Mint Jams / CASIOPEA2016/01/14 07:04

 昨日に続いて、またまた音楽の話題。

 最近、妙に昔の音が聞きたくなって引っ張り出してきた。日本のフュージョンの雄、CASIOPEAの7作目「Mint Jams」。1982年のリリースなので、今から33年前、自分が大学生のころですね。当時、友達の家でレコードを聞かせてもらったとき、ライブレコーディングだって分からなかった、それくらい音も演奏の正確さもずば抜けてた。記憶だと、それまでどちらかというと、バンド小僧たちには受けてて、一般受けしないって感じだったんだけど、このアルバムが出たころから、一般にも人気が出て、その人気が確立されたって感じだった。
MINT JAMS / CASIOPEA
 で、このアルバムが出た年の秋に、大学の学祭に来てもらって、体育館でコンサートをやってもらったんだよね。会場のサウンドチェックにこのアルバムの音源を使ってて、その後、本人たちのリハーサルのときに演奏と音がまったく変わらなかったのに驚いたのを覚えてる。ちなみに、サウンドチェックのときの音源が生演奏じゃないのを知っているのは、そのとき本人たち楽屋でお茶飲んでたからなんですね、自分もそのとき楽屋に一緒にいたんでね。そういえば、PAのサウンドチェックの後、ローディーが高中さんのブルー・ラグーン弾いてたら、野呂さん怒ってたなぁ...。
MINT JAMS / CASIOPEA
 ということで、収録されている曲はそれまでのアルバムですでに発表されている曲ばかりだったけど、音もアレンジも演奏もどれも新しくてカッコよくて、かつ、その当時の空気も一緒に収録されてるって感じで、自分の中ではこのアルバムがCASIOPEAのアルバムの中でベスト。残念だけどこのアルバムを超えるアルバムには出会えなかった...無茶苦茶、思い出の一枚。

 収録曲は、
 1. Take Me
 大学のころのバンドでコピーしたな。でも、コピーしたのは、このアルバムのバージョンではなく、彼らの2枚目の「Super Flight」のバージョン。ピアノソロの後半のメローな部分のちょっとボサノバっぽいベースラインが好きだった、無茶苦茶、難しかったけどね。あと、ドラムとユニゾンの細かいキメがたくさんあって、決まると気持ちよかった~。
 2. Asayake
 バンドではやらなかったけど、ベースラインコピーした。バンドでやりたかったなー。
 3. Midnight Rendezvous
 4. Time Limit
 5. Domino Line
 ベースソロ、コピーしました。でも、難しすぎ、完コピできた人いるのかな...YouTubeで編集前のソロを聞くことができるけど、ご本人も失敗してるもんね。このソロの音を出したくてYAMAHAのエレベ、BB-2000買ったんだよな...。
 6. Tears Of The Star
 7. Swear
 この曲の最後のドラムソロから観客の歓声が聞こえ出してここまでの演奏がライブだったってのが分かるっていう演出がにくいですな。ライナーノーツに野呂さんが思いっきり狙ってこの編集にしたってのが書いてあって、きっと、ニヤニヤしながら編集してたんだろうなぁ。
 
 そういえば、学祭のライブのときにサインしてもらったプログラムがどこかにあるはずだな...探してみよっと。

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