香港ラグビー プレミアシップ 第5節 ― 2012/10/27 23:14
King's park sports groundに行ってきました。
ここを本拠地にしているTigersは今日はアウェイの試合なので、今日は、同様にここを本拠地にしているKowloonがホームの試合です。相手は香港仔(Aberdeen)を本拠地にしているHong Kong Cricket Clubです。

まずは、2本目の試合です。ゲームはKowloon優勢でした。スクラムもモールも押しまくります。この試合、フォワードの力関係がそのまま試合の結果につながりました。Kowloonのバックローが良かったですね。特にオープンドサイドフランカーは体は小さいですが、足首に入るタックルで何度も相手をしとめてました。

バックスはね。アタックはいいのですが、ディフェンスがね。どちらもいまいちでしたね。ちなみに、Kowloonは全勝で1位をキープしています。
Abacus Kowloon 2nd XV 43-20 Leighton Asia HKCC Exiles
何度も書きますが、1本目はやっぱり違います。何が違うって、タックルの音が違います。2本目の試合では、ほとんどしないのですが、1本目では、「バシッ」という音がタックルが決まるたびに聞こえます。アタックもディフェンスも、ほぼトップスピードで体を当てているということです。それもそうですよね、香港代表や、元英国の代表だったり、候補だったりする選手が試合しているんですから。

試合は、両チームとも、攻守にバランスの取れた良いチームで力も均衡しているように思いました。ただ、Kowloonのほうがちょっとだけ、勝負に対する嗅覚が良いというか勝負強さみたいなものを感じました。

最初のトライもインターセプトからの70mくらいの独走トライでしたから。

その後も、密集の隙間をついてのトライなど、見ていて、「あれあれ」と思うような技ありのトライが多かったです。HKCCも後半にやっとエンジンがかかりだし、何度か1トライ1ゴール差まで詰め寄るのですが、そのたびにKowloonに突き放されてました。

結果は下のようにKowloonがHKCCの追い上げを制して逃げ切りました。
Abacus Kowloon 42-28 Leighton Asia HKCC

これで、Kowloonは2位に浮上、アウェイの試合を落としたTigersは3位になってしまいました。1位はHKFCが全勝で独走中です。

同じ地元でも、Tigersのほうが応援が多かったです。危うく、今日は試合が無いのかと思うほどでした。ところで、観客はこんな感じ、ほとんど身内ですね。ビールの見ながら仲間とワイワイ言いながら試合を見ています。
自分みたいに一人で見に来ている東洋人を、彼らはどういう風に見てるんだろうなぁ?