わたしたち、海でヘンタイするんです。 海のいきもののびっくり生態図鑑2020/02/03 07:57

 先月、TBSの「マツコの知らない世界」で紹介された岸壁幼魚採集家の鈴木香里武(カリブ)さんの本、わたしたち、海でヘンタイするんです。 海のいきもののびっくり生態図鑑を読んでみた。まぁ、読んだというか図鑑だから見たかな。

 番組では深海魚の話がメインだったのですが、この本では、幼魚と成魚の容姿が大きくことなる「ヘンタイ」、幼魚と成魚で色や模様が異なる「ヘンシン」、体の形や生活が変わっている「ヘンテコ」の3つの分類で海の生き物をカラーイラストと香里武さんのカワイイ文章で紹介しています。
わたしたち、海でヘンタイするんです。 海のいきもののびっくり生態図鑑
 こどもの時には貝殻を持っているクリオネ、こどもの時は葉っぱのような形をしたウツボ、こどもの時にはクラゲに乗って移動する「ジェリーフィッシュライダー」ことセミエビは「ヘンタイ」する生き物、渦巻き模様がシマシマ模様になるタテジマキンチャクダイ、こどもの時にはヒラムシに体色や形をにせたアカククリは「ヘンシン」する生き物、体のサイズで性転換するカクレクマノミ、怪獣のような風貌のウミウシの仲間のムカデメリベ、貝殻を自分の貝殻にくっつける不思議な修正を持ったクマサカガイは「ヘンテコ」な生き物って感じで54種類のいきものの紹介がされています。
 イラスト中心なので、もっとカラー写真もあれば良かったのにって、ちょっと残念だけど、面白い海の生き物の入門書としては、まぁ、面白いんじゃないかな。
 カリブさんは、さかなクンに憧れて海の生き物の世界に足を踏み入れたって言ってたけど、自分が初めてテレビ番組のテレビチャンピオンで見たさかなクンはまだ高校生で、初々しかったのに、彼に憧れてた少年がこうやってまた生き物紹介してるって、時の経つのは早いのね...。

 今回、Kindleで買ったんだけど、ページのすみにあるパラパラマンガが楽しめなくて、むっちゃ残念だった。

 そんなん、なんとかできないもんかなぁ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック