Starship Syncopation / Cory Wong ― 2024/10/08 07:20
Cory Wongさんの新譜がリリースされました。
ジャケットイラストは宇宙服を着ているものの、前作のジャケ写と同じポース。アルバムタイトルがStarship Syncopationだからってことですね。
で、今回、Bandcampからメールでリリースのお知らせが来たので、何の前情報も無いまま聴いてみたんだよね。で、ギターの音はいつものCoryさんなんだけど、いつもの軽いPOPなFUNKじゃなくて、映画のサントラのような曲や、荘厳なオーケストラと思しき音もバックで鳴っていてちょっと重い(ヘヴィって意味じゃなくて、ちょっと荘厳な感じかな)感じの曲が収録されてました。
ということで、ググって見たら、今回はオランダのオーケストラ、Metropole Orkestとの共作でした。ジャケットを良くみたら、with METROPOLE ORKESTって、ちゃんと書いてあるじゃんね(ちなみに、指揮は首席指揮者のJules Buckleyさん、これもジャケットに書いてあったね)。Coryさん2年前にもアムステルダムでMetropole Orkestと共演していて、ライブ音源もリリースされてました(自分未入手だけどね)。

収録されているのは以下の10曲
01 Starship Syncopation
イントロからオーケストラのいい感じのバックアップでCoryさんのギターが歌い上げてます。曲調はいつものCoryさんで軽いんだけど、オーケストラがバックだと荘厳さ出ちゃうよね。70年代後半から80年代頃のディスコっぽい感じもありますな。
02 King Bozzi (feat. Sam Greenfield)
SaxのSam Greenfieldさんをゲストに迎えた曲、1曲目より軽い感じだね。Coryさんのギターソロもカッコいいんだけど、Samさんのソロがめっちゃカッコいい。
03 The Sorcerer
イントロのコンプの利いたストラトの音色がいい感じだよね。一転、ちょっと太いホーンのテーマがあって、また静かなストラトのメロディに戻るっていうちょっと変わった曲。Wongさんのこの手のストラトの音、ホント、高中さんっぽいよね。
04 305 (feat. Chris Potter and Electric Kif)
Coryさんのギターよりオーケストラがメインの曲ですね。SAXのChris Potterさんとマイアミ出身のジャズバンドのElectric Kifさんが参加しているので、ちょっとJAZZ風味な曲です。
05 Burning
ホーンが全面に出てる、いつものCoryさんっぽいFUNKYな1曲。
06 Sell By Date
スローテンポでちょっとヘヴィな曲。ホーンの低音が良い感じ、Coryさんのギターソローもちょっといつもより激しめです。
この曲もオーケストラがメインの曲です。
08 Chateau
ストラトの音が良い感じの軽めの曲。この曲もストラトの音のせいもあるけど高中さんっぽいよね。
09 Utopia (feat. Marti Fischer)
この曲は、いかにもCoryさんの曲ですね。いい感じの明るさと軽さです。
10 Quotidian Fields (feat. Bruce Hornsby) 04:40
アルバムの最後を飾るのは、ゆったりとした優しい曲。Bruce Hornsbyさんのピアノが良い感じです。最後のベースのフレーズが自分は好きだな。
いつものFUNKバリバリのCoryさんもいいけど、このアルバムもいい感じでした。
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