トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節 ― 2018/10/16 07:03
秩父宮に行って来た。
1試合目は、キヤノンイーグルスとヤマハ発動機ジュビロの試合。

ん~、そんなに差はないと思うんだけどなぁ...キヤノン、反則で自滅でしたね。ヤマハはフォワードが良いですからね、反則⇒タッチキック⇒ラインアウト⇒モール⇒トライの繰り返し。ヤマハ、前半だけで5トライですからね、ほとんどがキヤノンの反則から、なんか、残念な試合展開でした。

ヤマハは日野選手の動きがよかったですね。2本のトライ、彼のギャップをつく判断が本当に素晴らしい。あと、両ウイングのスピードもいいですね。矢富弟選手も良い走りしてました。極めつけは、クワッガ・スミス選手ですね。下のボールへの働きかけ、上のボールへの絡み、キヤノンの攻撃の芽をことごとく摘んでました。後半のトライも技ありでした。

キヤノンは前半とられ過ぎでしたね。後半、ヤマハ陣内で攻撃する時間は長かったのですが、リードしているヤマハは余裕のディフェンス。ポゼッションでは、圧倒的にキヤノンだったのに、後半最初の得点はヤマハ。キヤノンがトライをあげたのは後半37分、時すでに遅しって感じでした。

ちなみに、元オールブラックスのイズラエル・ダグ選手は後半の方が動きがよかったです。特にスタンドオフが田村選手からフレッド・ゼイリンガ選手になってからがね...やっぱり言葉なのかなぁ...それにしても、プレーが柔らかだったなぁ。

17対52

ヤマハのトライは8個、対するキヤノンは3個、こんなに差がつくとはね。

キヤノンは最終戦はパナソニック、来週も厳しそうです。

2試合目は、NTTコミュニケーションシャイニングアークスとトヨタ自動車ヴェルブリッツの試合。

今季好調のトヨタ、前節、ちょっと残念な試合をしたNTTコム、順当に行ったらトヨタなんでしょうけどね、この週は、ひと味違いました。テンポのある早い攻撃で、前節と全く違うチームのようでした。

トヨタも強力フォワードを前面に出して、茂野選手の速い球だしと合わせてスピードのある攻撃をみせてくれました。そんな訳で、取られては取り返すというみている方にとってはムチャクチャ面白い試合となりました。

前半は、トヨタが4トライ、NTTコムが3トライ、点数では、4点差と競った内容。で、決して雑な内容でもなく、締まったいい試合でした。

後半も競った内容でした、先行したのはトヨタ、17分までに2トライをあげて、この時点で16点のリード。でも、NTTコムも諦めません、27分のトヨタゴール前の攻撃での相手の反則、シンビンでトヨタが1人少なくなって、ここから反撃開始、2本のトライをあげて2点差。残り7分での逆転を目指しましたが、あと一歩届きませんでした。

石井選手の走りは、やっぱ異次元、柔らかい身のこなしで何度も相手を翻弄してました。JAPANにも呼ばれてるけど将来が楽しみだ。あと、羽野選手のスピードも凄かったですね。同じくセブンズ代表経験者のトヨタのヘンリー・ジェイミー選手とのマッチアップも見ていて面白かったです。

トヨタは、ジオ・アプロン選手がやっぱりキレキレでした。36才、年齢を感じさせない動きでした。

トヨタは、先発15人の内9人が横文字の名前の選手。まるで、Super Rugbyのチームみたいでしたね。

36対38
NTTコムに頑張ってもらいたかったんだけどなぁ...。
トヨタは、フォワードとバックスのバランスがいいチームですね。次節は豊田自動織機戦、カンファレンス2位は守れそうですね。

NTTコムは、前節NECに負けたチームとは違ってました。常に今日みたいな試合ができればもっと強くなると思うんだけどな。

NTTコムは最終節は宗像サニックス戦、勝って1~8位決定戦に進んで欲しいです。