THE BATMAN ― 2022/03/28 07:18
桃李くんが「観たほうがいいよ」って言うから観に行ってきたよ。
バットマンの新作「THE BATMAN」をね。今回は「猿の惑星:聖戦記」の監督マット・リーヴスさんの作品、で、バットマンは「テネット」で、主人公をサポートするニールを演じたロバート・パティンソンさん。パティンソンさんのちょっと憂いのある表情がバットマンの孤独とか寂しさを上手く表現できているような気がしました。
でもね、自分のバットマンはお金持ちの御曹司のバットマンとその子分のロビンが明るくおしゃれに活躍するテレビドラマだったんだけどね。悪役もダークな感じは無くて、むしろお茶目な感じだったんだよなぁ。そしてね、広川太一郎さんの軽妙な語り口(アドリブ?)がね、また、カッコよかったのよ。
ティム・バートンさん監督で、バットマンがマイケル・キートンさんのバットマンからかなぁ...ちょっとダークな感じになってきたの、ダニー・デヴィートさんのペンギンのエピソードとかちょっと暗めだったよね。で、やっぱり、クリストファー・ノーランさんが監督で、クリスチャン・ベールさんがバットマンのダークナイト・トリロジーでそのダークな面が強調されちゃいましたよね。「ダークナイト」のジョーカーとトゥーフェイスなんてホント嫌になるくらいダークだったもんね。ダークと言えば、極めつけは、ホアキン・フェニックスさんの「ジョーカー」ですね、観ていて気持ちがヒリヒリしちゃったもんなぁ。
ということで、今回のバットマン、ダークナイトみたいに悪役が暴れまわるって感じじゃなくて、推理ものっていうかミステリーの要素があって、ここであらすじはおろか、エピソードや設定を書くだけでネタバレになっちゃうようなストーリーで、3時間の放映時間もあっという間で面白かったですね。とはいえ、自分の中では、正直「ダークナイト」は超えられなかったけどね。ちなみに、バットマン、思いっきり銃の弾当たってると思うんだけど頑丈だな、あれ、外れてるんかな?外れてたら、ザ・ファブルの岡田さんくらい弾当たんないよねwww。
ところで、キャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツさん、かわいかったし、カッコ良かったですね、バットマンとの絡み具合も、しつこく無くて程よい感じでよかったんじゃないですか。それにしても、歌手のレニー・クラヴィッツさんにこんな大きなお子さんがいらしたんですね、レニーさん自分より年下じゃなかったかな...。
今回も3部作らしいので、ダークナイト・トリロジーと同じく、3作品とも観に行かないとね。