リポビタンDチャレンジカップ2025 JAPAN vs WALES ― 2025/07/10 07:52
北九州、遠いな...
WALES、前回の勝利はなんと12年前、その時は、香港に住んでいて観に行けなかった...で、代わりといってはなんだけど、British & Irlish LionsとBarbariansの試合を香港スタジアムに観に行ったんだよね。
前回は、そのBritish & Irlish Lionsの遠征があったので、主力はそちらに参加していて、来日したのは若手中心の2軍っていわれてた。結果は1勝1敗の五分、ところが今回は、British & Irlish Lionsへの参加は3名だけで、ほぼ、主力のWALES、テストマッチ17連敗中だけど、2027年のワールドカップのグループ分けを考えるとJAPANに負けて順位を落とすわけにはいかないって崖っぷちの状況。対するJAPANは、順位を上げたいってことで、これは本気モードのバチバチの試合を期待しちゃいますよね。
ということで、この日のJAPANのメンバーは以下。

01 紙森陽太(スピアーズ船橋・東京ベイ/近畿大学 -)
02 原田 衛(ブレイブルーパス東京/慶應技術大学 10)
03 竹内柊平(-/九州共立大学 13)
04 Epineri ULUIVITI(相模原ダイナボアーズ/ラトゥカンダヴレヴスクール 2)
05 Warner DEARNS(Hurricanes/流通経済大学付属柏高校 21)
06 リーチ マイケル◎(ブレイブルーパス東京/東海大学 86)
07 Jack CORNELSEN(埼玉ワイルドナイツ/ブリスベングラマースクール 20)
08 ファカタヴァ アマト(ブラックラムズ東京/大東文化大学 10)
09 藤原 忍(スピアーズ船橋・東京ベイ/天理大学 6)
10 李 承信(神戸スティーラーズ/大阪朝鮮高級学校 13)
11 Malo TUITAMA(静岡ブルーレヴズ/スコッツカレッジ 4)
12 中野 将伍(東京サンゴリアス/早稲田大学 7)
13 Dylan RILEY(埼玉ワイルドナイツ/サウスポートスクール 28)
14 石田 吉平(横浜イーグルス/明治大学 -)
15 松永 拓朗(ブレイブルーパス東京/天理大学 4)
Replacements
16 江良 颯(スピアーズ船橋・東京ベイ/帝京大学 -)
17 木村星南(ブレイブルーパス東京/東海大学 -)
18 為房慶次朗(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 7)
19 Waisake RARATUBUA(神戸スティーラーズ/東海大学 -)
20 Ben GUNTER(埼玉ワイルドナイツ/ブリスベンボーイズカレッジ 8)
21 北村 瞬太郎(静岡ブルーレヴズ/立命館大学 -)
22 中楠 一期(ブラックラムズ東京/慶應義塾大学 -)
23 Halatoa VAILEA(スピアーズ船橋・東京ベイ/日本体育大学 -)
推しのブラックラムズから2人エントリー、しかも中楠選手はファーストキャップがかかってますからね、期待大。フォワードはベストメンバーなので、このメンバーでのセットプレーがWALESに通用するかどうかが試合を大きく左右するって感じですね。あと、中野選手の復帰ですね、RILEY選手とのセンターコンビでどれだけ活躍してくれるかにも期待ですねぇ。
一方、WALESのメンバーは以下。

01 Nicky Smith (Leicester Tigers 54)
02 Dewi Lake◎ (Ospreys 20)
03 Keiron Assiratti (Cardiff Rugby 14)
04 Ben Carter (Dragons 12)
05 Teddy Williams (Cardiff Rugby 6)
06 Alex Mann (Cardiff Rugby 5)
07 Josh Macleod (Scarlets 2)
08 Taulupe Faletau (Cardiff Rugby 108)
09 Kieran Hardy (Ospreys 23)
10 Sam Costelow (Scarlets 18)
11 Josh Adams (Cardiff Rugby 61)
12 Ben Thomas (Cardiff Rugby 12)
13 Johnny Williams (Scarlets 7)
14 Tom Rogers (Scarlets 9)
15 Blair Murray (Scarlets 8)
Replacements
16 Liam Belcher (Cardiff Rugby -)
17 Gareth Thomas (Ospreys 40)
18 Archie Griffin (Bath Rugby 6)
19 James Ratti (Ospreys 1)
20 Aaron Wainwright (Dragons 57)
21 Tommy Reffell (Leicester Tigers 27)
22 Rhodri Williams (Dragons 9)
23 Joe Roberts (Scarlets 5)
WALESは、残念ながら試合を観ていないので、実力を測れないのですが、キャップ数でいえば、JAPANはリザーブも含めて8人がノンキャップだけど、WALESはノンキャップ1人だけ、で、キャップ数2桁以上の選手が、12人とかなり本気モードですからね(JAPANは8人)。
JAPANは、セットプレーと自陣でのディフェンスが試合を左右する重要なファクターですね。
ということで、キックオフ、で、いきなりの怪我。中野選手にタックルに入ったCarter選手が脳震盪?で開始1分と経たずに負傷交代、波乱の幕開けでしたね。8人のリザーブのうち6人をフォワードの選手を配して、フォワードでJAPANを崩していこうと考えていたであろうWALESは、きっと、思惑が外れちゃったんじゃないかなぁ...。
とはいえ、先制したのはWALESでした。JAPAN陣でのオフサイドの反則からタッチへ蹴りだしてラインアウト、モールでゴリゴリ来るのかと思いきや、ボールを回してセンターのThomas選手がトライ。準備してきたサインプレーって感じでした。
その後も細かいミスが続いて、ピンチを迎えて自陣でプレーする時間が続いたのですが、李選手、RILEY選手の技ありのキックでピンチを凌いで、最後はラインアウトからDEARNS選手→藤原選手→李選手→石田選手とつないで最後は松永選手がトライ、コンバージョンも決まって同点としました。

ところがこの後すぐ、その松永選手が脚を痛めて負傷交代。応援している中楠選手が入ったのは良かったのですが、これまたすぐ、フィールドのボールを故意にはたいてタッチの外に出したということで、反則→イエローカード→ペナルティートライとなってしまいました。中楠選手、ファーストキャプだったのに、いきなりイエローカードですからね...ちょっと、残念。松永選手の怪我も心配。さらには、リスタートのキックがタッチにでて、センタースクラム。スクラムから簡単にボールを回され、あっさりトライを奪われてしまいました。シンビンで一人少ないとはいえ、ちょっといただけなかったですな。ということで、7対19、前半のJAPANは良いところと悪いところが出てしまったという感じでした。ここまでのところでいうと、JAPANが勝利するのはちょっと難しいかなって印象でしたね。でも、35分頃の粘りのディフェンスは良かったですよね~、WALESを押し下げてましたからね。
ところで、23分のラインアウトでのリーチ選手のノックフォワード、その後のプレーでレフリー「アドバンテージオーバー」って映像でもはっきり聞こえるように言ってたけど、戻してWALESボールのスクラムにしたの、誤審というかダメだよね、選手の皆さん、文句言ってなかったけどね...。
後半に入って、JAPANの動きがが少しずつ良くなってきました。というか、WALESがやっぱり暑さで疲れが出ちゃったのかな...プレーの精度が低くなってきたようにみえました。一方、JAPANは、ホームアドバンテージを生かして(暑さには慣れているってことね)アグレッシブに攻める場面が観られるようになってきました。もちろん、ディフェンスも良かったと思います。
そんな中で、WALESの反則からゴール前でラインアウト、ここからラックを連取して13フェイズ目に、李選手→中楠選手とボールが渡り、WALESの14番のタックルを振り切って中楠選手がトライを決めました。難しい位置のコンバージョンも李選手が決めて5点差まで詰め寄りました。

それにしても、中楠選手、ファーストキャップで、イエローカードをもらって、トライまで上げるなんて、なんか持ってるとしか言いようがないですな。
その後も、JAPANの早い攻撃にWALESが対応できない場面がみられるようになってきて反則、ゴール正面のペナルティキックを李選手が決め手2点差に。残り15分、WALESは後半、得点無し。一方、動きが良くなってきたJAPANに逆転の期待大でしたね。

その後もWALESの反則で、ゴール前ラインアウト。今度はモールを押し込んでWALESゴールへ...このモールに中野選手とVAILEA選手も参加して、最後は、VAILEA選手が抜け出してトライ。李選手のコンバージョンゴールも決まって、残り11分で5点のリード。

このまま、10分を守り切りJAPANが本チャンWALESに24対19と勝利を収めました。ホームアドバンテージがあるとはいえ、快挙だと思います。これで、ルーツ国相手で、勝利していないのはENGLANDだけとなりました。次の標的は、ENGLANDとFRANCEですな。

今回、観ていて思ったのは、李選手の体が一回り大きくなって、力負けしなくなったことかな、アグレッシブなランも良かったし、キックも良かったですね。あと、ディフェンスできるところも強みですよね。ゲームメイキングがちょっと、なんてファンもいるみたいだけど、現時点で一番の10番なんじゃないかなぁ。そして、ハーフ団を組んでいた藤原選手も元気ですねぇ、39分に北村選手と交代するまで、とにかく走りまくっていたし、仲間に声掛けまくってましたよね。しかも、楽しそうにラグビーしているところがいいですよね。
あと、リーチ選手は凄いな。チーム最年長なのに、終盤で何度もボールに絡んでWALESのチャンスの芽を摘んでましたからね。で、極めつけは、紙森選手、原田選手、竹内選手のフロントローチームですね。昨今のラグビーで、フロントローが3人ともフル出場するなんてとこ見たことないもんね。最後まで、スクラムで勝ってたし、タックルはいりまくってたもんね。結局、このスクラムとラインアウトのセットプレーで有利に立っていたことが、この日の勝利につながったと思います(スタッツを確認したら、スクラムは、JAPANが100%で、WALESは88%、ラインアウトは、JAPANが87%で、WALESが79%でした)。そうそう、復帰した中野選手のアグレッシブなプレーも良かったな。
いや、マジ、うれしい勝利でした。
さて、今週末、リベンジに燃えるWALESが、どう出てくるか楽しみですねぇ。
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