2023-2024リーグワン 第4節2024/01/12 07:17

 応援しているブラックラムズが今季初勝利ということで、Jスポで観戦。本来であれば、会場でその勝利を味わいたかったんだけどね、所用があって残念ながら...。

 今季3節まで勝利の無いブラックラムズ東京花園ライナーズの1戦、試合結果が分かっているとはいえ、どんな試合展開だったのか気になります。
 リーグワン初出場初先発の中楠選手のゲーム運びが気になっていたのですが、初出場とは思えない堂々とした闘いっぷりでした。特にキックが良かったですね、ゴールキックは4本蹴って100%、タッチキックはもちろん、エリアを取っていくキックも良く伸びてしかも正確でした。まぁ、難を言えば、キック処理で2度ほどキャッチミスをしたので、ここは修正ですね。この点に関しては、猛練習してくれることと信じてます。
 全体的にはブラックラムズは攻守ともに体を張ったプレーを魅せてくれていたと思います。まだ少し雑なところもあったので、ここは修正の余地がありますね。でも、ライナーズがシンビンで1人少ない間に、キッチリ獲り切ったのは良かったと思います。そういう意味で、前半の西川選手と後半のヴァカヤリア選手のトライは良かったですね。
 ライナーズは厳しいですね...チームとしてどうしたいのかが見えてきませんでした。特に、攻撃時の意思疎通が全くできていないんじゃないかって思うほどでしたね、まぁ、攻撃の時間帯もほとんどなかったというのはありますが...。AUSTRALIA代表(昨年のワールドカップではメンバーから外されちゃいましたが...)クーパー選手が1人気を吐いていたって感じでした。まぁ、それほど他の選手が目立ってなかったってことなんですけどね。
2023-2024リーグワン 第4節
 ということで、ブラックラムズは前後半3トライずつの計6トライ、4コンバージョンに1ペナルティゴールの41点、ライナーズは前後半1トライの計2トライ、2コンバージョンの14点、ブラックラムズはボーナス点も取っての勝利となりました。
 ブラックラムズの次節は、事務機ダービーの横浜イーグルス戦、攻守ともにもう一段精度を上げないと厳しいと思いますが勝利を期待しています。

 後半8分くらいのライナーズゴール前のラックで...
2023-2024リーグワン 第4節
 ライナーズの菅原選手、絶対、ライアン選手のパンツを脱がそうとしてるよねwww。

 もう一試合、前半8対27から如何に勝利したのかを確認するため、埼玉ワイルドナイツトヨタヴェルブリッツも観戦。
 確かに、前半はヴェルブリッツの試合でした。解説の後藤さんが話されてましたが、ワイルドナイツのディフェンスの穴を上手く突いて確実にゲームを支配していました。分かっているけど実行できるかどうかがキモと後藤さんが話されてましたが、この日の、いや、この前半のヴェルブリッツは確実に実行していました。もちろん、スミス選手、バレット選手、デュトイ選手や姫野選手がいることが大きいのですが、全員が同じ絵を見てプレーしているという感じでしたね。一方、ワイルドナイツはそれを受けて後手に回っていたって感じでした。ワイルドナイツが攻撃していた時間、ほとんどなかったんじゃないかなぁ...。松田選手のキックが上手くタッチを切れなかったり、相手(まぁ、バレット選手だけどね)にしっかり対応されちゃってたというのもあるかと思います。前半、ヴェルブリッツは4トライ、2コンバージョンに1ペナルティゴールで27点、ワイルドナイツは1トライ、1ペナルティゴールで8点、3トライ3コンバージョンの21点差での折り返し、ワイルドナイツは、これをどうやって巻き返すのかと思ってたんだけどね...。
2023-2024リーグワン 第4節
 なんですかね、こりゃ。後半と前半まったく違うチームのようでした。後半27分で追いついて、最後は16点も差をつけての勝利、いったい、この強さは何なんのかなぁ。堀江選手の登場、野口選手の後半からのスタート、大西選手、フロントローの交代、要素はいろいろあるとは思うけどここまでとは。ヴェルブリッツは後半無得点ですからね、一方ワイルドナイツは、5トライ、5コンバージョン、観ていて訳が分からない試合でした。昨季も前半負けていて、後半逆転という試合があったけど、3トライ3ゴール差で折り返して40点以上取って勝利するっていったい何なんでしょうかね...。
 いや、ワイルドナイツ、やっぱり凄いチームだな、あのスミス選手とバレット選手も苦笑いって感じだもんね。
 ホント、凄い試合でした。

 さて、この節はもう一試合、東京サンゴリアスコベルコ神戸スティーラーズの試合を観戦しました。この試合も凄い試合でしたね...スティーラーズのディフェンスエグすぎます。前半立ち上がりのカウンターラックの数、凄かったですな、ジャッカルでペナルティを得るって手もあるけど、そんなチャンスそうそうないし、カウンターラックでボールを確保した方が可能性高いもんね。それにしても集中力とスタミナ凄すぎです。でも、ディフェンスはすごかったけど攻撃がね、チーム全体で同じ絵を見ているようには見えなかったかな。解説の大西さんも言ってたけど、攻撃の意思疎通が今一つだったような気がします。とはいえ、6本のトライはさすがですよね。サベア選手、レタリック選手、ラウマベ選手のNEW ZEALAND代表のプレーは、すごかったの一言です。あと、初先発の濱野選手の力強くてスピードのある走りは魅力的でした。
 一方のサンゴリアスは、序盤こそスティーラーズの堅い守りにてこずっていたものの、攻撃の精度という点でスティーラーズを上回っていたと思います。特にゴールキックは完璧でした、ルーキーの高本選手は正確なキックでコンバージョン5本、ペナルティゴール3本すべて決めて、この試合一人で19点を稼いでますからね。あとは、やっぱりコルビ選手ですね。あのチェイスはすごすぎます、後半23分のトライも、50-22mを狙ったキックを阻止した山下選手のインゴールに戻したボールを拾い上げてですからね、この場面、必見です。体の小さな選手でも強力なバネとラグビー脳とあきらめない気持ちで、屈強な男たちと対等に闘えるってこと、体の小さな日本人にも可能性があるってことを証明してくれたと思います。
2023-2024リーグワン 第4節
 ということで、試合巧者のサンゴリアスがフィジカルのスティーラーズから勝利を収めました。44対36、サンゴリアスは5トライ、スティーラーズは6トライ、スティーラーズは勝てた試合を落としたって感じでした。それにしてもパワー対パワーって感じの試合でした。

 今週末はやっぱり事務機ダービーかなぁ...。

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