トップリーグ 2017-2018 第3節 1日目 ― 2017/09/08 07:10
香港でのネタが多くて、観戦のブログへのアップがずれちゃった...。
秩父宮に行ってきた。東芝ブレイブルーパスとパナソニックワイルドナイツの試合、昨季のこのカードは、1点差の好勝負でした。
試合前にエール交換する両チームの応援団。
東芝は前節にNTTコムに負けてるからな...1週間でどこまで修正できているかが焦点ですね。パナは立ち上がりから攻めて欲しいですけどね。
立ち上がりから一歩も弾かない両者...どっちかって言うと、東芝の勢いにパナソニックが押されてるという展開が前半20分まで続きました。相変わらず、パナソニックはエンジンのかかりが遅い、ほとんどの時間を自陣で闘ってました。東芝の11番の石井選手の縦への鋭い走りと、技ありのキックで先制したのは東芝でした。20分過ぎまで、東芝10点に、パナ0点、東芝の鋭い出足に、パナソニックはいいとこなし。東芝のこの勢いだと普通のチームだとそのままズルズルといっちゃうんですけどね...。
パナソニックゴール前の東芝のラインアウトで湯原選手のミスからパナソニックの反撃が始まりました。一緒に見てた友人が、「前にも、湯原選手がラインアウトで、ここ一番ってときにミスして...」って言ってた矢先。パナソニックは、こぼれたラインアウトのボールを奪ってカウンター。前節もそうでしたけど、エンジンがかかるとパナソニックは速い、あっという間に東芝ゴールラインまで迫ります。そして、ポイントで東芝の選手がどんどん置いていかれます。パナソニックは、15分間で2トライ、1G、2PGとあっという間に15点を獲って逆転し、前半を折り返しました。
この日は、パナソニックのバックスが良かった。福岡選手、山田選手の両ウイングの体幹は凄すぎ、脚も早い上に、タックルされてもちょっとやそっとでは倒れない、止まらない。空中戦でも負けないってんだから、相手は打つ手無しって感じ。この日のMOMの福岡選手は、特にキレキレでした。
この2人だけじゃなくて、両センターも強かったというかスピードが良かったですね。特に目立ってたのは、昨季までウイングとFBで活躍した笹倉選手、この日はアウトサイドセンターだったのですが、いい動きしてましたね。まず、休んでない。アタックもディフェンスも「また笹倉選手だよ」って言うくらい走って顔を出してました。
東芝も「オフサイドじゃ無いの」ってくらい出足の早いディフェンスで、パナソニックの攻撃にプレッシャーをかけてたんですけどね...あと、何度も、接点で、オーバーしてパナソニックのボールを奪ってたんですけどね...。通用したのは序盤の20分、後は、はっきり言ってボコボコでした。パナソニック強すぎる。バーンズ選手は、東芝のプレッシャーでスペースの無い中、冷静にパスを捌いてました。結局、一枚も二枚もパナソニックのほうが上を行ってました。
リーチ選手もメッサム選手も、個人ではいいアタックをしてたんですけどね。
パナソニックはしいて言えば、ラインアウトがダメダメだったことかな。堀江選手、ラインアウトにムラがあるからな...。スクラムは、ごらんのように両チーム、綺麗な教科書どおりのスクラムでした。パナソニックは、ラインアウトが安定すれば(堀江選手のスローがですね)完璧です。
10対47、まさかこんなに点差が開くとは思いもしませんでした。気がつけば、後半5トライ、計7トライも獲っての勝利。そういえば、この日が秩父宮でのリーグ戦最終日(残りのホームゲームは熊谷なので)、きちんと快勝で決める辺りさすがです。
鋭いタックルとアタックは健在なんですけどね...崩れだすと止められない、後半は集中が切れちゃって、アタックもディフェンスも、どうにも、ちぐはぐなまま試合が終わってしまいました。
デビッド・ポーコック選手とベニー・ガンター選手。この日の2人の献身的な動きは凄かったです。特にポーコック選手のジャッカルは凄いの一言。東芝のノットリリースの反則は、すべて、ポーコック選手が絡んでました。地味だけど、チームの勝利に貢献してました。自分の中では今日のMOMはポーコック選手ですね。
それにしても、パナソニックは反則も少ない、東芝も少ないけど、東芝の「7」に対し「4」だもんね。これも、勝利の理由の一つだと思います。
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