超絶技巧2021/02/26 07:07

 明後日の28日までだから絶対観に行ったほうがいいよ。

 東京駅の丸の内側にあるKITTEの地下1階の 東京シティアイパフォーマンスゾーンで行われているCULTURE TRIP『Tokyo City i museum vol.3』~超絶技巧アーティストが魅せる美の世界~を観に行ってきた。超絶技巧を持ったアーティスト7人の作品を一気に観ることが出来るまたとないチャンス。もともと、ダンボール作家のオドンガー大佐ことオダカマサキさんの作品を見たかったんだけど、我流切紙人こと川﨑利昭さんの作品も気になってたんだよね。
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 てことで、昨日の仕事帰りに行ってきた。
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 まずは、動物墨絵師佐藤周作さんの作品。リアルな動物が描かれてるんだけど、墨絵とは思えない繊細さ。いや、この細かさは凄すぎる、しかも墨の濃淡だけでここまで表現できるのホント凄いと思う。
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 続いて、ボールペンアートのNorikoさんこと足立典子さんの作品。ボールペンで描いたの?...これ。彼女の作品も、繊細だし、印刷物って言われても分からない。この作品に限らず、ここの写真じゃなくて、実際の絵を目で観てもらいたいですね。
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 続いて、金魚切り絵作家雅人さんの作品。自分、この作品Twitterで見てた...。きっと、オドンガー大佐がリツイートしたんだな。
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 丸くてカワイらしいコマンドー金魚、タイトル確認するの忘れちゃった。
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 「対ピラニア戦用戦闘部隊金魚ローニン」と題された作品、浪人傘がカッコいい。刀の切れ味もよさそうだよね。
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 この作品も凄いと思う。細密色鉛筆画家の前田ゆりさんの作品。
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 この細かさ、そしてこの色彩。一体何なんだろう!?Twitterみたら、製作過程の分かる画像が貼ってあったけど、その細かさに驚くばかり。
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 レジン絵画作家智明葵さんの作品。レジン樹脂のパーツで造型と絵画を造られてるんだけど、この美しさは...。羽も凄いんだけど、体の毛並み(この角度では見られないけど...)も凄かった、っていうか美しかった。
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 この白クジャクも綺麗の一言でした。
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 で、ダンボール作家のオダカマサキさんの作品。
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 これ、オダカさんの本を買って自分も作ったけど、ホント作るの大変だよ。手や指が死んだ...。
 こんなにカッコよく作れればつらさも気にならないんだけどね...。
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 クトゥルーは何度みても凄いな。これ、ダンボールだって信じられないよな...。
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 で、実物を観てみたかった我流切紙人の川﨑利昭さんの作品。海藻とか、恐竜の骨とか題材もマニアックなんだよね。
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 そして、綺麗なんだわ...。
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 このギンガクラゲにアオミノウミウシ、綺麗でしょ、しかもこの細かさ。なんて、じっくり眺めてたら、ご本人が在廊されていて、お声を掛けていただいてお話しすることができました。
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 ハサミで切って作るって事だけなんだそうです(いや、ご本人曰くですよ)カッターでは早く細かく切れないのでハサミのほうが良いそうです。水族館で展示用に依頼があったので海のものをモチーフにして作っているそうです。自分も学生の頃、生物の勉強をしていたので海の生き物、好きなんですよね。もちろん、動物だけじゃなくて植物もね。で、我流さんの作品、実物と見まがうくらいそっくり。
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 で、生物以外に恐竜の骨格も作られてます。これ、トレーシングペーパーを切って、着色して、樹脂で固めてるんだそうです。本物の骨格標本のようです。ちなみに、動物の骨格標本とバッティングするので、恐竜をモチーフにされてるっておっしゃってました。
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 ワレカラなんて、マニアックだよね...。
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 で、超絶なのはこれ。1cmに満たない小さなサソリ。虫眼鏡で見ても良く分からないそうですって、一体どうやって作ったの!?
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 って聞いたら、紙とハサミで実際に見せてくれました。ものの数秒で、サソリをハサミで切り出して、これを60回くらい折って作るんですよって...いや、虫眼鏡でよく見えないものを60回ってどういうしてるん??
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 ピントが合ってないけど、これを切るのあっという間でした。いや、マジ、この方達凄すぎでしょ。
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 たくさん写真撮ったのに半分くらいピンボケ...ん~、もう一回、観に行こうかなぁ...。ちなみに、今日と明日は19時まで、最終日の日曜日は18時までなので...いや、これホント観に行ったほうがいいやつですよ。

 川﨑さんデザインのオパビニア帽子。
2021022623
 これも、一見の価値がありますよ。