SUPER RUGBY ROUND17 SUNWOLVES vs BLUES ― 2017/07/16 07:04
勝った~
そして、暑かった~
あっ、もちろん試合も熱かった~
ということで、秩父宮に行ってきた。
約2ヶ月ぶりで今季の最終戦。今季はもっとできると思ったんだけどなぁ...若手が経験をつんだという意味では良かったとは思うんだけど...ここまで1勝じゃあね、元南アフリカ代表HCのニック・マレットさんに「SUPER RUGBYなめてる」って言われちゃうよね...。来季に繋げるためにも、JAPANの2019年ワールドカップにも繋げるためにも、この日は是が非でも勝たなければなら無いなんて思ってたんだけど...やってくれました!!我らがSUNWOLVES、今季2勝目きっちり決めてくれました。いや~、うれしいなんてもんじゃないね、New Zealand代表をリザーブを含めて8人も擁する、あのBLUESに勝ったんですよ~。
立ち上がりは、ミスからBLUESに先行されてしまっていたのですが、昨日のSUNWOLVESは一味違いました。ディフェンスがムッチャ良かった。ラファエレ選手、トゥポウ選手の両選手が、BLUESのアタックを前でよく止めてました。この2人だけじゃなくて、松橋選手の出足の早いタックル、具選手の献身的なタックルと本当にこの日のSUNWOLVESのタックルは良かったです。あっ、この日のゲームキャプテンのブリッツ選手もものすごく良かったです、というか、この日のSUNWOLVESのディフェンスは、自分が見た試合の中で一番だったかも...。スタッツで確認したら、この日のタックルはSUNWOLVES118回、BLUES120回、で、ミスタックルはSUNWOLVES12回、BLUES22回ですからね、これだけでもこの日のSUNWOLVESがいかにファイトしていたかが分かると思います。
両ウイングも良かったです。松島選手も福岡選手もキレッキレッでした。松島選手は、フルバックの方が好きって言ってますが、フィルヨーン選手のように堅実なフルバックがいるときはウイングの方が生きると思います。そのフィルヨーン選手も久しぶりの秩父宮でのプレーでしたが、やっぱり堅いですね。安心してみていられました。
この日は、ディフェンスだけじゃなくてセットプレーも安定してました。スクラムは、低い姿勢で身体の大きいBLUESに負けてませんでした。目の前で組んでいたときに両フランカー膝の位置を見ていたのですが、地面に着いちゃってるんじゃないのってくらい低かったです。そういえば、試合後のスクラムコーチの長谷川慎さんの笑顔が良かったですね。ホント、スクラムは良くなりました。JAPANのスクラムにも繋げてもらいたいですねぇ。
ラインアウトも良かったですよ、スタッツを見るとSUNWOLVESは成功率92.3%、BLUESは71.4%。これだけ成功率が悪いとゲームコントロールが難しくなりますよね。特に、相手ボールのときのブリッツ選手の動きが光ってました。
ラインアウトと言えば、後半19分頃のラインアウトからのモールで、最終的にはペナルティトライに繋がった一連の攻撃、かっこよかったですね~。シーズン序盤からこのプレーが出来ていたらもっと勝てたと思うんですけどね...。ちなみに、SUPER RUGBYのテストルールで、ペナルティートライはゴールキックをしなくても7点(トライ5点+ゴール2点)もらえるんですね。ゲームの時間短縮ってことなのかな?
そして、この日のSUNWOLVES、リザーブの選手が出てきてからもリズムが狂いませんでした。スクラムの前列が変わると、スクラムが安定しなかったりするのですが、この日はそんなことはなかったです。そして、バックスもフレッシュレッグのメンバーが仕事をしてました。
山中選手の後半14分のトライも最後まであきらめない気持ちが出てましたし、後半24分には、ミスを挽回するかのようなトライをした茂野選手の意地も見ることが出来ました。後半終了間際の徳永選手のタックラーを2人振り切ってのトライも良かったですね、って、ここまで書いてきて、勝ったから当たり前なんだけど、この日のSUNWOLVESはアタックもディフェンスもとにかく良かった。あっ、そうそう、ボールの転がりもこの日はSUNWOLVESの味方をしていたと思います。ルーズボールがSUNWOLVESに有利に転がることが多かったですもんね。
あと、ラファエレ選手はハットトリックだったけど、ここ5年くらいBLUESからハットトリックをとったのは、ラファエレ選手だけなんだそうです。
BLUESは、早くから日本入りしてホンダヒートと練習マッチをしたり日本の気候に慣れるようにしてましたが、明らかにこの日の暑さに、スタミナを削り取られてましたし、動きを封じられてました。前半は良かったんですけどね、後半は、足が止まってました。この日は、気温35℃、ラグビーをやる気温じゃないですけどね...SUNWOLVESはその気温を味方につけ、BLUESは敵に回しちゃったってことですね。
で、後半3本目のラファエレ選手のトライの後だったかな、BLUESのウイングのダフィー選手、リスタートのキックオフのときにもジャージを胸まで上げた状態でお腹丸出し。下の写真のときもボールは動いてるんですよ、よっぽど暑かったんですね。彼、ノーサイドのときに、グランドにへたり込んでましたもんね。
ということで、48対21、後半BLUESは無得点。ボーナスポイントも獲っての快勝でした。
来季やこれからのJAPANにも繋がる良い試合でした。
たくさん、遠吠えしたので声がかれちゃいました...あと、日焼けが...。
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