LIFE of PI2012/12/18 21:28

 映画、Life of Pi(邦題:ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日、香港での題名:少年PI的奇幻漂流)を見てきました。

 嵐で乗っていた船が沈没して、トラと一緒に太平洋を漂流する少年の話で、ヤン・マーテルという作家の「パイの冒険」という小説が原作になっています。
 最初「Pi」って、「ピ」だと思っていたのですが、「パイ」だったんですね。映画の冒頭で、そんなエピソードが語られていて、「ピ」が英語の「おしっこ」に音が似ているので、友達にからかわれたり、「パイ」が円周率の「π」に由来しているということで、パイ少年が円周率を暗記しているところなんかが描かれています。チケット買うときに「ピ」って言わなくて良かった...てね。
 もともと、この小説、そのトラの名前が「リチャード・パーカー」というのですが、実際に起こった海難事故での話がベースになっているという噂があります。興味がある方は、「リチャード・パーカー」でググってみてください。

 話の内容もさることながら、その映像の美しさはすばらしいの一言に尽きます。そりゃ、CGじゃないかといわれればそれまでなのですが、幻想的なシーンから、太陽や、星、月、雲、海といった自然のシーンまで、本当に美しい。この映像の美しさを見るだけでも価値のある映画だと思います。

 英語のヒアリングのせいで、最後のパイ少年が救出されてからの日本企業(乗っていた船が日本企業の船なんですね)の社員とのくだりの意味が良く分からなかった。ここ重要だったのかな?流れから言うと無くても良かったのかなと、まぁ、言葉のせいもあるのですが...。今度、日本語で見る機会があったら注意して見よっと。
 とにかく、今年見た映画では、一押しの映画です。

 そういえば、3Dメガネが別料金でした。HK$22(約220円)、今度から3D映画は、マイ3Dメガネ持参ですな。