ご先祖さまは弱かった!激ヨワ人類史2021/04/09 07:13

 イラストレーターのウラケン・ボルボックスさんが、Twitterでこの本のことをつぶやいてたので、Kindleで買って読んだ。ウラケンさんといえば、「外来いきもの図鑑」も好きで愛読させてもらってます。というか、ネットや、「池の水を全部抜く」とかテレビ番組で外来生物が話題になると読み返してます。

 で、自分も学生の頃、生物学を専攻して発生学を勉強していたので、生物の進化もちょっと勉強したんだけど、自分が勉強してたときとかなり異なってるのね...。発生学で何で進化っていうと「個体発生は系統発生を繰り返す」って説があって勉強させられたんだよね。ちなみにどんな説かっていうと、哺乳類でも、卵から哺乳類の体になるまで、魚⇒両生類⇒爬虫類⇒哺乳類と形態の変化があるってものなんですけどね...今は、きっとそんな説も定説になってないんだろうなぁ...。
ご先祖さまは弱かった!激ヨワ人類史
 てことで、進化の歴史も自分が勉強したときとかなり違ってて、一番有名なのは、恐竜と爬虫類と鳥類の関係かな、あと、ネアンデルタール人が人類の先祖じゃないとか、人類のルーツがアフリカだとか、このあたりは新しいんじゃないかなぁ...。
 まぁ、自分が勉強していたときも、専門で勉強してたわけじゃなくて、サラッと流しただけなので、当時すでに古い定説を勉強してた可能性もあるよね。

 で、この本は、全ページイラストで構成されているので、面白楽しく読ませてもらいました。こういう本で科学のことに興味を持ってもらえる子が増えるといいよな。もちろん、子供だけじゃなくて、大人も十分楽しめると思いますよ。