めたのEllisonさんの先祖ってホントなんかなぁ。

前半、4トライの24対7で折り返し、MĀORI ALL BLACKSにペナルティが多くて2人少ない時間帯があったってこともあるけど(その間に3トライですからね)、立ち上がりから攻撃もディフェンスも負けてなくて点差通りの押せ押せの試合運びでした。

解説の沢木さんが、伊藤選手がボールを持ちすぎ(持ってる時間が長いってこと)って言ってたけど、その伊藤選手がいい動きと判断をしてましたからね。昨年の大学選手権でも、パスに、ランに、キックにと攻撃の起点となっていい動きしてたけど、こういう、代表レベルの(といってもJAPAN XV、MĀORI ALL BLACKSともに国代表じゃないけどね)試合でも、力を発揮できるっていうのはいい選手ってことですよね。沢木さんが言うように、的確なコーチングをすれば、JAPANを背負って立つスタンドオフになれると思う。だって、まだ大学4年生ですぜ、あと、大学4年生といえば、朝鮮大学の李智寿選手もいい動きしてたよね。

で、フレッシュな面々も良かったけど、ベテラン勢のRILEY選手が何度もいいランで抜けてたし、COSTLEY選手、下川選手の両フランカーもいい仕事してたよね。そうそう、STOLBERG選手もいいタックルをみせてくれてました。

とはいえ、やっぱり、MĀORI ALL BLACKSは凄いや、ボールが動き出すとなかなか止まらない。ホント、うまいことオフロードを繋ぐ繋ぐ、そもそも、フィジカルも強いので簡単には止まらないよね。後半10分にトライを奪うところは、MĀORI ALL BLACKSとしての意地を魅せてくれたように思います。
JAPANも松永選手が技ありのランでトライを奪って、リードを31対14と17点差にしたんですけどね...。

前半はミスの多かったMĀORI ALL BLACKSですが、後半は修正してミスも少なかったし、規律も前半とは打って変わって高かったですね。とにかく、走り出したら止まらなかったですね。後半63分から立て続けに4トライ。昨年の試合と同じく、前半リードしていたのに、後半で逆転されて38対31という結果で終わりました。

4人の現役大学生の選手たち(伊藤選手、李選手、大塚選手、渡邊選手)には、いい経験になったんじゃないかなぁ。
JAPAN XV、もう少しで勝てそうなんだけどなぁ...毎年、後半のガス欠で畳みかけられちゃってるからな。これって、コーチングに問題あるんじゃないかなぁ。