she waits patiently・he never fades / ichika ― 2018/04/11 06:05
エイプリルフールかと思ったらホントだった...4月1日にichikaさんの新譜が2枚同時リリースされたので、早速ダウンロード。
3月29日にichikaさんのTwitterで、そのことが発表になってすぐですからね、しかも、ichikoroのシングルもリリースされてすぐだったので、本当だと思わなかったんだよね...。
ということで、she waits patientlyはギターソロ、he never fadesはベースソロの作品。自分は最初にギターからichikaさんを聴き出したので、てっきり生粋のギタリストだと思っていたら、バンドではベースを弾いてたんだそうです。Among the Sleepでもベースを弾いていたので、丸っきりの初出でもないですね。
それにしても、ichikaさんのベース凄い、というかその奏法のオリジナリティがすばらしい。自分の中ではWeather ReportのJaco Pastoriousさんが一番で、それ以外にも、スラップだとMarcus Millerさんとか、ロックだとBilly Sheehanさんとか何人か好きなベーシストがいるのですが、その誰とも違う音と奏法を聴かせてくれてます。ichikaさんのベースは、ベースギターですね。いわゆる、アップライトベースの流れをくんだエレクトリックベースではなく、ギターのベース版って感じです。
ichikaさん曰く、ギターは女性の声、ベースは男性の声なんだそうで、それぞれのそのイメージで曲作りをされたそうです。
そのshe waits patientlyは、1枚目のFornの流れをくんだサウンドですが、より情緒的で、繊細で美しいが曲が並んでます。

収録されているのは以下の5曲、
1. salvation
「救済」って曲名の割には、弾んだ明るいイメージの曲、あぁ、「救い」って意味もあるからな...これでいいのか。
2. illusory sense
MVがYOUTUBEで公開されてます。
3. farewell
この曲もやさしい感じ、確かに女性ってイメージです。
4. circle
ichikaさんにしてはアップテンポな感じかな。リズムは独特だけどね。
5.euphoria
それにしても、本当に綺麗な音だし、メロディだよね。
he never fadesは、ギターの奏法をそのままベースギターに持ち込んだ作品。ムチャクチャ独特な世界観をかもし出してます。

1. town
2. clash
緩急のつけ方が印象的な楽曲です。これ、カッコいいです。
3. he waits patiently
この曲もMVがYOUTUBEで公開されてます。ichikaさんのTwitterによると「孤独や嫉妬、怒りという感情から優しさが生まれるまでの過程をベース1本で音楽にしました」なんですって。
4. phantom
5. terminal
聴いてると確かにベースの音って男性の声だな...というか、メロディ楽器ってイメージじゃなかったからな。Jacoが紡ぎだすメロディアスなベースラインとはまた違った、独特な世界なんだよなぁ、なんとも表現しづらいけどね...。
結論として、2枚とも必聴の作品です、とにかく、聴いてもらわないとichikaさんの世界観、伝えきれない...。
やっぱり、生で演奏見てみたいなぁ。6月にワンマンライブするそうなんだけど、チケット取れるかなぁ。
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