2013 2014 Grand Championship Semi Final ― 2014/03/04 07:15
先週の土曜日にHappy Valleyに、香港リーグのプレーオフ、Grand Championshipの準決勝を見に行きました。どこにいてもやることは同じですね...。
今期2位のWhichWay Valleyと3位のNewedge Club(以降、HKFC)の対戦です。Vallyは、2位とはいえ、1位との差は1ポイント、対するHKFCは、今期はちょっと勢いが無かったですかね...。
練習中のValleyの選手たち、チームカラーは赤なのですが、練習ジャージは黒、こっちのほうが自分は格好いいと思うんですけどね。
試合ジャージが並べられていました。
さて、試合のほうは序盤からValleyが積極的に攻めていました。敵陣に入ってペナルティーで加点するといういつもの攻撃パターンで、得点を重ねていきます。
HKFCもスクラムは優位だったのですが、モール、ラックではValleyに押されていました。あと、バックスで何度もいい攻撃があったのですが、最後のところでミスがあって加点できないという感じでしたね。
Valleyはバックスが充実しています。両センターは、Max Woodward選手がセブンズ代表、Matthew Rosslee選手は南アフリカのラグビーリーグのカリーカップで活躍していた選手で、今年チームに加入したのですが、この二人の走りがよかったですね。縦に走っていて、ステップで切れ込むときのスピードや角度がハンパ無いです。香港だとそんなプレーが間近で見られるのでラグビー好きにはたまりません。
あと、やっぱりこの選手はいいですね、このブログでも何度も取り上げているSalom Yiu選手。スピードと力強さを兼ね備えたいい選手です。下の写真でボールを持っているのがSalom選手です。この試合でも、ラックから抜け出しての独走トライを決めていました。
ということで、Valley 25点、HKFC 3点で、Valleyが決勝に駒を進めました。もう一試合行われた準決勝も、HKCCが34対3でHK scottishをくだして、決勝に。結局、リーグの1位と2位が順当に決勝にすすんだという形です。今週末、いつものKing's Parkで決勝戦が行われます。
<おまけ>
いつもは見たことが無いのですが、チームのグッズを販売していました。ちょっと、買おうかなと思ったのですが、チームの関係者でも無いので...。
あと、Valleyのサポーターのオジサンが、Valleyの選手がいいプレーすると「Lovely Valley!!」を連発してました。ニュアンスは分かるんだけど、日本人にはちょっと違和感あるよね、Lovelyって言うと「可愛い」ってイメージだもんね。いかつい男たちのスポーツにはなんかwww。
Premiership rugby Super Saturday ― 2014/01/19 07:13
HAPPY VALLEYにあるHONG KONG FOOTBALL CLUBに行ってきました。
クラブハウスの正面から入ろうとしたらガードマンに止められました...、この間は入れたのに...。ということで、いつもの競馬場のトラックをくぐるコースで会場へ、会場の入り口でこんなパンフレット配ってました。
中には、メンバー表が...今年はスポンサーがついているせいか、こんな仕掛けも。
今日は、香港のトップリーグ、Premiershipの全6チームの3試合が行われます。開幕戦は、King's Parkで同様に3試合が行われてました。で、よく考えたら、6チームで試合をするので、5週で1クールです。そのクールの最初の試合をイベント的に同じ会場でやるんですね。今日は最終クールの初日で、シーズンで言うと第11節、シーズン終了まで今日を入れてあと5節、今シーズンは、好調なValleyと、Hong Kong Cricket Club(HKCC)の2チームで最後まで優勝争いがもつれそうです。これまでのところ、ValleyがHKCCに2勝しているので、前年のプレイオフ同様優勝しそうです。何せ、バックスの強さ、スピードはハンパじゃありませんからね。
第一試合: Abacus Kowloon(4) vs Borrelli Walsh Tigers(6) ( )の中は、現時点での順位。
序盤はTidersもいい動きをしていて、何度もビックゲインをしていたのですが、なかなか、ゴールを割ることができませんでした。
何せ、フォワードがスクラムで負けていたので、チャンスでよい球出しができません。
一方で、Kowloonもスクラムで勝っているのにその優位を得点にいかせていませんでした。
後半にリザーブの選手の入れ替えがあってから、俄然、Tigersのペースで、あと3点まで追い上げましたが、追いつくことはできませんでした。Tigersは、リザーブが入ってからのほうが攻撃、ディフェンスともによかったので、先発でこのメンバーでいけば結果が変わったように思えたのですが...。
結局、Tigersはいまだ勝ち星なしの11連敗。昨年優勝のKowloonもいまひとつでした。
第二試合: Leighton Asia HKCC(2) vs HK Scottish(5)
やっぱり、HKCCは強い。フォワード、バックスともによく走るし、スピードもあります。特にバックスのMcQueen兄弟は強いし、早いし本当にいい選手です。
Scottishもバックスが大きくゲインすることもあるのですが、HKCCの堅守に阻まれて、試合終了間際に1トライ返すのが精一杯。
HKCCはディフェンスのとき、特にゴールを背負ったときの反則が少ない。そのため、Scottishは攻め込んでも、ペナルティーで得点という作戦が使えません。で、最後はノッコンや、ノットリリースで押し戻されるという繰り返しでした。
とにかく、HKCCの強さが際立った試合でした。44対5、ぶっちぎりでしたね。
第三試合: WhichWay Valley(1) vs Newedge Club(3)
Valleyは、思っていたより、動きがいまひとつでした。
バックスの動きがHKFCにうまく押さえられてしまっているという感じ、前半はHKFCの攻撃を抑え、2試合目同様大きく差がついて試合が終わると思いきや...。
後半、HKFCが追い上げます。シンビンで一人足りないにもかかわらず、立て続けに2つのトライを取リました。Valleyは、前半の貯金が無かったら、あわやという感じでしたが、何とか逃げ切りました。Valley22点、HKFC12点。
さすがに、3試合観ると座っているだけなのに疲れますな...。順位は、ValleyとHKCCがポイントで並んだ位で、あとの順位に入れ替わりはありませんでした。Tigersの勝利はいつになるのか...。
しかし、やっぱり、西洋の方はやかましい。この会場は、スタンドに屋根があるのですが、それもあってか、声が反響してさらに大きく聞こえます。歌を歌ったり、バグパイプの曲をハミングで歌ったり、チーム名を連呼したり、ブーイングにキックの前の「シーっ」という声まで、試合そのものとともにその空間にいることを楽しんでいるんですね、きっと。
香港ラグビー プレミアシップ 2013-2014 第9節 ― 2013/12/08 07:15
HAPPY VALLEYに行ってきました。
HAPPY VALLEY競馬場のコースの中が公園になっていて、ラグビーやサッカーができるピッチが8面あります。今日はそこの8番グラウンドでの観戦です。
現在2位のWhichWay Valleyと4位のAbacus Kowloonの対戦。Kowloonは昨年はリーグ優勝したのに、今年はいまひとつよくありません。住んでいるところがKowloon側なので、今日はKowloonを応援。
試合前の円陣。かなり汚い言葉でチームを鼓舞してました。ん~、さすが西洋の方たち。
赤がValleyで、エンジと白のジャージがKowloonです。
Kowloonは、スクラムやラインアウトのフォワードのセットプレーでは押してたんですけどね...。スピードのあるValleyのバックスと、前へ出る鋭いタックルでなかなか、リズムが作れません。個々には、いいプレーがあったんですけど...特に、11番のAlex Grote選手は線が細いのに体を張ったプレーで、何度もルースボールをセーブしてマイボールにしてました。あと、スタンドオフのChris McAdam選手の左足のキック、効果的に機能してました。さすが代表スコッドに入るだけあります。
Valleyは、バックスにボールがまわると大きくゲインします。Kowloonのタックルが甘いのかも知れませんが、バックスにスピードのある選手がそろってますからね。
ValleyのNo.8のThomas Lamboley選手は、スピードがあって、人にも強くていい選手です。バックローにスピードのある選手がいるとバックスも動きやすいですよね。
今日は、ピッチ脇で見ていたので、結構迫力ありました。
試合の結果は、バックスのスピードの差で、有利に試合を運んだValleyが勝ちました。
WhichWay Valley 26-13 Abacus Kowloon
これから、1ヶ月、クリスマスでリーグ戦はありません。代わりに、香港代表のベルギーとのテストマッチが予定されています。昨年は、ドバイで対抗戦を行っていたのですが、今年は、中止になったため、ランキングの近い(ベルギー25位、香港29位)ベルギーとのテストマッチが香港で行われます。
試合を見る前に会場近くのスポーツショップによってみました。香港のスポーツショップには、ラグビー関連商品はほとんど置いていないのですが、この店は充実してました。で、オーストラリア代表のワラビーズのポロシャツが50%OFFって書いてあったので、ついつい、買っちゃいました。
50%OFFでHK$299だと思ったら、HK$299の50%OFFのHK$149.5(約1900円)、お得なお買い物でした。ちなみに、安かったのは3年位前のモデルだからかな?
上にも書きましたが、今日の試合会場は、競馬場のコースの中。
てことで、コースの脇を歩いてピッチに向かうので、こんな光景を見ることができます。芝生のためのスプリンクラーの水に虹、綺麗でした。
香港ラグビー プレミアシップ 2013-2014 第5節 ― 2013/11/03 07:32
昨日は、朝からこれ着てパソコンの前にいたんですけどね。ラグビー協会の得点速報とTwitterだけじゃやっぱり面白くないですね...。
1位と15位の差は歴然とあります。ラグビーは、ランキングを超えて勝利するの難しいですからね。JAPAN 6点 New Zealand 54点、後半の26分以降、ほぼ10分に1本の割合でトライとられてます。欧州遠征はがんばってもらいたいです...。
HAPPY VALLEYにあるHONG KONG FOOTBALL CLUBに行ってきました。
昨日は、いつものKING’sParkでの試合がなかったので、電車を乗り継いで銅鑼湾まで。このピッチには、香港代表戦を見に何度も来ているのですが、クラブハウス側から入るのは初めて、さすが、100年以上の歴史を持つクラブ、歴代の選手の写真やら、トロフィーが壁に飾られているし、調度品も歴史を感じさせるつくりになっていて、もちろんジャージも飾られています。
下のジャージは、香港セブンでの香港代表のサイン入りシャージ、何年のものか、きちんとみるのを忘れてしまいました。
これは、2008年にプレディスローカップが香港スタジアムで行われたときのニュージーランド代表のサイン入りジャージです。くしくも、お昼にJAPANが戦っていた相手ですね。
ウレタンバリアーもクラブチームのもの。
試合の始まる前の夕焼けがやけに綺麗でした。
昨日の試合は、ホームチームのHKFC(HONG KONG FOOTBALL CLUB)とHKCC(HONG KONG CRICET CLUB)の試合でした。
試合開始からHKCCのペース。さすが、現時点での1位、スピードもパワーも違います。一方、今期はいまひとつ振るわないHKFCは厳しい展開。
フォワードのセットプレーでHKCCが圧倒。スクラムはHKCCのやりたい放題、これに決定力のあるバックスですからね、前半はHKCCペースで試合が進みました。
HKFCもたまに、バックスが抜け出してHKCCのゴール前に迫るのですが、堅守に阻まれて、得点をすることができませんでした。
ここまでは、HKCCの圧勝かと思ってたんですけどね...。
後半になって、HKFCが巻き返しを図ります。ボールの支配率も圧倒的にHKFC。HKCCは、ボールを持って、ゴール前まで何度も運ぶのですが、後半になって急にボールの扱いが雑になって来てノッコンやスローフォワード、パスミスが多くなってトライまで持っていけません。
HKCCが後半気を抜いたのか、HKFCがペースをつかんだのかわかりませんが、後半だけ見たら互角というか、どちらかというとHKFCのほうが有利に試合を動かしていました。
HKFCも序盤からこのペースで試合をしていたら、勝てたかも。
Newedge Club10-22Leighton Asia HKCCでした。
香港ラグビー プレミアシップ 2013-2014 第4節 ― 2013/10/27 11:36
King's park sports groundに行ってきました。
今週で4節目、今日は地元Tigers対Valley。Tigersは開幕から3連敗中、地元なんでがんばってもらいたいんですけどね...。
Valleyのトレーニングジャージが黒を基調としたもので格好よかった。試合ジャージより格好いいかも。
試合開始、Valleyのファーストジャージ新しくなってました。TSUNAMI社のジャージでチームカラーの赤なのですが、東芝のジャージみたいです。Tigersは黄色なので、NTTコムかな...。
TSUNAMI社は日本ではなじみがないですが、ここ香港では、ナショナルチームのジャージを提供しているKUKRI社とともにメジャーです。
試合は、昨年プレイオフのチャンピオンのValleyのペース。
Valleyはバックス陣が充実しています。オフェンス時のラインのスピードがいいのと、ディフェンスも前でとめてました。トライは、バックスの鋭い縦への切れ込みにTigersがついていけなくて裏に出られてのトライがほとんどでした。
Tigersもチャンスはあったんですけどね。バックスのラインにスピードがないのと、フォワードのサポートが遅すぎてなかなかトライまでいけません。
タックルも良くなかったですね。Valleyのバックスのスピードもあるのですが、あまりにも簡単に抜かれてました。
スクラムは良かったのですが、ラインアウトの正確性がかけていたこと、モール、ラックで完璧にValleyにおさえられてました。
奪ったトライは、スクラムハーフからのキックを、香港代表のRowan Varty選手がチェイスしての技ありのトライだけ。
先日の筑波同様、個々に良い選手がいるのにトライまで持っていけない、攻め手が無いTigersでした。ハーフのAndrew McCulla選手が始終声を出して、闘志あるプレーを見せてくれてたんですけどね...。
一方、最初に書いたようにValleyは良かったですね。特に香港代表のSalom Yiu選手は人に強くて、かつ、走りがシャープでボールを持つと必ずゲインしていました。
結局、Borrelli Walsh Tigers19-35WhichWay Valleyという結果でした。Tigersは開幕4連敗、来週は今期調子の上がらないScottish戦、早く1勝できると良いのですが...。
香港もだいぶ涼しくなってきました。気象台の発表だと22℃なのですが、体感ではもっと低い感じ、そろそろ、上着を持って観戦しないとダメな感じになってきました。