TRICOROLL / 渡辺香津美2012/01/01 11:59

 あけましておめでとうございます。
 今年は良い1年にしたいですね...。

 さて、年末に渡辺香津美氏のホームページを見ていたら、どうもエレクトリック・ギター・トリオの新譜CDが発売になるとのこと、早速、通販で購入することに。
 で、今回の新譜は、5年ぶりのギタートリオです。Richard Bona(リチャード・ボナ)とHoracio El Negro Hernandez(オラシオ・エル・ネグロ・エルナンデス )のトリオかと思いきや、Horacio氏は参加していますが、Bona氏は参加していません(きっと忙しいんでしょうね)。ということで、今回は、Janek Gwizdala(ヤネク・グウィズダーラ ポーランド系ということで、「J」は「Y」の発音ですね)というイギリス出身の若手ベーシストと、マイアミ出身の若手ドラマー、Obed Calvarie(オベド・カルヴェール)が参加しています。
トリオといえば、ポンタ(Ds)×Greg Lee(Bs)のMOBOトリオに始まり、Bill Bruford(Ds)×Jeff Berlin(Bs)、MIno Cinelu(Ds&Per)×Dkuli Sverrisson(Bs)といくつものCDを残してますが、今回もよいですねぇ。

 1曲目の「上海」から飛ばしてくれます、オリジナルも好きですが、このテイクもよいです。オリジナルも意外にスピード感のある曲ですが、このテイクも飛ばしてますね。
自分にはいまいちなんですが、YMOの「ライディーン」なんて懐かしい曲も入っています。
2曲目の「メタボリズム」はスパイス・オブ・ライフⅡやキロワットのころの曲の雰囲気です。4曲目の「アルゴリズム」は香津美's 4ビートですね。
6曲目「パーフェクト・ウォーター」の後半のドラムは、ん~、なんと言っていいのか、音の空間とそのリズムが...。
Obed氏もマイアミ出身ですが、明るさにはさすがラテン民族にはかないませんね、Horacio氏の底抜けに明るい、派手なドラムと、Obed氏の繊細なニュアンスにとんだドラムとっても対照的です。

 しばらく、ロック系の音楽ばかり聴いていたので、またちょっとこの手の音楽も聴いてみよっと。