Before The World / James Taylor ― 2015/06/28 07:52
別に無茶苦茶ファンというわけではないのですが、17日にリリースされたJames Taylorさんの13年ぶりの新作CDを買った。ドラマーのSteve GaddさんのTwitterで、このCDのことをツィートされてて、アップされてたビデオの音がちょっとかっこよかったので、ついつい、Amazonのボタンをポチッと。
![Before The World / James Taylor Before The World / James Taylor](http://ryuaquarium.asablo.jp/blog/img/2015/06/21/3a78de.jpg)
James Taylorさんのアルバムは一応、1971年リリースの「Mud Slide Slim and the Blue Horizon」、1991年リリースの「New Moon Shine」の2枚をもってるんですが...普段、この手の大人のロックはあまり聞かないんですけどね。
![Before The World / James Taylor Before The World / James Taylor](http://ryuaquarium.asablo.jp/blog/img/2015/06/21/3a78e1.jpg)
どっちかというと、カッコよかったり、演奏のテクニックが凄い音楽が好きなんですが、たまにはね、こういう大人の音楽もいいですよね、良きアメリカって感じがプンプンで...。
![Before The World / James Taylor Before The World / James Taylor](http://ryuaquarium.asablo.jp/blog/img/2015/06/21/3a78e4.jpg)
演奏のメンバーは、
Jimmy Johnson Bass
Steve Gadd Drums この方が、CDを買ったきっかけを作ったんですね。
Michael Landou Guitar
Larry Goldings Keyboards
Luis Conte Percussion
Andrea Zonn Fiddle
Arnold McCuller, David Lasley, Kate Markowitz, Andrea Zonn Vocals
で、最近のツアーはこのメンバーで行ってるんですね。最近リリースされたガッドさんのアルバムも同じメンバーですな。
![Before The World / James Taylor Before The World / James Taylor](http://ryuaquarium.asablo.jp/blog/img/2015/06/21/3a78f3.jpg)
収録曲は以下の10曲。
1. Today Today Today
ミドルテンポのカントリー調の曲、ガッドさんのブラシのリズムとアコースティックギターの音色がいい感じです。
2. You And I Again
Cello: Yo-Yo Ma
Euphonium: Michael Davis
Flugelhorn: Tony Kadleck
French Horn: Larry Di Bello, David Peel
ヨーヨー・マさんのチェロのメロディで始まる、バラード。チェロの音色いいですね。
3. Angels Of Fenway
Vocal: Caroline Taylor
Vocal: Henry Taylor
最初「Fenway」て何のことかと思ったのですが、ググったら、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークのことだったんですな。レッドソックスのファンなのかな?テイラーさんの息子さんもコーラスで参加していますというか、途中その可愛い声のソロパートもあります。
4. Stretch Of The Highway
Tenor Sax: David Mann, Lou Marini
Baritone Sax: Roger Rosenberg
Trombone: Randy Andos, Michael Davis
ミドルテンポのロックですね。たまには、こんなゆったりとした曲を聴くのもいいかもって思わせる可愛い曲です。ハッピーエンドのロードムービーのエンディングに使えそうな曲です。
5. Montana
モンタナの自然を歌った歌かな?ワルツのテンポがいい感じのこれもかわいらしい曲です。
6. Watchin’ Over Me
Handclaps: Walt Fowler
ここまで聴いてみて、どの曲もかわいらしい、そして楽しい感じ。67歳のおじいちゃんさすがです。間奏と最後のフィドルがいい感じ。ところで、ウォルト・ファウラーさんの手拍子はどこに入ってるのかな?何で、トランペット吹いてないのか?ガッドさんのバンドつながりで遊びに来たのかな?
7. Snowtime
Condactor: JoAnn Tominaga
Cocertmaster: Antoine Silverman
Violin: Jonathan Dinklage, Rachel Golub, Hiroko Taguchi,
Entcho Todorov, Orlando Wells
Viola: Katharine Kresek, Philip Payton
Cello: Emily Brausa, Peter Sachon
どこまで、可愛い曲が続くのか、「Snowtime」だから冬の曲なんだろうけど、この明るさは何なんだろう。後半のティンバルの音なんて、カラッとしてて冬の厳しさとか感じさせないもんね。
8. Before This World
Cello: Yo-Yo Ma
Vocal: Sting
アコースティックギターの音色が綺麗な牧歌的な歌です。スティングさんとのツインボーカル。間奏のヨーヨー・マさんのチェロとアコースティックギターのからみが美しい。この間奏の後、ちょっと曲調が変わります、よく見たら「Jolly Springtime」という曲とのメドレーになってたんですね。
9. Far Afghanistan
Shehnai: Rajendra Prasanna
この曲は、ちょっと他の局と違って重い感じですね。曲名も「遠い アフガニスタン」ですからね。シャハナイという、ちょっとチャルメラのようなインドの笛が印象的な曲で、このCDで唯一、暗い感じの曲です。
10. Wild Mountain Thyme
Vocal: Caroline Taylor
Vocal: Henry Taylor
最後の曲もバラード、しっとり歌う感じとコーラスが綺麗な曲。フィドルのオブリガードがまたいい感じ。
疲れた時や、ほっこりした気分になりたいときにおすすめ、リラックスして聴けると思います。ちょっと、ほめすぎか?でも、このCDを聴いた後に1971年の「Mud Slide Slim and the Blue Horizon」と聞き比べると、今のテイラーさんの声の温かみや、やわらかさ、すっごくいい感じです。
そういえば、このCD、ビルボードで1位になったそうです。初めての1位ってことでご本人も喜ばれてました。
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