香港仔=アバディーンに行く ― 2012/10/28 10:24
今週も香港の名所へ行ってきました。
香港の名前の由来になったといわれる小さな港町「香港仔=アバディーン=Aberdeen」です。マンションの近所からバスに乗って行きました。香港島の上環あたりの風景、トラム、バスとちょっと都会の雰囲気。

ここから海沿いに山道に入ると景色が変わります。

しばらくは海しか見えないのですが、突然街が見えてきます。この街を抜けた先に香港仔があります。

九龍半島側には見られない、ちょっと変わった形のマンション。

香港仔に到着。バスは街には入らず、住宅街に向かいます。下の写真の坂道の上に住宅街があるのですが、この坂の角度半端じゃありませんでした。坂道発進したくない感じの角度です。そこを、2階建のバスが走っていくのですから、香港のバスの運転手恐るべしです。

住宅街でバスを降りて、街まで坂を下りることにしました。坂の途中に派手な装飾が施された場所がありました。小さな廟のようです。

ここの隙間から下を見るとビルの間から港が見えました。あそこまで、坂を下りて行きます。

坂の中腹にある住宅街の入り口前の横断歩道です。信号機が過去、英国領だったことを忍ばせますね。

ここから、下に下りる階段とエレベーターがあるのですが、階段を下りることにしました。この階段も結構、角度があります。

階段の中腹に花屋?街を緑をっという感じの看板がありました。公共の施設なのかな?

階段を下りた目の前に、やっぱり「天后廟」がありました。

街並み自体は特にこれといったものはありません。もともと、水上生活者の街だった場所に高層住宅を作って街にしたので、作られた感じが思いっきりするところでした。

高層住宅の中心はこんな感じです。噴水にモニュメント...。

特別見るところも無いので、海沿いの公園に行ってみることにしました。ここから、水上レストランへの渡し舟が出ています。

海を挟んで対岸に「鴨脷洲=アプレイチャウ」という小さな島があります。ここも高層マンションが建っていて日本人も結構住んでいるそうです。

海沿いの公園をブラブラ歩いていると、小さな船着場があり、人が並んでいました。
しばらくすると、小さな船がきました。いわゆる渡し船ですね。これに乗ってみることに。

大人HK$1.8(約18円)、安すぎます。しかも、オクトパスカードでも乗ることができます。結構利用している人がいるので、住民の重要な足になっているんですね。

屋根はカラフルな色に塗られた竹、行き先表示は手書きでした。

島側の船着場の脇で、船の上で魚のひれを切って形を整えているおばさんがいました。干物にでもするんでしょうか?

島にも小さな廟がありました。「洪聖古廟」とかかれてました。

廟の前に安全祈願で、龍の頭が飾られていました。ドラゴンボートのへさきについている飾りだと思います。

先ほどの渡し舟以外にも観光の船が出ています。サンパン船ですね。今度、乗ってみようかな。ネットで調べたら、30分くらいかけて港の中を案内してくれるそうです。HK$50(約500円)って書いてあったけど、それちょっと高くないかな?

鴨脷洲の船着場から。

<おまけ>

果物屋にミカンの皮を干したものが売られていました。ふと見ると橋の下にミカンの皮が干してありました。こうやって手作りな感じで作ってるんですね。そういえば、魚屋のおばさんもガードレールに魚干してたな...。