2013-2014 プレーオフトーナメント ファイナル パナソニック vs サントリー ― 2014/02/12 07:28
小雪がちらつく中、秩父宮に行ってきました。
攻守ともに精度を上げてきているパナソニックと、神戸製鋼との死闘を制したサントリー。
堅守を誇るパナソニックと、アグレッシブに攻めるサントリー、この2チーム、パナソニックの三洋時代も含めると過去3回決勝で対戦してパナソニックの1勝2敗、ここで、対にしたいですね。
雪が残る外苑のイチョウ並木。

バックスタンドの階段も、片側は雪が残っていました。

ピッチの脇にも、まだ、雪が残っていますが、日曜日に、関係者と大学、高校のラグビー部の生徒が雪掻きをしたそうです。皆さんのおかげで、こうして、最高の試合が見られる、ありがたいですね。

正面口側には、来月行われる「TOKYO SEVENS」のバナーが設置されていました。

試合直前のパナソニックの選手たち、皆さんいい顔をしています。これから始まる、日本最高峰の試合を楽しみにしているようです。

試合序盤からどちらも引かない試合展開。

今日は、パナソニックのフォワードが良かったですね。No.8のホラニ選手とフランカーのバツベイ選手の動きが目立ってました。縦に力強い突進で、何度もラインを押し上げてました。特に、バツベイ選手は、サントリーの選手を何人も巻き込んでラックを作って前に出てて、観てて楽しそうでしたね。

スタンドオフのバーンズ選手は、先日の試合同様、良い判断とキックでチームに勢いをつけてました。

ラインアウトでもパナソニックはプレッシャーをかけて、サントリーに綺麗な球出しをさせていませんでした。

とはいえ、前半は、サントリー3トライ、パナソニック1トライで、16対19とサントリー3点リードで折り返しました。秩父宮FMの上田さんが言っていたように、面白い試合は40分があっという間ですね。

後半は、徐々にパナソニックペースに。パナソニックのエリアマネジメントに、サントリーが自陣からなかなか、出ることができなくなってきました。サントリーが自陣からアタックをかけようとすると、パナソニックは前に出るディフェンスで止めるという場面が、何度と無く見られました。素人目には、サントリーもキックで大きく陣地を取っていけばいいのにと思うんですけどね...。

今日は、この二人も目立ってましたね。11番の山田選手は坊主になっていて、最初、誰だかわかりませんでしたけど...。攻めても、守っても人に強いところをみせていて、前後半で、2トライをあげてました。
2番の堀江選手も、本当に強かったですね、サントリーのジョージ・スミス選手にも当たり負けていませんでした、仰向けに倒したりしてましたもんね。

下の写真は、山田選手とデュプレア選手のマッチアップ。この試合、各国の現役代表選手、元代表選手、代表候補がたくさんで、見所満載でした。ちなみに、サントリーも良かったんですけどね、パナソニックのほうが上手でした。スミス選手のジャッカルなんて、やっぱり凄かったんですけどね、最後は、サントリーが自陣に釘付けになり、ペナルティでパナソニックが加点していくという展開に。

結果、下の得点で試合終了、トライ数は両チームとも3本ずつでしたが、ペナルティでパナソニックのペナルティゴールが8本、サントリーが1本の差が出ました。
とにかく、さすが、決勝という試合、両チームの皆さんお疲れ様でした、良い試合をありがとう。

2連覇を逃したサントリーの選手。やっぱり、どこかさびしそうでした。

一方、パナソニックになって初の優勝、喜びを爆発させていたパナソニックの選手の皆さん、試合中も楽しそうにラグビーしてましたね。とにかく、おめでとうございます、応援した甲斐があります。

ということで、今日もパナソニックの特設ブースで応援グッズを買ってしまいました。選手のサインボールです。

南アフリカ代表のJP・ピーターセン選手のサインボール。

霜村選手か、堀江選手のにしようか迷ったんですけどね。今シーズンで帰っちゃうかもしれませんからね...。ちなみに、バーンズ選手と田中選手は人気があるようで、開場30分後くらいに行ったのですが完売してました。
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