ゴールデンスランバー2015/12/05 07:05

 結局、「ゴールデンスランバー」を読んだ。

 ゴールデンスランバー」って、Beatlesの「Golden Slumbers」という曲がキーワードとして何度も登場します。自分も、「アビーロード / Abbey Road」に収録されているポールが作ったメドレーの中で、この曲が好きだった。先日のライブでもポールは、アンコールの最後に歌ってましたね。
ゴールデンスランバー
 小説の内容は、首相暗殺事件の濡れ衣を着せられてしまう男の話。ケネディ大統領暗殺のオズワルド容疑者みたいな感じで、疑惑の殺人者って事なんだけど、権力?組織に罪をでっち上げられてしまうという話。ものすごく、暗いテーマのはずのなのに、その物語の語り口とリズム感で悲壮感を感じさせず、物語に引き込まれてしまい、あっという間に読み終えてしまいました。
 伊坂幸太郎さんの作品、面白い、メッセージがあるようで無いようで、やっぱりあるってところがいいなぁ。最初は、「グラスホッパー」のほうが面白いかと思ってたんですか、読みすすんでいくうちに、面白くなって止まらなくなってしまいました。伊坂さんご本人も、ご自身の集大成っておっしゃられているみたいですね。

 ということで、ここのところ読書欲、止まらなくなってるな、「アヒルと鴨とコインロッカー」も読んでみよう。あと、映画も見てみるか...。

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