トップリーグ2021プレーオフトーナメント 決勝2021/05/25 07:17

 いやいや、チケットどうやったら手に入ったの!?

 日本ラグビーフットボール協会メンバーズクラブも、ラグビーファンも、ぴあも優先抽選はすべて落選、チームのファンクラブでも買えずで、最後に一般購入にチャレンジしたけど秒で瞬殺...、新しいリーグでは、こんなことにならないようにして欲しいですな...。

 ということで、パナソニックワイルドナイツとサントリーサンゴリアスの決勝は準決勝と同じくテレビでの観戦ということになりました。
 ディフェンスとアンストラクチャーからの攻撃を強みとしているパナソニックとアグレッシブな攻撃とキックを強みにしているサントリー、タイプの違う2チームの闘い、面白くないわけがありません。あと、両チームとも国を代表する選手がたくさん、今年の日本の代表候補に名前が上がってた選手がサントリー12人、パナソニック11人、元代表がサントリー3人、パナソニック5人、外国の代表がサントリー2人、パナソニック3人、ということはこの試合のメンバーで、サントリーは約7割、パナソニックは約8割の選手が代表に選出されているってことになります。もちろん、残りの選手も代表に近い位置にいる実力のある選手だと思います、この選手達のマッチアップも、この日の試合の注目の一つですね。

 まぁ、自分はパナソニック推しなんですけどね。
 
 序盤からサントリーがガツガツ攻めて、一方、堅いディフェンスをみせるパナソニック。立ち上がり直後、パナソニックのゴール前の攻防で、中村亮土選手のキックパス、フッカーの中村選手に通っていれば先制トライはサントリーだったんですけどね...やっぱり、ディフェンスのパナソニックが魅せてくれました。ディラン・ライリー選手が速い飛び出しでインターセプト、そのまま走りきって先制トライをあげました。その後も、サントリーが果敢に攻め込むのですが、パナソニックの堅いディフェンスを崩すことがなかなか出来ませんでした。
 それにしても、精度の高いプレーが続きますね...密集での反則がほとんど無い。球出しはクリーンだし、中途半端にジャッカルに行ってオーバー・ザ・トップになるようなこともない。稲垣選手がそういったシチュエーションになったときに手を大きく離して反則にならないようにしていたのが印象的でした。
 前半終了5分前、サントリーキャプテンの中村選手が自ら蹴ったタップキックをキャッチしてトライを獲りました、意地のトライって感じですね。
 2トライにペナルティゴールを積み上げたパナソニックが23対7とリードして折り返し。前半でここまで点差が開くとは思いませんでした。

 後半、サントリーが立ち上がりからテンポ良く攻めて、中鶴選手がトライ獲りました、梶村選手の大きなゲインが効いてましたね。これは、後半面白くなりそうです。
 サントリーがジリジリと追い上げる中、パナソニックが突き放すという展開。それにしてもヒリヒリとした緊張感のある試合内容でした。
 結局、パナソニックが31対26と優勝を決めたのですが、終わってみれば後半はサントリー3トライ、パナソニック1トライ(前後半あわせてもサントリー4トライ、パナソニック3トライ)とサントリーの怒涛の追い上げがあったんですけどね。ディフェンスがアタックを凌駕する試合となり、トップリーグ最後の王者はパナソニックということになりました。
トップリーグ2021プレーオフトーナメント 決勝
 いや、ホントに生で観たかったなぁ...。

 ところで...
トップリーグ2021プレーオフトーナメント 決勝
 「やってみなはれ」
トップリーグ2021プレーオフトーナメント 決勝
 ツイ選手の右ふくらはぎに、サントリー創業者の鳥井信治郎さんの口癖を書くように勧めたのは誰だ...?

 あと、麻生レフリーはコカ・コーラさんがラグビーから撤退で、次はどうするのかなぁ...。

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