リポビタンDツアー2017(フランス遠征)第2戦 FRANCE vs JAPAN ― 2017/11/28 07:07
先日、2019年の日本でのラグビーワールドカップに続く2023年の会場がフランスに決定しました。ということで、その2カ国の最初の顔合わせということで、記念すべき一戦となりました(自分の中でね)。そういう意味で、そもそも、負けられない一戦だけど、一層、両国とも気合が入りますよね。
JAPANの先発メンバーは、SHの流選手が先発、田中選手がリザーブと入れ替わり、負傷離脱した布巻選手の代わりに徳永選手がリザーブに入った以外は、先日のTONGA戦と同じメンバー。現時点でのベストメンバーって感じです。

前半立ち上がりから、JAPANはディフェンス、アタックともに良かったと思います。体躯とスピードのあるFRANCE相手に引けをとらないタックルは本当に良かったですね~。タックルをはずされて裏に出られるということは、ほとんどありませんでした。

この日は、センターの2人が目立ってましたね。前半、あわやトライというところでFRANCEのラクロア選手をタッチに押し出した立川選手のタックル、2015年RWCのSCOTLAND戦での五郎丸選手のトライを阻止したタックルに匹敵する良いプレーだと思います。この日のJAPANのカバーディフェンスは立川選手に限らず良かったと思います。同じくもう一人のセンターのラファエレ選手も、この日は攻守ともに目立ってました。何度も、接点に顔を出してましたし、後半立ち上がりのトライは完璧でした。

あとはやっぱり、リーチ選手かな?チーフスでレギュラー張るだけのことはあります、体の大きなFRANCEの選手を何度も正面からタックルで止めてました。
アタックでは、テンポのあるすばやい球出しで、FRANCE代表を翻弄してましたね。松島選手は相変わらずキレキレでてした、ボールを持つと必ずゲインしてましたし簡単には捕まらない。後半、キックの処理であわやノッコンというところ、抜群の運動神経でキャッチしたところ、さすが松島選手って感じでした。

23対23

FRANCE相手に引き分けは凄いと思います。トライ数で行ったらJAPANは3本で、FRANCEは2本ですからね。田村選手が試合を決めるはずのゴールキックをはずしたのは痛かったですが、これを、このプレッシャーの中で入れられるようになれば、ランキング8位内のチームにも勝てるということを証明した一戦だったと思います。ノーサイドの笛がなった瞬間、JAPANの選手はみんな立っていたのに、FRANCEの選手たちが、膝をついていたのが印象的でした。
10月28日の世界選抜戦から始まった4連戦、世界選抜に負けたときは、どうなるかと思いましたが、ボロ負けしちゃいましたけどAUSTRALIA戦、フランスに入ってからのTONGA戦、この試合と、確実に1試合ごとにレベルアップをしていたと思います。2年後に繋がるいいツアーでした。
残念だったのは福岡選手が前半で退いたことかな...もっと、福岡選手がそのスピードでFRANCEを翻弄するところがみたかったんですけどね...。
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