我が家の小さな海

　ネルノダイスキさんの新作が前作から約2年10ヶ月ぶりにリリースされるってご本人のツィート（今は、ポストっていうんだっけ）がTLに流れてきた（TLは、TLでいいんだよね...なんかTwitterがXになってからややこしいな...）。今回も出版元のアタシ社さんの通販で購入しました。

　アタシ社さんのツイート（ポストか...）で、丸一日かけて宛名書きと梱包ってTLに流れてきたように、手書きで宛名が書かれたレターパックにプチプチに包まれた本が送られてきました。なんか、アタシ社さんの手のぬくもりが伝わりましたね。

　本のタイトルは「ひょんなこと」。今回、先行購入特典で、オマケの小冊子付きでした。おまけの小冊子に収録されていたのは、前作のいえめぐりのプロトタイプのような作品で、4年前にコミティアで購入した薄い本「またとない機会」に収録されているものでした。

　本のカバーのイラスト通りの不思議なネルノダイスキさんワールドがてんこ盛りの作品でした。

　カバーを外した本の表紙もこんな感じ。ネルノダイスキさんの不思議世界そのものですね。

　325ページの大作でした。いや、読み応えがあった何でもんじゃないですね、どっぷりネルノダイスキさんワールドに浸ることができる1冊です。しかも、1冊目、2冊目の単行本をはるかに超えてパワーアップした作品がてんこ盛りですからね、買って損はないと思います（まぁ、既出の作品も何本かあるのですが、やっぱりこうやってまとめて読むとインパクトありますよね）。ちなみに、自分はクモの話と水石の話が好きだな。

一般発売は今月の11日なので、ぜひ書店でチェックしてみてくださいね。そうそう、アタシ社さんのホームページからも購入できますので...。

　そうそう、来週の日曜日まで青山のビリケンギャラリーさんで、ネルノダイスキさんの原画が観られます。自分も昨日行ってきましたが、印刷やパソコンの画像では感じられないネルノダイスキさんのペン使いの凄さが実感できます。

　黒地のベタも筆じゃなくてペンで塗られてますからね、点描の緻密さも凄いし、ホント、生原稿は観る価値ありですよ。詳しくは、ビリケンギャラリーさんのポストみてね...宣伝かっ！、いえ、応援ですよ。