ELYSIUM2013/10/08 07:09

 日本でも公開済みですね、ELYSIUM(エリジウム、極楽帝國2154)を観てきました。

 「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督・脚本の映画で、荒廃した地球の住人と、ELYSIUM=楽園というスペースコロニーに住む住人の話なのですが、監督の前作の「第9地区」やトム・クルーズの「OBLIVION」に似た、階級による差別というか格差社会をテーマにした作品です。
 放射線を浴びて余命5日になって、ELYSIUMの最先端医療を受けるため密航をするっていう話なんですけど、個人的な思いから始まった行動なのに、最終的に人類全体の未来を左右してしまうという壮大な話に発展していきます。
ELYSIUM
 突っ込みどころは、放射線を浴びてるのに、周りの人は影響受けないとか、政府の刺客が政府側を敵に回すところとか、密航者の斡旋をしているギャングのボスがとってもいい人だったりとか、自分の英語力のせいですかね、ちょっと、理解できないところもありました。
 最後のハッピーエンドのところの演出が、観客に受けてたのが印象的でしたね。自分も同じタイミングで笑っちゃたので、世界共通なんですね、そういう感覚。
 ところで、政府側の密航者を取り締まる機関のボスがジュディ・フォスターなのですが、相変わらず綺麗なんだけど、かなりオバサンになっててびっくり。自分と同世代なのですが、やっぱり西洋人のほうがふけ顔なんだろうか...。
 全体的には、面白いし、後味の悪さのない良い映画でした。
ELYSIUM
 今回は、今まで、使っていたマンションの下の映画館が閉館してしまったので、旺角のシネコンで観ました。自分のシネコンのイメージは平面に映画館が並んでいるものなのですが、ここは、縦になっています。要するにビル全体がシネコンになっていて、映画館が積み木のように縦につながっている感じです。さすが、土地が少ない香港、狭い土地を有効利用していて凄いなぁ...。

 そういえば、ピロリの検査しました。無事、いなくなったそうです。

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