パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA2025/09/17 07:43

 試合前の時点で世界ランキングはJAPANが13位、TONGAが16位、ポイント差は6.53JAPANがリードしているけど、おそらくそんなに力の差は無いと思います。特に、近場のフィジカル勝負は、TONGAに分があると思います。先日のUSA戦のことを考えると、ペナルティー➡ゴール前ラインアウト➡モールを絡めたパワープレイって流れだとJAPAN不利って思っちゃいますね。ここをどれだけ、修正できているかがこの日の注目する点。あとは、ハイパント処理かな、これもどこまで修正できているかですよね。
 一方、SAMOAをほぼダブルスコアで破って、FIJIには22点差をつけられるも、勢いのあるTONGA。パワープレイで来ることは必至ですよね。

 この日のJAPANのラインアップは以下。
 01 小林 賢太(東京サンゴリアス/早稲田大学 2)
 02 江良 颯(スピアーズ船橋・東京ベイ/帝京大学 3)
 03 竹内 柊平(東京サンゴリアス/九州共立大学 17)
 04 Jack CORNELSEN(埼玉ワイルドナイツ/クインズランド大学 22)
 05 Warner DEARNS ◎(ブレイブルーパス東京/流通経済大学付属柏高校 25)
 06 Ben GUNTER(埼玉ワイルドナイツ/ブリスベンボーイズカレッジ[AUS] 13)
 07 下川 甲嗣(東京サンゴリアス/早稲田大学 16)
 08 ファカタヴァ アマト(ブラックラムズ東京/大東文化大学 16)
 09 藤原 忍(スピアーズ船橋・東京ベイ/天理大学 14)
 10 李 承信(神戸スティーラーズ/大阪朝鮮高級学校 22)
 11 長田 智希(埼玉ワイルドナイツ/早稲田大学 19)
 12 Charlie LAWRENCE(相模原ダイナボアーズ/ハミルトンボーイズ高校 2)
 13 Dylan RILEY(埼玉ワイルドナイツ/ボンド大学 [AUS] 32)
 14 石田 吉平(横浜イーグルス/明治大学 4)
 15 Sam GREENE(静岡ブルーレヴズ/ブリスベングラマー高校 3)
 Replacements
 16 佐藤 健次(埼玉ワイルドナイツ/早稲田大学 2)
 17 祝原 涼介(横浜イーグルス/明治大学 -)
 18 為房 慶次朗(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 13)
 19 Waisake RARATUBUA(神戸スティーラーズ/東海大学 4)
 20 Tiennan COSTLEY(神戸スティーラーズ/IPU環太平洋大学 7)
 21 マキシ ファウルア(スピアーズ船橋・東京ベイ/天理大学 18)
 22 福田 健太(東京サンゴリアス/明治大学 3)
 23 廣瀬 雄也(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 2)
 フィジカル勝負になるということを見越したボムスコッドですね。スピードのあるCOSTLEY選手とパワーも併せ持ったマキシ選手のバックローの二人の活躍に期待ですね。スターティングスコッドに久しぶりに選ばれたCORNELSEN選手も期待大です。

 一方、TONGAのメンバーは以下。
 01 Siegfried FISI'IHOI
 02 Samuela MOLI
 03 Ben TAMEIFUNA
 04 Veikoso POLONIATI
 05 Harison MATAELE
 06 Tupou AFUNGIA
 07 FotuL OKOTUI
 08 Siosiua MOALA
 09 Sonatane TAKULUA
 10  Patrick PELLEGRINI
 11 John TAPUELUELU
 12 Uilisi HALAHOLO
 13 Fetuli PAEA
 14 NikolaiF OLIAKI
 15 Charles PIUTAU
 Replacements
 16 Sosefo SAKALIA
 17 TauK OLOAMATANGI
 18 Solomone TUKUAFU
 19 Justin MATAELE
 20 Tevita AHOKOVI
 21 Siaosi NAI
 22 James FAIVA
 23 Josiah UNGA
  TONGAの選手は残念ながらよく知らないんだけど、フルバックのPIUTAU選手くらいかなぁ...そういえば、GREEN選手とPIUTAU選手は静岡ブルーレヴズに所属しているので、同チーム対決ってことになりますね。

 ん~、21対19とリードしての折り返しだけど、厳しい前半でした。
パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA
 案の定、TONGAは敵陣に入ると、個々のプレイヤーのパワーでガツガツ来てましたね。JAPANもこれにきちんとタックルに入ってはいるのですが、接点で少しずつ前に出られてじりじりと後退。TONGAのアタックは、自分たちの強みを生かしたシンプルな攻撃だけに、何とか、ダブルタックルで押し返すようなディフェンスで止められるといいんですけどねぇ...。
 そんななかで、この日も絶好調の竹内選手がフリーキックからの速攻で、スルスルっと抜け出し、しっかりフォローした江良選手がトライ。竹内選手はこういうところが上手いですよね。しっかりフォローしていた江良選手もさすがという感じです。
パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA
 2本目は、TONGAゴール前のスクラムからファカタヴァ選手が持ち出してそのままトライ。スクラムはTONGA有利という感じだったけど、上手くいなせた感じでした。
パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA
 で、3本目のトライは、TONGAゴール前でのアタックでフェイズを繰り返す中で、最後は技ありのステップで相手のディフェンスを交わしたDEARNS選手がゴール裏にトライ。
 ということで、3本のトライを獲れたのは良かったんですけどね。TONGAもしっかり3トライ獲ってますからね。フィジカルを生かした攻撃はやっぱり脅威ですね。150kgのTAMEIFUNA選手がフリーキックでまっすぐ来られたら、やっぱりなかなか止められないですよね。3本目の自陣ゴール前での相手ラインアウトもフィジカルにプラスして素早いピールオフを取り混ぜられたらなかなか止められない。
 前半のJAPANの課題は、相手の勢いを殺すディフェンスと、反則をしない規律ですね。
パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA
 後半は立ち上がりからJAPANペースでした。特にディフェンスが良かったんじゃないかなぁ、前半勢いが観られたTONGAをしっかり止めてましたからね。というか、押し返す場面も何度か見られましたしね。
 そんな中で、後半2分にTONGAゴール前のラインアウトから、藤原選手がTONGAの裏にキック、これをRILEY選手がしっかりキャッチしてそのままトライ。この一連の流れは良かったですね。TONGAの早く前に出るディフェンスを突いた良い攻撃だったと思います。
パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA
 ここから、JAPANの攻撃が爆発、自陣でのペナルティからの速攻で再び竹内選手が縦にロングゲイン、この後いくつかフェイズを重ねる中で、竹内選手は再びボールキャリー、最後は藤原選手がトライまでもっていきました。竹内選手は前後半で1本ずつのロングゲインでPOMも獲得、スタッツ観ていないけど、ものすごいメーター数だったんじゃないかと。
パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA
 この後も、ペナルティで加点してじりじりと点差を広げていくJAPAN、後半32分には、広瀬選手のTONGAゴール前へのキックに長田選手がプレッシャーを掛けて、後半出場のCOSTLEY選手がこぼれ球を拾い上げ、最後はフォローしていた佐藤選手が代表初トライ。
 後半も1本TONGAにトライを返されてしまいましたが、TONGAゴール前のペナルティからフォワードが持ち込んで最後は為房選手がトライ。
パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA
 後半7本のトライ、これで終わりかと思いきや、このトライの後のリスタートのボールをキャッチしたRILEY選手がゴール前に大きくキック、これをチェイスしていたRILEY選手に対しTONGAの選手がノーボールタックルの反則、これがペナルティトライとなってさらに加点。
 前半だけみたらどうなるかと思ったけど、終わってみれば、62対24と38点の大差をつけての勝利となりました。
パシフィックネーションズカップ2025 ファイナルラウンド準決勝 JAPAN vs TONGA
 前半ひやひやだったけど、後半に大爆発で快勝。

 決勝のFIJIは、フィジカルも強くて、さらにレベルの高いラグビーをしてくる相手だけど、昨年の雪辱を晴らしてもらいたいなぁ。