フィリピンでお食事 ― 2012/10/19 14:32
仕事とはいえ、旅の楽しみはやっぱりお食事。もう、ショッピングなんて、物欲に走る年齢でもありませんし、量よりも、味わうという歳になってきたというのもあるんですけどね。
フィリピンで最初に買った食べ物、正しくは飲み物ですけど。1本30ペソ(約60円)これはきっと、高いんだろうなぁ。
1日目の夜です。フィリピン料理のお店につれてってもらいました。
「ポメロと海老のサラダ」ポメロってブンタンににた柑橘類です。香港でもポピュラーでちょうど今頃、たくさん店頭に並んでいます。すっぱくなく、甘すぎなくやさしい味でした。
ドリンクは、カラマンシーシェイクとグリーンマンゴーシェイク。カラマンシーシェイクを飲んだのですが、揚げ物が多いので、胃の中がすっきりします。
ブタの丸焼きはポピュラーな料理だそうで、パリパリニ焼いた皮を北京ダックのように春巻きの皮に巻いて食べます。写真ですが、取り分けようとしていたおねえさんが撮られるの嫌がっていたのに、撮った写真を見たらしっかりポーズを取ってました...。
もちろん、普通においしかったですよ。
もちろん、普通においしかったですよ。
見た目牛肉かと思ったら、ダチョウの炒め物でした。鳥でもない、獣でもない不思議な味でした。
ティラピアの揚げ物です。身があっさりしていておいしかったです。しかし、ものの見事に茶色な食べ物ばかりですな。
ホテルの朝食です。これまた、茶色い食べ物のオンパレードなのですが、イカの干物のから揚げがうまかったです。揚げ物が多いんだけど、ちょっと日本人の味に近いかなと。アジアだけど、香辛料効き過ぎで「辛い」とか「くさい」とかって言うことは無く、全体にやさしい味ですね。
2日目の夜はマンダリンホテルで高級バフェ。いろんなお肉の盛り合わせ。時計回りに、サーモン、七面鳥、名前の分からなかった魚、チキン、ラム、ポーク、魚、ポーク、チキンおまけのゆで卵。味付けもバラエティに富んでいて、おいしゅうございました(岸朝子風で)。
デザート。左は単なる「ブレッド・プディング」なのですが、上の四角いのはBIKOという米のお餅。ココナッツの揚げたものが乗ってます。ういろうのような食感と味でした。まぁ、材料が近いですからね。右は、BIBINKA。バナナの葉を器にしたカップケーキです。たぶんチーズが入ってたんじゃないかな?下の白いのはココナッツ。ちなみに小麦粉だと思ったのですが、今、調べたら米粉で作ると書いてありました。BIBINKA、好きな味です。
3日目の朝食。やっぱり、茶色い。小さな魚の干物の素揚げがおいしかったです。ちなみに、今日はおかゆだったのですが(昨日はヌードル)スープの味が最高。鶏がらでしっかりだしをとってあって、しょうがの香りが効いていて、とってもおいしゅうございました(岸朝子風)。
お昼ごはん、これも代表的なフィリピン料理って紹介されました。パエリアがメニューに載ってたので、スペイン料理がルーツなんでしょうね。写真は、名前忘れちゃいましたけど、チキンから揚げの中にソースが入ってて、上にホワイトソースがかかっているという料理。濃厚なはずなのに、とってもあっさりしてておいしゅうございました(岸朝子風)。
この店はケーキも有名で、行列ができるそうです。ちなみに、これはマンゴーチーズケーキ。マンゴーの甘さも、チーズの味もとってもあっさりしていて、おいしゅ...いえ、おいしかったです。
素材のおいしさをしっかりとひきたたせた、やさしい味付けの料理ばかりでしたね。
そういえば、羽化寸前の卵のゆで卵食べられるのフィリピンじゃなかったっけ?今度、挑戦させてもらおう。デモ、つれてってくれる人いるかな?
モールっ! ― 2012/10/18 22:48
っと言っても、ラグビーの話ではありません。
フィリピンでは、小売業の中心は財閥が運営するモールが中心になっています。もちろん、貧富の差が激しい国ですから、貧困層を対象にした小さな店もたくさんあるのですが、中流以上の庶民はモールで、ショッピングや映画や食事を楽しんでいます。マニラを中心とした都市圏は2,000万人以上住んでいるので、モールの中は、人でいっぱいです。また、かつて、世界最大のモールはここマニラにありました。今は抜かれちゃいましたけどね。
高級住宅街に近いハイエンドなモール、アヤラ財閥のAlabang Town Centerです。アメリカのモールを意識しているそうで、サンフランシスコの郊外で見たモールに感じが似てました。
平日のお昼だったので、さすがにあまり人はいませんが、いかにも、お金持ちの奥様という感じの方が、食材のお買い物をされていて、車まで買ったものを運んでもらってました。
食品スーパーの感じもアメリカって感じ。このモールには、スーパーひとつ、百貨店が二つ、それを小売店が入るモールがつないでいるという構成になっています。
マニラの中心にほど近いオルティガ財閥のGreenhills Shopping Center。ここは、すぐ隣に高級住宅街があるのですが、このモールはちょっと、庶民的な感じでした。住宅街は、田園調布とか、成城学園あたりとかの雰囲気で、家がその何倍も大きいという感じです。あっけにとられて写真撮るの忘れちゃいました。
取引先の店のある辺りは、下のようにちょっとおしゃれな感じなのですが、隣の建物はアメ横や旺角の女人街がそのまま建物の中に納まったようになってます。ここも、写真撮るの忘れちゃいました...。
ちなみに、フィリピンのモールといえば、入り口に拳銃を持ったガードマンがいて、手荷物検査をされます。5年前にモールで爆弾テロがあり、警備が厳しくなったとか...。その、1年半後に行った時にそういわれて事件現場も見せてもらったのですが、今、ネットで調べてみたら、その半年後にも銃撃戦があったり、今年の3月にも警備員と警察で銃撃戦があったそうです。何でも、警備員が強盗をかくまってたとかで、仕事中に警察の取調べを受けて銃撃戦になったとか...。一般客のいる前だったそうです。流れ弾でも当たったらどうするつもりなんだろう?
んデモって、建物の写真も撮ろうと思ったのですが、みんなデカすぎてフレームに収めることができませんでした。
ナノで、こんな写真。この画像はモールから見た町並みです。モールは、かつて世界最大だったSM CITY MALL(今は3番目だそうです)の隣にあるアヤラ財閥のTrinoma Mall。ここは、ケソン市にある高級モールなのですが、その、裏手は、こんな感じで、平屋が続いています。画像では良く分からないと思いますが、屋根はトタンです。ここに住んでる人はきっとこのモールには行けないんだろうなぁ...。
ちなみに、アヤラさんとオルティガさんはスペイン系、SMグループの創始者は中華系のシィさん。で、下のモールのロビンソンも中華系。入り口のガードマンはマシンガン持ってました。ちなみに、ショットガンを持っているガードマンもいて、銀行の前には3人から4人のガードマンがいて、皆さん、ライフルや、ショットガンを持ってました。
まぁ、ここ香港でも、現金輸送車のガードマンは、ショットガンを持っているのですが、フィリピンは什器遭遇率が高すぎです。
モールの紹介をしようと思ったのに、意外にいい写真が無かった...。
ショップつながりで、帰りの空港の免税店。フィリピン土産の店なんだけどこの人形、なんかやる気あるんだか無いんだか...。
いかり肩だし、猫背だし、目ひん剥いてるし。ってことで、アップにしてみました。
ユ・メ・に・で・て・き・そ・う・だ。
フィリピンでお仕事 ― 2012/10/17 23:28
仕事でフィリピンはマニラに行ってきました。
今回は、取引先との条件の話し合いと、取引先の店舗の視察が目的です。前回行ったのが、2009年なので、3年ぶりのフィリピン訪問です。
マニラ国際空港のイミグレを抜けたところです。
こちらは、手荷物受取所です。
国際空港なんだけど、日本で言うと地方空港のような雰囲気です。
自家用車の迎えを待つところなのですが、名字のイニシャルのところで、待つようになっています。人が多いための工夫ですね。で、ここで、トラブル発生。迎えの車が待てど暮らせど来ません。30分くらい待って、やっと、連絡が取れたら事故で迎えにいけないとのこと。ということで、急遽、タクシーに変更。マニラ市内まで、610ペソ(約1,200円)でした。
フィリピンには、ジープを改造した、「ジプニー」と呼ばれる乗り合いタクシーがたくさん走っています。もともと、米軍の払い下げのジープを改造して作ったものなので、この呼び名になったそうです。
このジプニー車体にイラストがかかれていたり、レリーフが彫られていたりとかなりポップ。ちなみに、行き先は決まっていて、車体の横に出発地と目的地、経由地が書いてあります。値段は8ペソ(約16円)です。香港のミニバスみたいな感じですね。
中心地まで行く間の様子。写真では分かりづらいのですが、手前はトタン屋根が続く貧困地域、その向こうにちょっとおしゃれな一戸建てが並ぶ高級住宅街です。
中心地に近づくと、巨大なビル群が見えてきます。
今回は、取引先のお店の視察も兼ねているので、たくさんのモールを見たのですが、どの施設も巨大。一時期、世界最大のモールもここフィリピンにありました。地元の方に聞いたら、土地がいっぱいあるからでっかいのが作れるという、本当か冗談か分からない返事が返ってきました。
ロードサイドのお店です。ちょっと、雰囲気がサイパンのこういった店と似てました。
まぁ、アメリカの影響が大きいですからね。ちなみに、この施設「マジソン・スクエア」と看板にかかれてました。
こちらは、ケソン市のお取引先の事務所の前の風景です。ちょっと、マニラから離れているので、さらにローカルな感じです。ちなみに、ガードマンの腰にはリボルバーが。
ちなみに、ガードマン、1ヶ月1人20,000ペソ(約40,000円)。ちなみに、7人くらいいるそうで、1ヶ月140,000ペソ(約280,000円)かかっているそうです。
チャイナタウンの真ん中にある教会。名前を聞きそびれました。
マニラ国際空港の出発ロビーです。空港の入り口前には、とにかくたくさんの人がいます。その人ごみをかき分けて建物の中に入りるとこんな感じ、外の多さに比べると、ちょっと少なく感じますが、それでも人でごった返しています。まぁ、ちょっと、狭いって言うのもあると思いますが。
ところで、外にいる人たちはいったい何なんだろう?どう考えても、全員が飛行機に乗るようには思えないんですが...。
で。やっぱり、ちょっとローカルな感じで、ロビーのトイレの場所が職員通路のほうにあって、こんな感じで裏側が丸見え。ショップの看板が屋上に無造作に投げられてました。
仕事で行ったのと、ほとんど、車で移動ということで、あまり話題も無いのですが、フィリピンの報告をしばらく続けます...。