我が家の小さな海

　リコーの砧グランドに行ってきました。

　今日は、サントリーとのオープン戦。サントリーの皆さん、プラクティスシャツは白なんですね。

　こちらは、リコーの皆さん、プラクティスシャツは濃いブルーでした。サニックスのファーストジャージのような色でした。

　今日の試合は両チームとも若手と新加入選手が中心。サントリーは昨年の早稲田の主将の垣永選手が先発。スクラムの強さと走力をアピールしていました。一番驚いたのは、元JAPANでセンターのライアン・ニコラス選手がフランカーで先発していたことです。写真のスクラムの6番の位置に立っているのが彼です。もっと、バックスのラインに入ったらりするのかと思ったら、きちんとフランカーの仕事をしていました。

　一方、リコーも本来であれば、No.8のコリン・ボーク選手がスタンドオフの位置に。先週のジャパンセブンズでMVPを手にした選手ですが。フォワードがバックス？

　ニコラス選手同様、きっちり仕事をしてました。パスは、もうちょっとという感じでしたが、キックは良かったですね。結構、長いキックを蹴ってました。この、キックで効果的に陣地を取ってました。写真の真ん中に立っているのが彼ですね。

　先制したのは、リコー。早い球出しの連続攻撃で、最後は須藤元気選手が左隅に飛び込みました。で、コンバージョンもコリン選手。さすがに難しい位置だったので外れましたが、距離は飛んでました。

　ここからは、しばらく膠着した状態が続きます。攻めるサントリーに対し、リコーがいいタックルで止め、サントリーのミスを誘うという展開。それでも、リコー陣内で試合が行われる時間が長く、28分以降に3本のトライをサントリーにあげられてしまいました。

　リコーはタックルは良かったのですが、サントリーの選手を走らせすぎでした。特にキックのときのチェイスが甘い。もっと、鋭く囲うように前に出なければならないのに、コンタクトポイントにサントリーの選手が来るときはほぼトップスピードという状態、これだと、簡単にサントリーは前進できてしまいます。特に、サントリーは長友選手や、宮本選手のようにスピードのある選手がいますからね。

　前半負けていたとはいえ、リコーは、最後に1トライ返せたのが良かったですね、後半にいい感じでつなげました。

　ところで今日は、リコーのスタンドで応援したのですが、隣にいらしたのは、前JAPANの田沼選手のお母様、リコー戦ではおなじみの「タヌママ」でした。タヌママもリコーの選手のチェイスが甘いの怒ってましたね．．．。

　後半は、小松キャプテンと今年帝京を卒業した牧田選手が登場。牧田選手はJAPANの育成選手ですね。

　で、やっぱり、小松選手は凄い。彼が入るだけで、グッとしまります。何度も、スピードのあるカットインでゲインを切ってました。牧田選手のランも良かったです。　

　前半は、サントリーのペースだったのですが、後半は、リコーも押してました。ただし、スクラムは良く無かったですね。横から見ていてもちょっと姿勢が高すぎです。もう少し、低く組めてたら互角以上の勝負ができたような気がします。サントリーは成田選手が後半スクラムハーフで入ったのですが、いい動きをしてました。

　ということで、後半はそれぞれ3トライ、前半の1トライ差をリコーが詰めることができず、リコー 31点、サントリー 40点でノーサイド。サントリーは主力がJAPANに取られていること、外国人選手はニコラス以外は出ていなかったことを考えると秋は磐石な感じですね．．．。リコーは、ＪＡＰＡＮのマイケル・ブロードハースト選手が出ていなかったということはありますが、どこまで、チーム力をアップできるかが鍵です。

　選手層が厚いチームですね。上背のある選手が以外に少ないのですが、スピードはあります。

　毎年応援してるので、今年は上位に入ってほしいですね。

　ほんと、がんばってね～。

　ブラックラムズのテント。試合に出てなかったマイケル・ブロードハースト選手が率先して片付けてました。そういうのって格好いい。

　駐車場の看板。

　多摩川の土手から見たリコーグランド。家から以外に近いので、試合があるときは、またこよっと。

　一方、いつも一緒に秩父宮に言っている友人は府中の東芝グランドで東芝と九州電力戦を観戦。

　この写真、メールで送られてきたけど、結果は連絡こず。どっちが勝ったか教えてくれい。