METAATEM / METAFIVE ― 2022/09/21 07:55
もう聴けないんじゃないかと思ってたよ...。
ということで、例の件で発売が宙ぶらりんになってたMETAFIVEの新譜METAATEM。やっと発売になりました。で、2016年の年末に観に行ったZepp TokyoでのLIVE のBluray付きのデラックス版をポチりました。
いや、ほんと待ってましたよ、で、あのカッコいいLIVE映像付きだからね、こりゃ買わない訳にいかんでしょ。それにしてもなぁ、帯に堂々と「ラストアルバム」って書いちゃう辺り、洒落がきいてるというか、なんつーかだねぇ。そりゃ、もうこのメンバーで作品を作るのは難しいからしようがないけど、なんだかね。なんて言っててもしょうがないので、とにかくまずは聴かないと。
収録されてるのは以下の12曲、どれをとってもMETAFIVEでしたね、とにかくカッコいいのよ。
01 Full Metallisch
テクノなリズムで始まって、LEOさんのボーカルが入ってMETAな世界が広がってく、ギターのカッティングも、遠くでなってるホルンも、なんもかもカッコいい。ひとつのリズムパターンでここまで広げられるのもMETAFIVEならではだね。
この曲もLEOさんのボーカルがカッコいい。ちょっと、ドンムーっぽいけどね。ちょっと和っぽいキーボードのフレーズも面白い。YOUTUBEにアップされてるLIVE映像もカッコいいよ。
03 By The End Of The World / 世界の終わりまで
タイトルの割にはカワイいサウンド。ちょっと、ビートルズっぽくもある。
04 Ain’t No Fun
なんだろう、このPOPな感じ...というか、METAFIVEなPOPなんだよね。「ワカチコ、ワカチコ」で始まって、跳ねるビートにFunkyなギター、とにかく、カッコ良すぎでしょ。ところで、ゴンドウさんのソロ、カッコいい、あと、タイトなドラムスのビートもね。
05 Environmental / 環境と心理
既出の曲だけど(あれから、丸2年経ったのね...)、今回、じっくり聴いたら、これは後期のYMOぽい。小山田さんのボーカルもいい感じで、LEOさん、幸宏さんと続くとこがマジおしゃれ。小山田さんのギターソロもカッコいいのね。
06 May Day
この曲もYMOっぽいかな。無機質なリズムが逆にいい感じ。
一転、明るい...幸宏さんのボーカルもカワイイ。TEIさんのソロアルバムに入っててもおかしくないな...。それにしても「wifiは飛んでるけど、My Wifeは飛んでないって」...。
08 The Haunted
この曲の幸宏さん、カッコいい...LEOさんとのコンビネーションも完璧。この曲のゴンドウさんの味付けもいい感じ。
09 In Sorrow
カッコいいの一言。ドラムはタイトでファンキーだし、幸宏さんのボーカルはカッコいいし、ん~、LIVEで観たい曲。
10 Snappy
小山田さんのカッティングは、マジカッコいいと思う。これにLEOさんのボーカルがねベストマッチだねぇ。
11 Communicator
イントロ、ダブっぽい。幸宏さんの語りはなんだろう..味があるってか...。
12 See You Again
アコースティックギターのカッティングで始まるPOPな曲。この曲もむちゃくちゃPOP、ちょっと、ビートルズっぽいけどね。それにしても、「また会えるまで」って歌詞がせつない...。
そういえば、LIVEで幸宏さんが「いつまでもあると思うなMETAFIVE」って自虐って言ってたけど、ホントにそうなっちゃったなぁ...。