ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」2015/10/06 07:05

 久しぶりの横浜。
ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」
 何をしに行ったかというと、先週の土曜日、パシフィコ横浜の国立大ホールに、ユニコーンさんのコンサート「EBI50祭 海老乃大漁祭」を奥様と一緒に見に行ってきたんですね~。
ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」
 自分のユニコーンさんとの出会いは、今から26年前、彼らの「大迷惑」が流行っていたとき。コンサートをバックで歌うMVが印象的でしたね。兄がいきなりCD(服部ですね)を買ってきたんですね、そこから、ファーストアルバムに遡り、現在にいたるですね。まぁ、好きなことは好きだったんだけど、コンサートはこの日が始めて、MOVIEシリーズでコンサートのビデオを見てて、いつかは見たいと思ってたんですが、26年かかりましたね~。で、期待に胸膨らませながらホールに...。
ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」
 この日は、お土産付特別席、税込み¥10,800、2階席だったけど、ほぼ中央の一番前の席。まぁ、許せる範囲かなぁ、それにしても、このホール思いのほか広いなと思っていたのですが...これが悪夢の始まりだったとは露とも知らず...。

 席に着いてすぐステージが始まりました、特設WEBページでも紹介されていたように和太鼓で幕開け、EBIさんの口上に続いて「私立恵比寿中学」の曲が始まりました。これが悪夢だったんですね、とにかく音がひどい、いや、ひどすぎる。音が回ってて、ボーカルがほとんど聞き取れない。せっかく、エビ中のメンバーが一生懸命踊って歌ってるのに残念。姉貴分のももクロほど踊りにキレがありませんでしたが、元気に踊る姿に好感が持てました。で、ももクロも見たくなっちゃいました。4曲歌って、次のゲストの登場。ステージのセットの時間に、前方のスクリーンにEBIさんが北海道でエビをとって、食べるっていうビデオが流れてました。

 で、次のゲストは、「電大」、ユニコーンのメンバーで広島電機大学出身の川西さん、手島さん、EBIさんのスリーピースバンド。1曲目はドラムで民生さんがゲスト参加?。最初、川西さんの「帰ってきたよ~」の意味が分からなかったんだけど、自分は、川西さんが脳梗塞で休養をとってたって知らなかったんだよね。曲間のMCで「水を飲む」ってことでいじられてましたね、で、コーラスでも「ただいま」と「おかえり」の掛け合いがEBIさんとの間で交わされてました。ちなみに、残念なことに電大の演奏も音のバランスが悪くて、歌詞がほとんど聞き取れませんでした。あまりにひどいので、奥様がミキサーブースに「音が悪すぎる」って言いに行くっていってました、いや、当然止めましたけどね。

 もう一組、EBIさんが参加しているスリーピースバンドの「MADBEAVERS」が登場。で、やっぱり、音も回っていて、高音が強すぎてどうも、聞いてられないって感じで、せっかくの演奏が台無しでした。最後の、ユニコーンさんの演奏もこの音だったら文句言おうと思ってたんですけどね...。
ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」
 トリはもちろんユニコーンさん、ステージに漁船が配置されたステージで、パンクバンドの衣装のメンバーが登場、で、EBIさんは漁船の上で和太鼓を叩きながらの登場、1曲目は、この日のために作られた「TAIRYO」からスタート、この曲、このコンサートのテーマ曲なんですね~、もちろん、ボーカルはこの日の主役のEBIさん。ABEDONさんのゴリゴリなベースがいい感じでパンクの香りする1曲でした。
 続いてもEBIさんがリードボーカルの「夢見た男」、昨年のアルバム「イーガジャケジョロ」に収録されている曲。この曲の途中でエビ中のメンバーが出てきて、EBIさんと一緒にフラフープをまわしたのですが、EBIさんが一番上手かった。間奏の間、回しきったのEBIさんだけでしたね。
 3曲目は、ドラマ「残念な夫。」の主題歌の「はいYES!」ボーカルは民生さんとABEDONさん二人のボーカルはいいですね~。ノリノリのロックンロールです。
 4曲目は、ギターのテッシーさんのボーカルの曲、「オッサンマーチ」。再結成して最初のアルバム「シャンブル」の収録曲。この曲もご機嫌なロックですな、歌詞はおっさんの歌だけど...。
 5曲目は古い曲ですね。25年前にリリースされた4枚目のアルバム「ケダモノの嵐」に収録されているEBIさんの曲、「フーガ」。歌の出だしはこんな感じ、「枯葉舞い散る9月の宵~、一人佇む石畳~、時の流れに取り残され~、記憶の中をあてもなくさまよう」、詩的な歌詞ですね。男と女の歌なのですが、これをABEDONと一緒に歌います。もう何度も演ってきているって感じでリラックスした演奏でしたね。
 次の曲も古い曲、3枚目の「服部」に収録されている「おかしな二人」。本来は民生さんがメインボーカルなのですが、この曲もEBIさんのボーカルで演奏してくれました。これ、レアだよね。
 7曲目は再結成後の最初のシングル曲、ABEDONの「WAO!」。ABEDONの不思議なボーカルが炸裂するご機嫌な曲です。サビのコーラスのテッシーの鬼のライトハンドも生で見られましたっ!
 8曲目は自分をユニコーンさんを好きになるきっかけを作った「大迷惑」。民生さん大熱唱の巻でしたね。若かった頃の声も良いけれど、円熟味を増した50歳の民生さんのこの歌も良かったですね~。そういえば、民生さんも今年50歳でした。最後の「お金なんかはちょっとでいいのだ~」ア~の絶叫が良かったですな。
 9曲目は再結成後の2枚目「Z」から、ABEDONの「SAMURAI5」。曲の途中で、バイブを使ったきわどい話があったり、さすがのユニコーンさんですな。この曲のテッシーさんのリッチー愛のフレーズが結構好きだったりします。
 10曲目はアニメ「宇宙兄弟」の主題歌「FEEL SO MOON」。この、浮遊感というか雰囲気は民生さんの独壇場ですね。
 最後は、来年のABEDONの50周年をやるよってMCからこの曲に「すばらしい日々」。よく考えたら、この曲がリリースされたときは川西さんユニコーン脱退してたんですよね、「ヤメマン」なんてアルバム「スプリングマン」にかかれてましたね。ABEDONの弾くリッケンバッカーの音色が印象的な曲、好きですねこの曲。
 ステージはこの曲で一旦終了、アンコールは、このコンサートのために作られた「VERTIGO」、ボーカルはもちろんEBIさん。「ファイ、ファイ、ファイ、レッツゴー、ファイ、ファイ、EBI、レッツゴー」のコーラスがいいすね。この曲が始まると、舞台中央のEBIが乗った漁船が前にせり出すのですが、民生さんのカンペのスイッチを押して表示の曲が変わったって民生さんが曲を切ってました。いまどき、カンペもデジタルなんですね...。
 最後の、EBIさんの「この日が来るのが本当にイヤで。主役とか嫌いで……でもやってみたらめっちゃ楽しくて。幸せ者ですよホントに」ってコメント、いい感じでした。

 あっ、そうそう、ユニコーンさんのステージになったとたんに音が変わりました。ちょっと、音の輪郭がぼやけてましたが、聞けないって事は無かったですね。ってことは、ミキサーの技量って事だったんですね...。それにしてももう少しいい音のところで聞きたいな。

 さて、特別席のお土産ですが、手ぬぐいでした...。
ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」
 オリジナルデザインで、このコンサートでしか手にはいらないんだろうけど、これで、一般席との差額2000円は高すぎなんじゃなぁい?奥様なんて、「トートBAGにフラッグや、いろんなグッズが入ったお土産セットがもらえると思った」って言ってた。応援フラッグくらい付いてても良かったかな。トップリーグでもタダでフラッグもらえますよ~。
ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」
 こちらは、やっぱりコンサート入場特典の新曲ダウンロードのカード。新曲のTAIRYO」とVERTIGO」がダウンロードできるキーワードが書いてあります。まだ、ダウンロードしてませんけどね。
ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」
 最後の曲で打ち出されたリボンです、奥様が拾ってきた。
ユニコーン EBI50祭 「海老乃大漁祭」
  やっぱ、ユニコーンさん、いいですね。楽しい人たちじゃ、また、見たくなっちゃった。それにしても女子率高かったですね...。

 話は変わりますが、先週のSAMOA戦のあと、こんなつぶやきを見つけました。
 2003年、2007年、2011年のワールドカップで活躍し、ワールドカップ歴代最多通算得点(249点)を誇るレジェンド、ジョニー・ウィルキンソン選手のつぶやき。JAPANに対して最大の賛辞です。これって、無茶苦茶、光栄なことだと思います。そうそう、あの五郎丸選手のゴールキックの前のルーティーンは、ウィルキンソン選手がルーツなんですよ~。

 昨日、日本のスーパーラグビーチームのチーム名が発表になりました。初戦は2月27日12:15キックオフ、場所は秩父宮ラグビー場です。
 メンバー、スタッフ、チケットの情報はまだですが、絶対見に行くもんね!!