第5回創元SF短編賞 「ランドスケープと夏の定理」2015/01/15 07:00

 昨年の東京創元社のSF短編賞の受賞作品「ランドスケープと夏の定理」を読んだ。

 SFが無茶苦茶好きというわけでもないので、科学理論の記述の部分はちょっと自分には難しかったのですが、全体を通していうと面白い作品でした。
第5回創元SF短編賞 「ランドスケープと夏の定理」
 内容としては、意識を分離して、機械などに転送し宇宙旅行を行う、要するに物理的な移動を行わず遠距離の移動を行い、その意識を元の脳に戻すという話。読んでいて、ちょっと映画の「アバター」に設定が似てるかなと...。
 宇宙旅行というと「クマムシ」、現実世界で、人類がクマムシ化して実態が旅行するのが早いか、意識のみの旅行が早いか、ちょっとみてみたい気もします。

 上の画像でチラッと見えているのが、この作品と同時にSF短編賞を受賞した「風雅」。この後、読んでみようと思ってます。