ゴーン・ガール / Gone Girl2015/01/08 07:07

 昨年末にデビッド・フィンチャー監督、「アルゴ」のベン・アフレック主演の「ゴーン・ガール / Gone Girl」を奥様と観てきた。能年玲奈さん主演の「海月姫」とどっちを観るか迷ったのですが...。

 もう少し、ライトな感じのミステリーなのかと思いきや、テーマも重いし、失踪したはずの妻のエピソードになってからの展開、怖すぎでしょ、映画が終わって二人同時に「怖すぎ~」。
ゴーン・ガール / Gone Girl
 ベン・アフレックさんは人質を救うヒーローだった「アルゴ」と違って、妻とのすれ違いの中で若い娘と浮気に走り、妻がいなくなってもその理由もわからない、ごくごく普通の男の役。彼が主役ってことになってるけど、この映画の主役は、失踪する妻役のロザムンド・パイクさんですね。夫が妻の失踪で翻弄されている間は、夫とのすれ違いに悩むかわいそうな妻を演じ、実はっていう展開になってからは、頭の切れるサイコ犯を演じるのですが、その変貌ぶりがすごすぎます。この映画の怖さは、この方の演技につきますね。映画を観終わった後にググったら、この映画の演技で、9つの映画賞で主演女優賞を取ってました。これ以上書くとネタバレになってしまうので書きませんが、とにかく、約2時間半、ネタが割れてからの展開もすごすぎてあっという間でした。
 原作は、ギリアン・フリンさんという女流作家が書いた小説で、脚本もこの方が書いています。オフィシャルサイトを見たら美人で素敵な方でした。ん~、美人で才女、言うこと無しだけど、正直、この物語の内容は怖すぎますって。
 
 観終わった後、奥様と「久しぶりに映画らしい映画を観たね」と意見が一致、日本ではうけないかもしれないけど、お勧めの一本です。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック