オートマタ ― 2020/07/04 07:02
展覧会のタイトルは「話せば短くなる」、Twitterで見ていた原田さんのオートマタ(西洋からくり人形のこと、詳しく知りたい方は、ググってみてね)作品の実物を見て、かつ、触って自分で動かしてみたかったので嬉しかったですね。
こんな感じで、壁にオートマタ作品が展示されていて、奥には、ここに展示されていない動画も上映されてました。
一つ一つの作品を実際に手で触れて、自分で動かすことができるんです。
これ、凄いですよね。
とっても、楽しい、ひと時を過ごせました。写真も動画もOKだったので、写真では良さが伝わらないので動画を取ってきたのでおすそ分けします。
ちなみに、原田さんのInstaで作品が動いているところを観ることができるので、そちらも是非フォローしてくださいな。
今回のコロナウイルスをやっつけるという趣旨の作品「ウイルススナイパー」。動画ではわかりづらいですが、注射器型の光線銃でコロナウイルスを打ち倒すってもの。緑のボールがウイルスですね。こういった、ユーモアというか発想が原田さんの面白いところですね。
原田さんは音楽も好きって言うことで、音楽をモチーフにした作品も作られてました。
ビートルズの「HELP」です。アルバムジャケットの四人のポーズを作品にしたものです。ジャケットを見たこと無い方はこちらをご覧ください。
ビートルズといえばのローリング・ストーンズ。こちらは、彼らの1966年のシングル「Paint it Black / 黒く塗れ」からインスパイアされた作品。赤いドアは、歌詞の1行目に出てくる「赤いドアを黒く塗りたい」からきてるんだそうです。ちなみに、ドアに描かれている「23」も意味があるそうで、「23エニグマ」でググってみてください(ちなみに、自分は知りませんでした)。
で、この二つのグループに影響を与えた人といえばのボブ・ディランさん。作品のタイトルは、動きをみたまんまの「Like a Rolling Stone 」。石の動きが面白い。
こちらは「ジャンゴ・ラインハルト」。いわずと知れたジャズギターの名手ですね。原田さんの説明によると、右足のリズムをとる動きが最高なんだそうです。
動物ものの作品も多かったですね。この作品は「テディベア / Teddy Bear」。Twitterの説明によると「ウイルス危機が収束する日を首を長くして待っています。」だそうです。
これの動きは凄いと思います。デコイが上下するだけでなく、卵がポトっと産み落とされる動きが付いてるので...自分の好きな作品です。タイトルは「DECOY / デコイ」です。
自分がゆっくりレバーをまわしていたら、係りの方が、「もっと、早くまわしたほうが動きが出て面白いですよ」って言われて録ったのがこれ。ご覧になってお分かりのようにタイトルは「へそで茶を沸かす」です。
それぞれの作品の原田さんの説明も、クスっと笑えるコメントが書かれていて楽しかったです。楽しい作品を観ることができて良かった...。
会期は、明日の5日までなので...
興味のある方は、是非、見に行ってください。