散歩する侵略者2017/10/07 07:03

 映画も観ちゃいました、「散歩する侵略者」。
散歩する侵略者
 映画だからね~、派手なシーンがいっぱいで、小説のふわっとしたところが無かったな...小説だと、鳴海の宇宙人に乗り移られて変わった真治に対する心情の変化が可愛いくて、ほんわかしてよかったんだけどね...映画だと長澤まさみさん、ずーっと怒ってたからな...。長谷川博己さんの桜井は良かったかな、最初は記者としての興味で天野を助けてたのに、最後はね...小説とは違ってましたね。彼も、宇宙人と心を交わしたってことなのかな。あと、天野役の高杉真宙さんの飄々とした裏のある演技いいよね。仮面ライダー鎧武(ガイム)のときの光実(みつざね)の裏のある演技も良かったもんねぇ。
 それにしても、厚労省?なる特殊部隊みたいな人たちが出てきたり、爆撃機の空襲があったり、もう一人の宇宙人の立花あきらが凄腕の暗殺者だったり、なんか、アクション映画でしたね。もっとこう、なんというか心っていうの?概念を取られちゃった地球人の心情を読み取る的なところが観たかったなぁ。
 あと、自分は、最後のキョンキョンが出てくるシーンはいらなかったかな。

 これ、映画見てから本読めば良かったかも...。

 ということで、これはやっぱり舞台も見てみたくなってきたぞ、映画みたいな派手な演出が無い中でこれをどう表現するのか興味あるなぁ。