リポビタンDチャレンジカップ2018 第1戦 JAPAN vs ITALY ― 2018/06/13 07:04
ワールドカップの準備もあってか秩父宮じゃないんだよね...ということで、TV観戦。
ジョセフ監督就任以降、Tier1の国代表に勝ててないんですよね...。世界ランキングでは、ITALYが14位、JAPANが11位とJAPANの方が上だけど簡単には勝たせてもらえないよね、ちなみに2014年の6月のエディJAPANは3点差で勝利したんですけどね。
今回のメンバーは以下の23人。
1 稲垣啓太(パナソニック/SUNWOLVES)
2 堀江翔太(パナソニック/SUNWOLVES)
3 具智元(ホンダ/SUNWOLVES)
4 ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ/SUNWOLVES)
5 アニセサムエラ(キヤノン)
6 姫野和樹(トヨタ自動車/SUNWOLVES)
7 リーチマイケル(東芝/SUNWOLVES)
8 アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーション/REBELS)
9 田中史朗(パナソニック/SUNWOLVES)
10 田村優(キヤノン/SUNWOLVES)
11 福岡堅樹(パナソニック/SUNWOLVES)
12 ラファエレティモシー(コカコーラ/SUNWOLVES)
13 ウィリアム・トゥポウ(コカコーラ/SUNWOLVES)
14 レメキロマノラヴァ(ホンダ/SUNWOLVES)
15 松島幸太朗(サントリー/SUNWOLVES)
16 庭井祐輔(キヤノン/SUNWOLVES)
17 石原慎太郎(サントリー/SUNWOLVES)
18 浅原拓真(東芝/SUNWOLVES)
19 ヘルウヴェ(ヤマハ発動機/SUNWOLVES)
20 徳永祥尭(東芝/SUNWOLVES)
21 流大(サントリー/SUNWOLVES)
22 松田力也(パナソニック)
23 中村亮土(サントリー/SUNWOLVES)
SUNWOLVES所属じゃないのは3名、そのうちマフィ選手はレベルズに所属しているので、Super Rugbyのチームに参加していないのはサムエラ選手と松田選手の2名だけ。SUNWOLVES⇒JAPANという強化がうまく機能しているかも試される1戦です。ちなみに、トップリーグのチームでは、パナソニックワイルドナイツ 5名、サントリーサンゴリアス 4名、東芝ブレイブルーパス 3名、キヤノンイーグルス 3名、コカコーラレッドスパークス 2名、ホンダヒート 2名、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、ヤマハ発動機ジュビロ、NTTドコモレッドハリケーンズ、NTTコミュニケーションシャイニングワークスがそれぞれ1名というメンバー構成でした。
試合立ち上がりから一進一退、どちらも引かない緊張感のある局面が続きました。JAPANは早い仕掛けを繰り返し、ITALYは体格を使ったオフロードで前に出るという試合運び、JAPANはタックルも良くて前でITALYを止めてました、あと、キックも良かったですね。
先制トライはITALY。JAPANはペナルティのアドバンテージで気を抜いてしまっていたところをうまく狙われてしまいました。ゴール前のポイントからのチョン蹴りへの対応が一瞬遅れて、ファンデルヴァルト選手が追いかけたのですが、パスクアーリ選手にトライを奪われてしまいました。
でも、この後の返しが良かったですね。マフィ選手のカウンターからの連続攻撃で、マフィ選手からリーチ選手、福岡選手、もう一度リーチ選手に返して最後はフォローしていたマフィ選手に戻してトライ、田村選手のコンバージョンも決まってこの時点で7対7の同点に追いつきました。この試合、マフィ選手は攻守に目立ってましたね。

この後、JAPANの自陣ゴール前から細かく繋いで、最後はミノッツイ選手を福岡選手が振り切ってトライ、いや~、福岡選手のスピードは異次元です。

JAPANはキックで、ミノッツイ選手にうまく処理されちゃってました...、ITALYの2本目のトライも基点になったプレーはミノッツイ選手のラン。ミノッツイ選手を防御することと、パントキックの処理がゲームのあやになりそうです。
前半3点差でリードしていたJAPANですが、後半立ち上がりはITALYに押されてました...けど、20分過ぎくらいからJAPANの独壇場でした。田村選手のキックパスを堀江選手がタッチライン際でキャッチ、ここで自分で行こうとしていたら押し出されていたかもしれないところ、ジャンプした状態からそのままフォローしていたレメキ選手にパス、レメキ選手がしっかり走りこんでトライ。堀江選手、天才だわ!

この後も、スクラムハーフに入った福岡選手のスクラムからのダイレクトの攻撃、面白かったですね、最終的には松島選手のトライに繋がりました。この攻撃、レメキ選手が絡むパターンもあって、人に強くて足の速い選手がいるJAPANには最適な攻撃かもしれません。これも、スクラムが安定しているってことがキモなので、スクラムの改善がこの攻撃オプションを生んだといっても過言じゃありませんな。

ということで、34対17とダブルスコアで勝利しました。4年前は3点差、今回の来日メンバーは今年のシックスネイションズを闘ってきたメンバーが多くいるITALYに対し、ホームとはいえ快勝でした、JAPAN、強くなってますよね~。ITALYは終盤、足が止まっていましたが、それでも、最後まで意地を見せてました。フィジカルを生かした攻撃とオフロードパスは脅威ですね。今週末の第2戦も楽しみです。
ところで、姫野の突進が良かったですね。前半のタックルを3回受けながらも、しっかりボールをダウンボールしてピックアップを繰り返し、一人で30m近くゲインしたプレーしびれました。
大分、観客いっぱいだったな...約2.6万人、ワールドカップも盛り上げないとね。
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