不忍池の蓮の花 ― 2015/08/15 09:05
一週間ほど前に上野の不忍池に行ってきた。
目的は、見ごろになった蓮の花。

実は一ヶ月ほど前にも見に行ったのですが、そのときはごらんのように蕾はあるのですが、ほとんどが緑の葉。

現地に着いたのが正午頃だったので、閉じてしまっている花も多かったのですが、まだ開いている花を見ることができました。

ということで、こんな感じで、蕾と、朝咲いて閉じた花と、開いたままの花を同時に見ることができます。蓮の花って、朝咲いて閉じるっていうのを3日繰り返し、4日目に花びらが散るという性質があるそうです。午前中に行けばもっと咲いているところが見られるんでしょうね。

花からは甘い香りが漂ってました。蓮の花を国の花にしているベトナムでは、この香りの元のおしべを使って蓮茶を作っています。

このくらいの開き具合だと、翌日には散ってしまうんでしょうね。でも、この淡いピンクが上品で綺麗。

不忍池をぐるっと回って、弁天島のほうまで歩いていって、両側に蓮の花が咲くところまで来ると、あたりに、やさしい花の香りがあふれかえってました。

ということで、弁天堂まで来ました。もともとは江戸時代に建てられたものですが戦争で消失して、現在のものは、戦後に再建されたものだそうです。

弁天様を祀っているということで、お寺なので、線香がおいてありました。ということで、香港に住んでいたときと同じように線香をお供え。

線香たてに立てて、家族の健康と安全を祈ってきました。そういえば、先日も上海で同じことしてきたな...どこに行ってもやること同じだな。

不忍池の池の住人たち。
コイはたくさんいます。ライギョやティラピアなんて外来種もいるそうです。そういえば、メダカくらいの小さな魚もたくさん泳いでました。

カルガモとハト。「カモに餌を与えないで」の看板の横で、オジサンが餌あげてた...なんだかなぁ。なんでも、太りすぎると飛べなくなっちゃうそうな。

亀が甲羅干し。これも、外来種のミシシッピーアカミミガメ、飼っていたミドリガメをここに放したんでしょうね...。最後まで、責任もって育てられない人は生き物飼っちゃだめだよな。ちなみに、クサガメやスッポンなどの日本固有種もちゃんといますよ。

そういえば、今回は写真を撮ってこなかったのですが、弁天島には、たくさんの石碑があります、「ふぐ供養」とか「めがね」とかね。今度はそれをきちんと見に行きますかね。上野は、春は桜、夏は蓮、秋は紅葉かな、家からも近いし秋になったらまた来よっと。
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