我が家の小さな海

　秩父宮に行ってきた。

　ここまで3連覇中のREDSとの試合、昨季の初勝利はそういえばREDS戦でした、相性のいい相手なので勝って次に繋げたいですね。

　立ち上がりから、SUNWOLVESのディフェンス良かったです。REDSはキックをほとんど使わず、ボールを回してくるので、SUNWOLVESの前に出るディフェンスでことごとく攻撃の目を潰してました。

　アタックもスピードのある展開で良かったです。前半の3本のトライ、ボールを大きく動かしてのトライで、ボニ選手のトライもダン選手のトライもバックスの絶妙のパスからで、最後は忠実にフォローしたバックローのトライ。フォワードとバックスが一体になったいい攻撃でした。

　REDSはフィジカルはさすがって感じだったのですが、攻撃も単調だったし、あまり凄さを感じなかったですね。

　不安要素としては、フォワードのセットプレーがスクラム、ラインアウトともに安定しなかったことかな。でも、前半は21対5、SUNWOLVESは3トライ、REDSは1トライと、絶対に楽勝ペースでした...。

　ところが後半になって、ガラッと流れがかわってしまいました。

　前半の流れからいったら絶対SUNWOLVESだったんですけどね。後半20分近くまで、一進一退、というかREDSに攻められて防戦一方のSUNWOLVESという図式になってしまいました。

　59分からの7分間で、あっという間に3トライを返されて逆転されちゃいました。やっぱり、スクラムとラインアウトですね。スクラムはほぼ完敗、レフリーのREDSよりの笛というのもありましたが、最後まで対応することができませんでした。攻めてはペナルティで返されて前に出られてしまう場面が何度もありました。

　SUNWOLVESもリザーブが入って、1トライを返して、その後、パーカー選手のペナルティーゴールで31対26とリードで残り8分。これで、勝てると思ったんですけどね。あっさり、自陣ゴール前まで攻め込まれ、ゴール前のラックからの内田選手のキックをチャージされトライを返されて同点、試合終了間際に自陣でペナルティーを取られ、ゴールを決められ逆転。残り数分での逆転を狙ったのですが、リスタートのボールをあっさり相手に渡してしまい、そのまま、時間切れで試合終了。

　31対34、前半と後半まるで違うチームを見ているようでした。SUNWOLVESは4トライ、REDSは5トライ、得点差は3点ですが完敗ですね。スタッツを見ると、SUNNWOLVESはミスタックルが46回、REDSは24回、ペナルティの数がSUNWOLVESの11に対しREDSは4、ポゼッションはREDSが63％、これだけ見ても、REDSの方が上手でした...若手中心で楽勝だと思ったんですけどね。確かに前半は楽勝ムードだったんですけど、それで、気が抜けちゃったのかな...それとも、フィジカル勝負とセットプレーの不安定さでリズムを崩してしまったのか、いずれにしても、メンタル面もフィジカル面も両方ともダメなところが出てしまった後半でした。まぁ、レフリーがオーストラリア協会の方で、ちょっと、REDSよりの笛を吹いているんじゃないかって思えるところもあって、そこもメンタル面に影響した可能性はありますね。

　今週からまた遠征が始まってしまいますが、切り替えて勝利をつかんで欲しいなぁ。

　それにしても、パーカー選手は凄いな。ここまで、キック成功率100％ですからね。他のメンバーも彼のプレーに触発されてステップアップしてくれないかなぁ。

＜おまけ＞

　三菱自動車のアンケートの景品のスピードくじの賞品。応援グッズですね。ちなみに、当てたのは友人でした。

　SUNWOLVES団子。SUNWOLVESのロゴ入りです。米は、対戦相手の国をリスペクトしてオーストラリア米でした。くるみ入り味噌で食べたけど、美味しかったですよ。

　あのラガマルくんがSUNWLVESジャージで登場してました。

　でも、昨季のジャージだよね。今季のジャージだったら良かったのになぁ。でも、カワイイからいいか。