天才だわ...2025/10/12 07:32

 巷で話題の展示会を観に行ってきたよ。
天才だわ...
 京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで11月30日まで開催されている「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」をね。
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 会場入り口からこのインパクト、さすが北斎展だね。
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 葛飾北斎といえば「富嶽三十六景」を始めとする浮世絵が有名だけど、「北斎漫画」と呼ばれる画集も有名ですよね、で、今回の展示会はその漫画や挿絵などの作品を展示したもの。
 で、約200年前にすでに現在のマンガでも使われる技法を使った絵を描いていたってことで、そこにフォーカスされているんだけど、それって、日本のサブカルチャーなんて呼ばれている漫画が、実は200年前にすでに確立されていた伝統文化だったってことは、今、海外で日本のマンガやアニメを好きな人が多くて「最近の日本は凄いね」なんて言ってるけど、これ、間違った認識だったってことだよね。だって、200年前だよ、200年。
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 現物を始めてみたけど、これらの絵ホントに凄いよね。
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 現代のマンガって言っても分からないくらいですよね、しかも、この緻密さも凄いと思う。だってこれ筆で描いてるんだよね...しかも、版画だよね?それも凄いと思うんだよね。
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 で、上のような完成された絵だけでなく、後に続く人達のための教則本まで作っていたっていうのも凄すぎる。定規とコンパスで絵が描けるっていう、説明の絵の完成度も凄すぎるわ。
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 書に楷書、隷書のように書体があるように、絵にもあるっていう考え方も凄い、で、下の図がその教則本の絵。
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 こんな感じで、B5サイズくらいの本のページが大量に展示されているんですね。会場の感じはこんな感じ。平日の午後に行ったんだけど、たくさんの人でした。これ、休日に行ったらゆっくり見られないかも...。
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 これも、教則本ですね。遠近法の消失点による技法と、人の様々なポーズ集。
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 当時から「漫画」ってあったってことですよね。しかも、この本、2色刷りだし。
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 木版によって作られているので、増刷するときに修正が加えられたりしたそうです。文字を修正したり、絵そのものを修正したり、下の例は、赤丸部分を修正しているってものです。どうも、女性のお尻が風紀に反するってことで隠したをいう例です。
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 これも、テレビなどで紹介されていた、人の動きの絵なんだけど、パラパラ漫画のように動かすとまるでアニメのようになるそうです。ってこれ、アニメの元祖なんじゃない。
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 下の絵からもアニメを作って会場で公開されていました。9代目市川團十郎の踊りの絵もあるそうです。
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 もう、漫画そのものだよね。この本も2色刷り。
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 この挿絵なんてオールカラーじゃない。当時の印刷技術(原画→製版→印刷)の高さがうかがえますよね、これが、大衆向けのものだったというのも凄すぎます。
 いや、マジ、北斎だけじゃなくて日本ってすごいんじゃね?って思っちゃいましたよ。
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 印刷された本だけでなく、晩年の直筆の絵も展示されてました。いやぁ、その緻密さ凄いよね。
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 展示の最後は富士山でした。その数もものすごい展示量でしたね。同じ初版本なのですが、微妙に印刷の濃さが異なっているところも、手作り感があっていいよね。
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 こういう感じで、コマから絵がはみ出たりする技法もすでに考案されていたっていうのが凄い。
天才だわ...
 やっぱ、北斎さん天才だわ。

 ということで、11月30日まで開催されているので、もう一度観に行きたいと思ってます。というのも、あまりもの展示量で、この日は目が回っちゃって良く見られなかったっていうのもあるので...時間に余裕を持ってゆっくり観に行くのがおすすめです。いやホント、その物量に圧倒されるの間違いなしだからね...。

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