リポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV vs MĀORI ALL BLACKS 第2戦 ― 2024/07/13 07:47
豊田スタジアムもいつか行ってみたいなぁ...なんて思いながら、この日はJ-SPORTSで観戦。
第1戦は思うように戦えてなかったって感じだし、10年前も第2戦は接戦でしたからね、何とか一矢報いて欲しいなぁなんて...。
ということで、JAPAN XVのメンバーは以下。
01 三浦 昌悟(トヨタヴェルブリッツ/東海大学 29)
02 原田 衛 - captain(ブレイブルーパス東京/慶應義塾大学 25)
03 為房 慶次朗(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 23)
04 桑野 詠真(静岡ブルーレヴズ/早稲田大学 30)
05 小瀧 尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ/帝京大学 32)
06 下川 甲嗣(東京サンゴリアス/早稲田大学 25)
07 山本 凱(東京サンゴリアス/慶應義塾大学 24)
08 サウマキ アマナキ(コベルコ神戸スティーラーズ/トゥポウカレッジ 27)
09 齋藤 直人- captain(―/早稲田大学 27)
10 山沢 拓也(埼玉ワイルドナイツ/筑波大学 30)
11 根塚 洸雅(スピアーズ船橋・東京ベイ/法政大学 26)
12 Samisoni TUA(浦安D-Rocks/摂南大学 29)
13 長田 智希(埼玉ワイルドナイツ/早稲田大学 25)
14 髙橋 汰地(トヨタヴェルブリッツ/明治大学 28)
15 矢崎 由高(早稲田大学/桐蔭学園高校 20)
Replacements
16 佐藤 健次(早稲田大学/桐蔭学園高校 21)
17 岡部 崇人(横浜イーグルス/関西学院大学 29)
18 竹内 柊平(スピアーズ船橋・東京ベイ/九州共立大学 26)
19 Sanaila WAQA(花園ライナーズ/ヘイスティングスボーイズ高校[NZ] 29)
20 Tiennan COSTLEY(コベルコ神戸スティーラーズ/IPU環太平洋大学 24)
21 小山 大輝(埼玉ワイルドナイツ/大東文化大学 30)
22 立川 理道(スピアーズ船橋・東京ベイ/天理大学 34)
23 Nicholas MCCURRAN(―/帝京大学 28)
いや、まさかここで立川選手が出場するなんて思ってもみませんでしたよ。エディーさんも策士だなぁ...若い選手にベテランを一人入れてチームを落ち着かせるってことなんでしょうね。TUIDRAKI選手決して悪くなかったと思うんですけどね、2戦目は同じチームの高橋選手を起用、あと、リザーブの学生選手を竹内選手とCOSTLEY選手に入れ替えてきました。この起用がどう出るかって感じかな。
MĀORI ALL BLACKSのメンバーは以下。
01 Pouri Rakete-Stones (HURRICANES 27)
02 Kurt Eklund (BLUES 32)
03 Marcel Renata (BLUES 30)
04 Isaia Walker-Leawere (HURRICANES 27)
05 Laghlan McWhannell* (BLUES 26)
06 Te Kamaka Howden (HURRICANES 23)
07 Billy Harmon (HIGHLANDERS 30)
08 Cameron SUAFOA (BLUES 26)
09 Sam Nock (BLUES 28)
10 Rivez Reihana* (CRUSADERS 24)
11 Bailyn Sullivan (HURRICANES 26)
12 Quinn Tupaea (CHIEFS 25)
13 Rameka Poihipi* (CHIEFS 26)
14 Josh Moorby (HURRICANES 26)
15 Cole Forbes* (BLUES 25)
Replacements
16 Tyrone Thompson (CHIEFS 24)
17 Ollie Norris (CHIEFS 25)
18 Benet KUMEROA (HURRICANES 24)
19 Max Hicks* (HIGHLANDERS 25)
20 Nikora BROUGHTON (HIGHLANDERS 23)
21 Te Toiroa Tahuriorangi (CHIEFS 29)
22 Taha KEMARA (CRUSADERS 21)
23 Corey EVANS (BLUES 23)
えーと、MĀORI ALL BLACKSの選手は良く知らないので、特にコメントはありませんが、ほぼ1戦と一部入替はあったもののほぼ同じ選手の起用でした。
さて、試合の方はと...JAPAN XVは第1戦と明らかに違った落ち着いたプレーを魅せてました。第1戦はなんかバタバタした感じがあったけど、この試合は、慌てることなく確実なプレーをしてましたね。特にディフェンスが良かったと思います。第1戦はタックルには入るものの、差し込まれて繋がれてしまっていた場面が多かったですが、この日は、低いタックルで確実に仕留めていたって感じですね。ダブルタックル、トリプルタックルでボールも殺す場面も何度もみられました。ワークレートの高い、下川選手、山本選手がとにかく刺さっていたって感じだったなぁ、この二人が今の日本人で一番のバックローじゃないかって自分は思ってます。まぁ、この二人だけじゃなくて、フォワード、バックスともにフィジカルで強みを見せていたと思います。
とにかく、前半1トライ、1ペナルティゴールの8点に対し、MĀORI ALL BLACKSを0点に抑えて折り返したのが、1試合目との大きな違いですね。
この日もセットプレーは安定してました。で、やっぱり課題はモールのディフェンスですね、ここは、先週よりも改善されていたとは思いますが、やっぱり弱さを魅せてしまいました。後半立ち上がりと後半27分に、ゴール前のモールからトライを奪われてしまいましたからね。とはいえ、この日は、JAPAN XVも攻撃ではいいモールを魅せてくれて、試合終了間際に佐藤選手がトライを返していました。
1試合目は、おそらくゲームプランでペナルティーでゴールを狙わなかったのだと思いますが、この日は、ゴールが狙えるところはしかっり取って、明らかに勝利を意識したゲームの組み立てをしてましたね。
ということで、日本の蒸し暑さに慣れていなかったのか、MĀORI ALL BLACKSにノッコンなどのミスが多かったということもありますが、JAPAN XVが3トライ、1コンバージョン、3ペナルティーゴールで26点、MĀORI ALL BLACKSは2トライ、2コンバージョンの14点と、JAPAN XVでMĀORI ALL BLACKSに初勝利を収めることができました。
正代表ではないチームでMĀORI ALL BLACKSに勝てたことは、2027年に向けていい経験を積めたんじゃないかと思います。
この日も矢崎選手の想いきりのあるプレーは良かったですね。おそらく、学生相手では抜けたであろうランもMĀORI ALL BLACKSには止められてはいましたが、それでも、何度も大きくゲインしていたランは凄いし、これからの活躍がムッチャ楽しみです。
あと、COSTLEY選手のスピードはやっぱりいいですね。強いだけじゃなくて、あのバックスかと思うようなスピードのバックローは魅力的です。後半の竹内選手のトライもそんなCOSTLEY選手のスピードのあるランから繋がったトライでしたからね。
2023年まで、選手層の薄さがなんて言われていたのに、なんか、知らない間に厚くなってるんじゃないですかね。いや、これからのJAPANの進化が楽しみすぎますよ。
さて、今夜はユアテックスタジアム仙台でJAPANとGEORGIAのテストマッチ。世界ランキングでJAPANが12位、対するGEORGIAが14位、しかも1.09ポイント差なので絶対に負けられない試合、現場には行けませんが東京から念を送りたいと思います。
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