統合失調症日記 ― 2020/06/17 07:11
Twitterをフォローしているネルノダイスキさんが先日つぶやいていたマンガ本が気になったので、自分もKindleで購入して読んでみた。
統合失調症を発症した画家の木村きこりさん(絵のほうは本名の木村有輝子さん名義で発表されてます)が、自身の日常をマンガで描かれたエッセイ本です。
高校生の頃から幻聴や厳格に悩まされているきこりさんの日常がつづられているのですが、健常者の自分には知りえなかった日常が淡々と語られていて、かつ、マンガということでビジュアルを伴っているため、文章のみの体験談より、よりインパクトがありましたね。
以前務めていた会社で障害者支援研修を受講したけど、障害者の方が普段どのように感じられているのか、どのように困っているのかについては、なかなかわからなかったので、少し理解できたような気がします。ここまで、来るのに大変だったと思うのですが、それをマンガという形を通して表現できるまでになるって凄いことなんじゃないかと月並みなんだけど感じました。
ちなみに、ムンクやゴッホ、草間弥生さんも統合失調症を発症して、それが作品に生かされてるってことは有名な話ですよね。
機会があったら、木村さんの絵の個展にも行きたいと思います。
あと、このホームページで木村さんの統合失調症ライフというマンガエッセイも読めるので興味のある方は読んでみてください。
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