香港ラグビー プレミアシップ 第4節 ― 2012/10/20 23:13
King's park sports groundに行ってきました。
今日は、現在1位のHong Kong Football Club(HKFC)と2位の地元Tigersの対戦です。1本目はどちらも、たくさんの代表選手が所属するチームなので、見ごたえのある試合になるはずです。
2本目の試合が始まる前にふとグランドを見てたら、今日はタッチジャッジがきちんといるじゃあないですか。さらにもっと良く見ていたら、胸に桜のエンブレム。あれっ?ひょっとして日本人?

思い切って、声をかけてみたら、やっぱり日本の方、松岡辰也レフリー(写真の方)と原田隆司レフリー。レフリー研修でこられているとのことでした。

さて、試合のほうはというと、HKFCの強力フォワードにTigersが押されています。しかし、今週もやっぱり、バックスはTigersのほうが良かったかな。今週も、両センターはいい感じのアタックをしていました。あと、ディフェンスはTigersのほうが良かったです。

相手のキックのリターンで走る13番。今日も何度もゲインを切ってました。

結局、前半にきれいなライン攻撃でトライをとったTigersが逃げ切りました。このトライをとった7番が、今日は攻守ともに活躍してました。
Borrelli Walsh Tigers 2nd XV 10-3 Newedge Club Dragons
1本目の試合には、今年の日本選手権でも笛を吹いていた平林泰三レフリーがタッチジャッジで出てました。左端を歩いている方がそうです。そういえば、ツィッターで「香港にいる」ってつぶやいてましたね。ちなみに、もう一人は、戸田京介レフリーでした。

さて、1本目の試合ですが、先にも書いたようにどちらのチームも香港代表をたくさん抱えているチーム、試合序盤から厳しい攻防が続きました。

2本目同様、フォワードはHKFCのほうが、勝ってました。特に、No.8のRory Hussey選手の動きが良かったです。両チームのNo.8が香港代表で、TigersのPale Tatui選手とのマッチアップも見ていて面白かったですね。でも、今日は明らかにRory Hussey選手のほうが勝ってました。HKFCはバックローの3人の動きが良く、両フランカーも良く走ってました。

後、HKFCの10番の選手がうまくゲームを読んでいたというか、前が良く見えているプレーをしてました。自らのトライにつなげたショートパントなんて絶妙でしたね。

Tigersも香港代表で、7人制の代表キャプテンのRowan Varty選手が、良く声を出していて、かつ、闘志あふれるプレーでがんばっていました。

試合は、前半に4本のトライをとったHKFCが逃げ切りました。後半、Tigersも追い上げたんですけどね...後半だけで言ったら、HKFCは無得点で、ほとんどHKFC陣内で試合が行われていて、Tigersが圧倒していたんですけど、結局、追いつくことができませんでした。

追いつけると思ったんですけどね...それくらい勢いがあったんですけど...。
Borrelli Walsh Tigers 14-26 Newedge Club

この試合中、ちょうど、プレデスローカップ=ニュージーランド代表のオールブラックスとオーストラリア代表のワラビーズの試合が行われていました。グランドでの試合が終わった後、クラブハウスの前のテレビで放送されていてたくさんの人だかり。それもそのはず、18対18の同点。試合終了の80分を過ぎても両チームとも試合をきらず、最後まで攻め続けていました。見始めたときはオーストラリアが攻めていて、後もう少しというところで、ターンオーバーされ、最後は、オールブラックスのドロップゴールが外れたところで試合終了。昨年のワールドカップから負けなしだったオールプラックスの連勝は16試合で途切れることになりました。

<おまけ> ハロウィーン

先日は、中秋節の飾り付けだったのですが、マンションのエントランス、ハロウィーンのディスプレイになってました。

天井からは、カボチャのランタン。こういう、イベントごと好きだねぇ、香港。