トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目2017/09/26 07:02

 熊谷陸上競技場に行ってきた。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 なんか、熊谷の前日の金曜日は、いつも出張だな...。東芝と神戸製鋼の試合見たかったなぁ...前回もおんなじこと言ってたなー。
 ということで、この日の1試合目は、クボタスピアーズとサントリーサンゴリアス、2試合目は、トヨタ自動車ヴェルブリッツとパナソニックワイルドナイツの試合。今季好調のトヨタ、パナソニック相手にどんな試合を見せてくれるか楽しみです。

 クボタ...試合序盤は良かったんですよ...スピードのあるアタックで果敢にサントリー陣に攻め込んで...。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 開始8分に先制したのは、この日フランカーで出場していたクボタのグラント・ハッティング選手、その巨体(201cm、112kg)からは想像できないスピードで何度も良いアタックを見せてましたし、献身的にフォローしていました。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 ここまでは良かったんですけどね...。やっぱり、サントリーの方が一枚も二枚も上手でした。この日も、スピードがあって人に強いバックスリーが球を持つと、止められない。特に松島選手が、相変わらずキレキレで、そのバネと体幹の強さを遺憾なく発揮してましたね。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 一方、クボタは、タックルが甘くて(サントリーの選手が上手いのかな??)、サントリーの選手に簡単に走られてしまってました。この日も、やっぱり、サントリーのスピードについていけなくて、おいていかれることが多くて、オフサイドなどの反則を繰り返しちゃてました。前半6、後半8、あわせて14、サントリー相手にこの反則数だと厳しいですよね。サントリーも前半は5個でしたが、後半は修正して1個、この違いがこの日の試合を決めたといっても過言ではありませんね。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 トライ数で言うと、サントリーは前半5個、後半3個でしたが、明らかに後半の方が出来が良かったですもんね。後半はクボタに何もさせなかったという感じでしたね。クボタは、耐えるだけで反則を繰り返すという悪循環、厳しい試合でした。クボタのキャプテン立川選手は接点でさすがのプレーを何度もみせていたのですが、チームとしてそれを生かすことが最後までできませんでした。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 54対17、サントリーの圧勝でした。この日、サントリーのマット・ギタウ選手は、SOで先発していたのですが、やっぱり自由に動けるセンターの方がいいんじゃ無いかなぁ...。

 第2試合は、今季は初戦のヤマハ戦を落としたものの、ここまで3連勝と好調を維持しているトヨタ自動車と、全勝をキープしているパナソニックの試合。前半はいい勝負だったんですけどね...。後半20分の時点では、6点差までトヨタが追い詰めていて勢いもあったんですけどね。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 山田選手のこの日2本目のトライ以降、トヨタはいいところがなかったですね。布巻選手の技ありのゴロキックに反応した山田選手がトヨタゴールで押さえてトライしてから、パナソニックの一方的な試合になってしまいました。山田選手はこの日3トライのハットトリック。大活躍でしたね、やっぱりこの方のトライを獲る臭覚は凄いの一言です。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 サントリーと同様に、パナソニックもバックスリーの充実具合が半端ありません。福岡選手のスピードは異次元のスピードです、正直、見ていても良く分からない。トヨタの元南アフリカ代表で17キャップ、セブンズ代表でもあって、“ポケットロケット”と呼ばれていたジオ・アプロン選手の走りも凄かったですけど、そのアプロン選手もかすむくらい福岡選手の走りは凄いと思います。2020年の東京オリンピックが終わったら(セブンズ代表を狙っているってことですかな?)、引退して医学の道に進むらしいけど、そのとき28歳、なんかもったいないですね...。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 トヨタは、同じくセブンズ代表のジェイミー・ヘンリー選手も持ち前のスピードでアタック、ディフェンスともに頑張っていたのですが力及ばずでした。ライオネル・クロニエ選手と、ベリック・バーンズ選手のキックの応酬も緊張感があって面白かったですね。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 後半30分に交代出場した山沢選手のダメ押しのトライ。自陣ゴール前からの切り替えしで、最後のフィニッシュを山沢選手が決めたのですが、もう少しで、トヨタの選手の手が自分の脚にかかりそうなところを、脚からスライディングすることで避けてトライするという技ありのトライ。ん~、トヨタも決して悪くなかったんですけどね、パナソニックが凄すぎるというか、強すぎました。
トップリーグ 2017-2018 第5節 2日目
 43対16、トヨタの選手たちも、何でこんなに点差が開いちゃったのかって感じだと思います。それくらい、パナソニックがゲームをコントロールしていて、ここというところでトライを獲ってた試合でした。

 次元が違ったって感じかな...。

 10月21日に同じ熊谷で行われるパナソニックとサントリーの試合が楽しみになってきたぞ。

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