平成22年度関東大学リーグ戦 最終節2010/11/28 17:58

リーチ選手は「流石、代表」というプレーを見せてくれてました。

秩父宮に行ってきました。

ここ数年、大学ラグビーは観に行ってなかったのですが、東海大学の全勝での四連覇がかかった試合を観に秩父宮に...。 東海大学の木村監督とは20年以上前に一緒にラグビーをしていたことがあるので(学校ででは、ありませんよ。草ラグビーです。)、応援に行こうと毎年、思っていたのに、中々、応援に行けず義理を欠いていたのですが、連覇の瞬間が無性にみたくなり、昨日に引き続き秩父宮に来てしまいました。

第1試合は、「大東文化大学」対「日本大学」

今日の観戦のメインは東海大学なのでホーム側に席を確保。第1試合のホーム側は大東大なので、大東大を応援することに。 試合開始から大東大が立て続けに3トライをあげて、楽勝かなと思ってみていたのですが、徐々に日大もエンジンがかかり3トライを返し粘ります。後半も拮抗した試合で、結局、大東大が逃げ切ったのですが、実力が近い試合で結構楽しめました。 大東大のCTBのシオネ選手の力強い走りと、SOの出村選手の正確なキックが目立ってました。シオネ選手はトップリーグに参加するのが楽しみです。 両校ともかつての強豪なので、復活に向けて頑張ってほしいものです。

大東文化大学 33点 vs 日本大学 23点

第2試合は、「東海大学」対「関東学院大学」

今年の関東学院は下位の法政に負けたりと今一つで、東海の楽勝かと思ってみてましたが、関東学院のバックスのスピードのあるアタックで何度もヒヤッとさせられるシーンがありました。 ここまでの東海の戦いぶりをみていないので何とも言えませんが、東海は立ち上がりからタックルがあまり良くなかったように思います。一人目で関東学院のアタックを止められず何度かゲインを切られることがありました。そうはいっても、最終的には、接点(モールやラック)での強さでしのいでいました。 そういう意味では、今年のリーグ戦グループのベストフィフティーンに全員が選ばれたフォワードの強さは本物です。 ディフェンスは今一つの感じでしたが、アタックはバックス、フォワード一体になり、スピード感あふれるプレーを随所に見せてくれてました。日本代表のリーチ選手、木津選手をはじめ、主将の前川選手、ロックの三上選手など本当にスピードのあるアタックを何度も繰り返していました。

リーグ戦優勝で次は大学選手権、昨年の悔しさを返すべく頑張ってほしいと思います。昨年のチームは後半息切れがしていましたが、今季はそれが見られず、最後まで全力で戦っていたので、明らかに昨年より強いと思いました。課題は一本目のタックルだけのような気がします。 関東学院のアタックもまた、スピードがあったということもあると思いますが...(1試合目より断然面白かったですもの)

大学ラグビーは、毎年選手が入れ替わるので、強さを維持するのは本当に難しいと思います。その中での4連覇、その努力たるや大変なものだと思います。木村監督の指導力と選手の頑張りに敬意を表したいと思います。

東海大学 48点 vs 関東学院大学 7点

今年の正月は、国立にかつてのチームメイト達と応援に行かねば!