シンコデマヨいってきた ― 2017/05/11 07:03
JAPANとHong Kongの試合を見た夜、お台場に行ってきた。

2013年代々木公園で始まり今年で5年目の「シンコデマヨ / Cinco De Mayo」。スペイン語で「5月5日」を意味していて、元はメキシコのお祭りで、アメリカに広まって、日本にやってきたイベント。毎年、大学のときに一緒にバンドをやっていた友達がドラムを叩いているバンドが出演しているのですが、今年は、大トリで出演するって事なので観にいくことに。

20:00からのステージだったのですが、ぎりぎりで間に合いました。
バンドの名前は「MOLO」前回見たのが2015年の9月なので、1年半ぶり。このバンドは、前にも書きましたが、カルロス・サンタナさんの弟のホルへ・サンタナさんが参加していた「MALO」のコピーバンド。ゴキゲンなラテンロックを聴かせてくれます。前のライブを見たあとに復習をしたので、ギターの方がMCで「聴いた聞いたことの無い曲やります」と言ってましたが、聴いたことがある曲ばかりで面白かった。

「I'm for Real」のようなバラードからスピード感のあふれる「Oye Mama」、「Nena」や「Latin Bugaloo」まで30分ほどのステージ。やっぱり、ラテンはいいですな~。パーカッションの音に、繰り出されるリズム...たまりません。

で、今回聴いてて思ったのですが、「MALO」の曲、ラテンだけあってピアノのモントゥーノが気持ちいいですな~。パーカッションもラッパもいいけど、モントゥーノカッコいいよね~。

てことで、「音」聴いて欲しいな~言葉じゃ伝わらないからね~。また、LIVEがあったら、観にいこっと。
あっ、そうそう、お友達にセットリスト送ってもらったので、一応、載せておきますね。
01. Bottom Line
02. Techno Rumba
03. I'm for Real from 2nd album 「Dos」
04. Suavecito from 1st album 「Malo」
05. Oye Mama from 1st album 「Malo」
06. Nena from 1st album 「Malo」
07. Latin Bugaloo from 2nd album 「Dos」
ちなみに、お友達のバンド「MOLO」のホームページがありました。興味のある方はそちらもどうぞ。
サクラの木の地衣類 ― 2017/05/12 07:04
家の近所のサクラ並木、花の咲く時期、すっごく綺麗なんです。でも、今日は、花の話ではなく、コケと地衣類の話。
そのサクラの木なのですが、樹齢を重ねたであろう、かなり立派なものなのですが、その樹皮にコケと地衣類がいい感じで付いています。花の季節が終わった後、このサクラ並木を歩くたびに、この樹皮のコケを眺めてます。
ちなみに今回はルーペを忘れちゃったので、あまり細かい写真はないし、大きく撮ることに夢中になって全体像を取るのも忘れちゃいました...。でも、本当にいい感じなんですよ...。
左がコケで右が地衣類かな...たぶん、左はヒナノハイゴケ、今度ルーペで雌包葉(黄色く見える部分)をちゃんと見てみようと思います。右はハナゴケの一種でしょうか?コケと地衣類は見た目は似てますが、まったく別の生き物、コケは植物(ということは、サクラに近いって事)、地衣類は菌(きのことかカビに近いイメージかな)なんですね。

2種類の地衣類が写ってます。黄色いのはロウソクゴケかダイダイゴケの一種かな?

白っぽいのはハイゴケの一種かな。樹皮を覆うこの配色の感じが、いいんですよね。

少しはなれたところにあったウメノキゴケ。葉状体が綺麗な形でできています。

以前から気にはなってたんですけどね...木にへばりついて顔をくっつけてる大人、周りから見たら変な人ですよね...。でも、これ面白い。
25周年 ― 2017/05/13 07:03
息子が好きだったのよ...

東京駅一番街東京キャラクターストリートによったら、「星のカービィ」の25周年のイベントをやってた。
息子が好きだったんだよね~、小さかったころ...NINTENDO64の「星のカービィ64」毎日のように遊んでました。最初は、できないステージで大泣きしてたんですけどね...気がつけば息子の方が自分より上手くなってて、攻略法を教えてくれるまでになってました。そういえば、息子は小学校の図画の宿題で、カービィの漫画を作ってましたね。しかもオリジナルのストーリーで。
ということで、懐かしくて足を止めて写真撮ってきた。

なんか、憎めないんですよね...この丸いの。

東京駅ってことでテーマは電車、イベントのタイトルも「星のカービィ プププ☆トレイン」だもんね。なので、駅員さんの格好してるんだね。

グッズコーナーには、こんなジオラマも。これ、ムッチャかわいいかも...でも、このお弁当、カワイすぎて食べられないよね。

このポーズ、自分の好きなポーズです。ゲーム中、何の操作もしないと、このポーズをするんだよね~。

もうゲームをすることも無いと思うけど、やっぱりカービィかわいいな。
あっ、残念だけど、東京駅のイベントは10日で終わっちゃいました。明日までなら、東急ハンズさんで、グッズのフェアやってるみたいですよ。
ケロケロケロ... 再び ― 2017/05/14 07:04
The Indifference Engine ― 2017/05/15 07:05
「ハーモニー <harmony/>」も面白かったので、伊藤計劃さんの短編集「The Indifference Engine」を続けて読んだ。
いろんな方が書評を書かれてますな...ということで、この短編集も面白かった。本当に、多彩な方です...漫画からハードな小説から、ちょっとコミカルなものまでバラエティに富んだ短編集。絶筆の「屍者の帝国」の冒頭部分も掲載されています。それにしても、この才能、本当に惜しい...。

収録されているのは以下の9作品。
1.女王陛下の所有物 On Her Majesty's Secret Property
漫画です。「007」は、記憶を次の身体に移して継がれているって話。これと「From the Nothing, With Love.」は同じテーマで書かれています。映画の「007」がいろんな俳優で継がれているところからアイデアを取ったのかな?それにしても絵が上手だなって思ったら、武蔵野美術大学を卒業されてたんですね。
2.The Indifference Engine
ルワンダの大虐殺をベースにしてるのかな...部族同士の争いを描いた作品なのですが、主人公は少年兵。この作品は読んでいるときに、心がヒリヒリする感覚がずっと続いてました。これ、現実の話だもんな、世界には、学校にも行けず銃を持って闘っている子供たちがいるんだもんなぁ...。
3.Heavenscape
コナミのゲームをベースにした小説、これ、「虐殺器官」のプロトタイプですね。この作品では、虐殺をするのは言葉がキーではなく「スナッチャー」と呼ばれるアンドロイドです。
4.フォックスの葬送
この小説もコナミのゲーム「メタルギアソリッド」の世界です。ベトナム戦争なのかな...「地獄の黙示録」みたいな世界観、男の小説です。
5.セカイ、蛮族、ぼく。
青春小説のような軽いタッチなのに、むっちゃエログロな小説。こんな、小説も書けるなんて、それが凄いと思った。今、思ったんだけど「ハーモニー <harmony/>」の冒頭も似たタッチで書かれてましたね。
6.A.T.D:Automatic Death ■ EPISODE:0 NO DISTANCE, BUT INTERFACE
これも漫画。なんとなく「虐殺器官」に世界観が似てるなと思ったら、この漫画の世界観が「虐殺器官」に使われてるんだそうです。
7.From the Nothing, With Love.
「007」オマージュの作品。この作品、面白い。「007」の作品、読んでみようかなって気持ちになった。
8.解説
「屍者の帝国」の続きを書いた円城塔さんとの作品。これ、良く分からない...。
9.屍者の帝国
フランケンシュタインとスパイの話?完成作品読みたかったな...円城塔さんが引き継いで完成させた作品、読んでみよう。
しつこいようだけど、本当に惜しい才能を失ったな、ボクたちは。